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【子育て】こんなときどうする? #17 外ではいい子にできるけど…

このシリーズも#17まできました。
引き続き頑張ってみます。



幼稚園では、先生にも問題ないと言われるし、片付けもちゃんとやってるみたいだし、友達と喧嘩はあっても大きなトラブルにはなっていないみたいだし、心配ないのかなって思うけど…

じゃあなんで家では全然片付けもしないし、暴言なんかも言うし、イライラさせることばっかりするのー!

というお話、割と多く聞いてきました。


実は、子どものこのような姿、捉え方がいくつかあるんです。

一つは、タイトルにもした、外ではいい子なのに、という捉え方。

できるんだったら家でもやってよ?と思いますよね。


そしてもう一つは、

外ではちゃんと空気を読んで、察して、怒られないように自分を律して頑張っている!


という捉え方です。

一つ目とは、イメージがだいぶ変わるかと思います。

子どもなりに、幼稚園など集団の中では、やらなくちゃいけないことも感じているし、なんとか頑張ってやっている。

だから、家ではその反動なのかもしれません(笑)

かくいう私も、仕事ではいろいろ気を張って頑張りますが、仕事を終えて家に帰ってくると、もう何にもしたくなくなります(笑)。全てが面倒になることもあります。

子どもも、どこでも四六時中頑張っているというのは、少々厳しいんですよね。

家だからこそ、一番安心できる場だからこそ、一番甘えられる相手だからこそ、そういう姿が出せるのかもしれません。

家ではやらないんですと憤慨するお母さんに、「でもまぁ、逆よりいいですよね?」というお話も、何度もしてきました。

逆は、、、やはりもう少しセンシティブな話になります。

家ではとてもいい子→外ではトラブルメイカー。

このパターンになってしまう時は、きっと子ども自身や家族間で何かしらの負担やストレスやすれ違いが存在していて、それが外ではトラブルを起こしやすいというような形で表面化していることがあります。(場合によっては、多面的に見ながら、負担やストレスの解消に向けて、周りの人がサポートしていくことも必要になってきます。)


なので、外ではいい子、というのは、社会の中でもまれて頑張っている証拠でもあります。

たまには、そんな風に捉えてあげてみてください。

また、幼稚園では頑張っているのを知っているからねと言葉で示してあげるだけでも、なんだか報われた感じがして、家での行動も変わってくるかもしれませんね。


未来を担う子どもたちの健やかな成長を願って…。大切に使わせていただくことを約束します!