「真昼のユウレイたち」岩瀬成子・作ブックレビュー
幽霊が出てくる小説は苦手だ。
だってたいがいホラーだから。
ホラー小説は、とんでもないレベルの恐怖を追体験させてくれるものだから読むとしんどい思いをする。
それなのに読み始めたら最後、恐怖の結末を知りたいが故に手を止められない。
結果、しばらくの間お風呂では鏡を直視できなくなるし、
寝るときは仰向けオンリーを強いられる。
深夜に起きたくないから水分はあまりとれないし、物音にも敏感になる。
幽霊に怯えるのはなぜかいつも夜だ。
さて、今回の作品。
「真昼のユウレイたち」
岩瀬