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人生を変える意志と細胞の話

どうすればいつも明るく生活することができるのか?どうすればネガティブな性格を変えることができるのだろうか?ということについて書いていきたい。
……その前に細胞の記憶情報によって、感情が決まるといったらあなたは信じるだろうか。

臓器移植などで心臓を移植すると前の持ち主の性格が反映されるという有名な事例がある。
一昔前までは科学者の間では、性格とはシナプスの繋がりによって決まるというのが定説だったが、先程の事例のように実はそうではないらしい。

自分自身が意志をどうもつか、それが電子や原子核に影響し、細胞に記憶される。いくら楽しいところにいても楽しい意志を持たない限り、心は変わらない。逆にそんなに楽しくないところでも楽しい意志をもてば、心は楽しいまま過ごすことができる。

環境によって意志の有り様はかわる、しかしそれは環境の変化に対して、ありのままに受け止めてしまうか、環境から独立して自分は自分のままでいるかは自分で選択することができる。

例えばネガティブなことが起きたときにそれに対して素直に反応してしまい、ネガティブに捉えるのか、逆に何が起きても自分はポジティブでいるのだという心を持つのか。

ある刑務所の中の話で、どんなことがあってもポジティブに考え、希望を持ち続けた人が生き残る率が非常に高かった話がある。

これは楽しい意志をもち、それに引き付けの法則が働いてそうなったのだろう。

逆に坂本龍一のサプリメント愛好家なのにがんになった話があるが、これは飲まないと不安になる、飲まないとだめになるといつネガティブな思考、意志が細胞に記憶されたが故に起こったことだろう。

飲まなくても自分は大丈夫だ!という意志を持っている方が逆に健康的な生活を送れるかもしれないということだ。

最近健康ブームで、肉を食べずに野菜だけだったり、小麦はやめている、腸内環境、睡眠の質、瞑想などありとあらゆる健康法が世間に溢れている。
しかし考えてほしい。それで健康にはなれるかもしれないが、心、性格は変わるだろうか?
逆に健康にこだわりすぎている人のほうがすぐネガティブになったり、人生がおもうようにいかない人のほうが少なからず見受けられる。

今まで書いてきたことが本質であるならば、
原因と結果の法則で有名なジェームス・アレンが書いた人生はあなたが思ったとおりになるという本の題名は本質を捉えていることになる。

ではここからが課題の一つとして「どうすればその意志はコントロール、増大、減少できるか?」ということだ。

ここからは私の個人としての意見であるため、まだ研究の余地があるが書いていこうとおもう。

まずは
①何があっても、楽しく、明るく過ごすという確固たる意志をもつということ
は大事になってくるだろう。
どんな環境にいても、状況だとしてもそう過ごす、考えると決めてしまうということだ。

次に考えたいのは
②行動によって思考が生まれる
という考え方だ。
最近フリースクールというものがある。不登校の子が、通う第2の学校である。
そこに通いだした当初は目も合わせられなかった子が通い続けることによって、生き生きとした明るい性格に変わるということが起こる。

これはフリースクールでは自由に自分の好きなことに取り組んで良いという環境の中で、子供が楽しいことを選択し、仲間と楽しく過ごす内に、だんだん意志が楽しい方に変化していき、細胞記憶をかえたと私は考えている。

確かこの概念は心理学で行動心理学という分野に当てはまると思われる。(間違っていたらごめんなさい)
つまり行動が変わることで心が(細胞記憶)変わるということだ。

3つ目は難しいかもしれないが
③ネガティブに考えだしたら、考えることをやめる
ということだ。
ネガティブに考えれば考えるほどにそれが細胞記憶となり、ネガティブに考えることが当たり前ということが細胞に記憶されるため、悪循環になる。
考えることをやめるときめるのだ。
それかネガティブに考えだしたら、違うことに集中する、何か他のことに集中することで、その思考を止めることができるというのもテクニックの一つだ。

そして最後に伝えたいとは、
④今の自分を変えたいと心底思う
ということだ。

コンフォートゾーンという言葉がある。
今の自分の状況をかえることは人は皆抵抗があり、今の状況を変えようとしない、変化を避けるという心理が働くのだ。これをホメオスタシスという。日本語で恒常性ともいう。

しかし例えば人からバカにされた、悔しい思いをしたなどの経験をすれば、今のままの自分じゃだめだと決心することができ、意志を強制的に変えることができる。
ここで馬鹿にされて、凹んでしまい、マイナスの意志、ネガティブ側の意志に転んでしまえば意味はない。

そういう経験がない場合は、「今のままの自分でいれば将来どんな未来が待っているか」と考えることが有効かもしれない。
そうすればコンフォートゾーンから抜け出さなければならないという良い意志が働く。

最後に。
人間の心というのはとても複雑です。
でも突き詰めればシンプルだとも思うのです。
それをいつか解明し、多くの人が理解すればこの世の中は変わると思う今日このごろです。





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