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#エッセイ
夫からの「好きだよ」に答える、私なりの正解|SUPER BEAVER『言えって』
夫から「好きだよ」と言われるたび、居心地の悪い思いをしていた。
どう答えれば良いか分からないから。
分からないとは少し違う。「私も好きだよ」と答えればきっとすべてが上手くいく。夫の言葉にたぶん嘘はない。それと同時に、きっと彼は私からの「好き」を求めてもいる。分かってはいる。
それでも私はその言葉を上手に発することができなかった。その言葉に対して感じる違和感を無視することができなかった。だから
久しぶりに彼女の夢を見た
当時のように屈託なく笑い合った感覚が、目が覚めてもしばらくそこに残っていた。彼女は私にとって特別な存在だった。
最近観たクィア映画『ユンヒへ』を思い出す。互いに想いを抱きながらも別れを選んだレズビアンのカップルの、別れから20年以上が経過した後を描いた作品である。ジュンはかつての恋人・ユンヒを夢に見るたび彼女に手紙を書く。しかしそれは実際にユンヒの元に届くことはない、はずだった。ジュンの叔母であ
27歳と半年、魂の現在地。
23歳のとき、私の中に「アイドルオタクとしての私」が生まれた。そこから数多の素敵なアイドルに出会い、その後の私の生活はアイドルを推すことで豊かに彩られてきた。そんな日々を過ごす中、先日ついにBTSに出会った。アイドルを推しているとまず間違いなくその名前を目に耳にすることになる。だからそれは当然の、もっと言えば遅すぎる出会いだった。そしてBTSとの出会いは私にとって、他のアイドルとの出会いとは全く異
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