【第45回】【復刻】地区防災計画制度が創る未来【別冊梗概集第1号第2版】
質問 別冊梗概集第1号「地区防災計画制度が創る未来」が復刻されるんですか。
概要
①別冊梗概集第1号「地区防災計画制度が創る未来」の第2版
②メールで注文可能
③学会誌のバックナンバーの復刻
④梗概集第1号第2版の主な目次
解説
①別冊梗概集第1号「地区防災計画制度が創る未来」の第2版
地区防災計画学会誌別冊梗概集第1号「地区防災計画制度が創る未来」は、もともとは、2015年7月に刊行されました。
これは、仙台市で開催された地区防災計画学会第1回大会の予稿集として使われたものです。
地区防災計画制度創設期の内閣府をはじめとする政府内の議論、地区防災計画学会内の議論、外国制度の影響等について詳述された貴重な資料であり、多くの方にお求めいただきました。
そのため、売り切れになってしまいまして、長く増版を求める声があがっていました。
そこで、このたび、学会誌のバックナンバーを整備していくため、加筆修正を行い、第2版として復刻することにしました（2022年6月1日発刊予定）。
また、下記の表紙につきましては、九州大学教授の尾方義人先生のお弟子さんである九州大学芸術工学部の久保瑞希様に新たに御作成いただきました。ありがとうございました。
②メールで注文可能
本号につきましては、非会員の方は、定価4,000円（非会員価格）で、地区防災計画学会の会員・連携会員の方は、その半額で購入することができます。
御注文いただく場合は、メールに、①名前、②郵便番号、③住所、④電話番号、⑤メールアドレス、⑥梗概集1号第2版の注文である旨、⑦必要な冊数（記載がない場合は1冊とみなします。）を記載して、地区防災計画学会事務局までメールで御注文ください。なお、Amazonでは注文できません。
地区防災計画学会事務局メールアドレス
mail : info(a)gakkai.chiku-bousai.jp(メール送信の際は(a)→半角@に変えてください。)
購入方法の詳細はこちら
③学会誌のバックナンバーの復刻
地区防災計画学会誌については、2014年9月の創刊号の発刊以降、これまでに合計で24号が発刊されていますが、非会員の方が購入されることも多くなっており、半数以上の号が売り切れになっています。
これらの号の増版を希望される方も多いことから、今後は売り切れとなっている号を中心に必要に応じて加筆修正を施して復刻し、バックナンバーを整備していく予定です。
④別冊梗概集第1号第2版の主な目次
【巻頭言】
・室﨑益輝（神戸大学）「梗概集第１号の発刊に当たって」
・矢守克也（京都大学）「「～して下さい」と「～します」」
【論文】
・近藤誠司（関西大学）・杉山高志（京都大学）
「地域防災実践におけるアイデンティの変容―神戸市長田区真陽地区の津波避難対策を例に―」
・大矢根淳（専修大学教授）
「｢安渡町内会津波防災計画づくり検討会｣の取り組み―地区防災計画策定の体制と調査―」
・伍国春（中国地震局）
「中国の地域コミュニティの防災活動の現状及び対策」
・金思穎（専修大学）
「日本の「地区防災計画制度」に基づく防災活動と中国の「社区」の防災活動に関する考察」
・井上禎男（福岡大学）
「上大河平地区（宮崎県えびの市）における地区防災計画策定への取組み」
・三舩康道（ジェネシスプランニング代表）
「東日本大震災から学ぶ地区防災計画の課題」
・守茂昭（都市防災研究所）
「都心の真っ只中で考える地区防災計画」
・中澤幸介（新建新聞社）
「地縁を生かしたBCP」
・磯打千雅子（香川大学准教授）
「女性と子供が育む地区防災計画―共感の防災力―」
・西澤雅道（内閣府）・筒井智士（NTT東日本）・田中重好（名古屋大学）
「東日本大震災後の地域コミュニティにおける住民主体の防災計画の課題―災害対策基本法に基づく地区防災計画制度の在り方―」
・川脇康生（兵庫県庁）
“Role of Social Capital in Promoting Mutual Aid after Disasters”
・田中行男（一般財団法人関西情報センター）
「地区防災計画におけるICTの役割について―自助・共助のための災害情報共有システムの実現モデルの検討―」
参考
本号は、最近弘文堂から刊行された「地区防災計画学の基礎と実践」の背景となる議論も多数含んでいます。
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