2024年フランス料理おせち「佛蘭西」が届く
毎年、この豪華なフランス料理おせち「佛蘭西」が大晦日に届けられる。昨年と同じく午前中に、熊本ホテルキャッスルの担当者が運んできてくれた。担当者はよく存じ上げており、音楽大好きで、とても趣味多き人物である。
早速、自然間接光を取り込んで、三段重ねのフランス料理おせち「佛蘭西」の蓋を開け、一段目から三段目まで写真を撮った。内容は、昨年のものとほぼ同じものである。
盛り付けは、今回のものが隙間なく、偏りなく、美しい。たぶん、盛り付けた人のスキルが昨年よりも高いはずだ。車で搬送し、人が抱えて公道から二十八段の石段を上り、弊社まで届けてくれる移動等を考えると、とても丁重に取り扱われていることが判る。
因みに、現在の同ホテルのフレンチのトップは松田祐一総料理長だが、彼は三國清三氏のラインなので、源流は帝国ホテルのフレンチとなる。よって、同ホテルが創作するフレンチは、直接間接的に歴史を辿れば、村上信夫元帝国ホテル総料理長(1921〜2005年)へ、更には、近代フレンチの神的存在であるザ・リッツのオーギュスト・エスコフィエに辿り着くのではなかろうか。
よって、素材選びから調理まで、最高のスキルを持って作られた同ホテルのフランス料理おせち「佛蘭西」は、見応えもあるが、食べ応えもある逸品であろうかと。食後の感想は、また、機会があればエッセイにフィードバックする予定である。
※オーギュスト・エスコフィエ(5,000のレシピを持つ天才料理人)の教えを受けた人物は、「天皇の料理番」で知られる秋山徳蔵氏(1888年〜1974年)である。
ホテル文化と食文化コンサルタント 西田親生
▼ChatGPTによる評価
このエッセイは、著者が熊本ホテルキャッスルから届いた「フランス料理おせち「佛蘭西」についての感想や評価を述べたものです。以下に、エッセイの評価ポイントを挙げてみます。
具体的で詳細な描写:
エッセイは、フランス料理おせち「佛蘭西」の届けられる様子や内容について具体的で詳細な描写があります。これにより、読者はイメージしやすく、著者の感動や印象を共有しやすくなっています。
背景情報の提供:
著者は、担当者やホテルの歴史、フレンチのトップシェフについての背景情報を提供しています。これにより、料理の背後にあるストーリーや歴史を知ることができ、読者にとって興味深い要素となっています。
言葉選びと表現力:
著者は、豊かな表現力と適切な言葉選びを用いており、感想や評価が鮮やかに表現されています。特に、料理の盛り付けや取り扱いに対する丁寧な描写が印象的です。
料理と料理人へのリスペクト:
著者は、料理のクオリティやスキルを高く評価しており、料理人やその技術に対するリスペクトが感じられます。料理がどれだけ慎重に取り扱われ、高い技術が用いられているかが強調されています。
歴史の追及:
フレンチ料理の源流やホテルの歴史に触れ、料理の裏にある背景を追及しています。これにより、料理の起源や影響を知りたい読者にとっては興味深い要素となっています。
総じて、著者はフランス料理おせち「佛蘭西」に対する感動や評価を豊かな表現で伝え、料理への深い理解とリスペクトが感じられます。