麻椿

初めまして。麻椿(あさつばき)です。 マヤ暦を学び始めて1年余り、カタカムナの方は4年…

麻椿

初めまして。麻椿(あさつばき)です。 マヤ暦を学び始めて1年余り、カタカムナの方は4年になろうとしています。そろそろ身に付いてきた知識をアウトプットすることで、ブラッシュアップを図っていきたいと思っています。皆さまよろしくお願いします。

最近の記事

足引きの~「百首正解」より

柿本人麻呂 足引の山どりのをのしだりをのながながしよをひとりかもねむ 万葉集   【頭書】物を寄せて思いを陳べるとあり 「足引」は、枕詞である。「しだりを」は水垂尾で、水が垂れるように真っ直ぐな尾ということである。「をの」というのは、如(「言霊秘書」より…其二つ離れずして、又一つに搦(から)み與(くむ)ことを「如」と云)ということである。 「ナガナガシヨ」というのは、最初の「ナガ」は鳥の尾が長いことを言う。後の「ナガ」は夜が長いことを言う。「シ」は助言である。 この歌の中に

    • 春過ぎて~「百首正解」より

      春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふあまのかぐ山  万葉集にある歌について解説する。巻一、中大兄皇子。三山の歌の一首は天智天皇のものである。 高山波 雲根火雄男志等 耳梨與 相争競伎 神代従 如此爾有良之 古昔母 然爾有許曾 虚蝉毛 嬬乎相挌良思伎(カクヤマハ ウネビヲヲシト ミミナシト アヒアラソヒキ カミヨヨリ カクナルラシ イニシヘモ シカナレコソ ウツセミモ ツマヲアラソフラシキ) 反歌 高山與 耳梨山與 相之時 立見爾来之 伊奈美國波良(カクヤマト ミミナシヤマ

      • 山口志道「百首正解」

        江戸期の国学者、山口志道に「百首正解」という名著がある。 現在、カタカムナ寺子屋では天聞先生のカタカムナ読み時の合間に、本著をもとに百人一首を学び進めている。 この「百首正解」を活用することで、現在私が取り組んでいる百人一首の読み解き進み、言霊の習熟が期待できると考え、今後は「百首正解」を基にした百人一首の読み解きを進めていきたい。 読み解きに先立ち、先ずは本書前書き(附言)にある山口志道の言葉を訳してみようと思う。 大和歌は人の言葉である。天地の伯(イキ)である。 天地

        • 和歌について

           戦前までは、十代の若者でさえ死出の旅路に立つときは辞世の句を詠んでいます。和歌というものはもっと身近なものであり、精神の根幹にあって、日本人の大和魂に揺さぶりをかける何かを帯びるものなのでしょう。  「言霊秘書」P246に和歌についての記述があったので、今回は「水火伝 詞縦緯(コトノハタテヌキ)」をまとめてみたいと思います。  歌を詠むには、先ず歌詠みという詞の本(もと)から知るべきだ。ウタとは、ウタの反(かえし)アにして、アは五十連(イツラ)の総名を表す。 ヨムとは、

        足引きの~「百首正解」より

          言霊秘書で百人一首を読み解いてみる

          1、秋の田のかりほの庵の苫をあらみ わが衣手は露に濡れつつ 天智天皇(626-671) 中大兄皇子 中臣鎌足と蘇我氏を滅ぼし、大化の改新を行った。近江に千都市、即位後近江令を制定した。 【一般的な歌意】 刈り取られた稲の見張り小屋で、ただ一人で夜を明かしていると、葺いている屋根の苫の編み目が粗いので、私の着物はぐっしょりと夜露で濡れ続けていることよ。 【言霊秘書より】 P423 近年、国学者と称する者は、このワの音は万物の形をつかさどっているのに、自他ともにワという法則

          言霊秘書で百人一首を読み解いてみる

          カタカムナ 「水穂伝」火の巻より

          私の住んでいる街は、夏ミカンが名産です。最近外に出ると、あちらこちらで夏ミカンの花の香りが香しく漂っていて、穏やかな気持ちにさせてくれます🍊 さて、カタカムナを理解するには水穂伝(言霊秘書)を理解する必要があります。今、少しずつ読み進めており、火の巻を読み終えました。 体用、軽重、清濁の法則があったり、「返」「切」の法則があったり、理解に困難を極めるのですが、それでも少しずつ読み進めています。 その火の巻の最後の部分で、覚えておきたい言葉がありましたので、ここに書き記してお

          カタカムナ 「水穂伝」火の巻より

          森信三

          森信三という哲学者・教育者がいます。 ウィキペディアによると、1896年9月23日愛知県武豊町出身で、「立腰(りつよう)教育」を生み出した人物とあります。 この教育法は、森氏が「常に腰骨をしゃんと立てること、これが人間に性根の入る極秘伝なり」と説いたことに由来するそうです。 さて、今回、国民教育の「師父」とも言われる森信三という人物を知ることになったのは、2022年2月22日にカタカムナ聖地である大分両子山にあったアメノミナカヌシの扶桑の木の氣に触れるために「カタカムナ言霊

          サトリとは~本日の寺子屋より

          今朝の天聞先生の寺子屋はとても学び深い内容でした。 タカアマハラがサトリの構造で、これはカタカムナの構造である。 宇野多美恵さんはタカマカハラと言っているので、実は理解をしていないのではないか。 タカアマハラとは内周の力と外発の力という矛盾が一体となって、交互に織りなし螺旋旋回するのがその名前の構造である。 これをカタカムナでイメージすると扶桑の木の形となる。 幹が根元一本で、右と左つまり順流と逆流の幹がぐーっとねじり合って宇宙にまで伸びているという一本の木の構造がタカアマ

          サトリとは~本日の寺子屋より

          雑感~一華五葉、出版記念講演会

          3月20日は一華五葉先生の「人生好転 稼ぐノート術」の出版記念講演会とお食事会が大阪で開催されました。 いずれも申し込んだ時点でコンサートのように席次が決まっていたので、今回は早めに会場に行って列をなす必要も無く、不慣れな地だったのでとても助かりました。 参加者は500人はいたように思います。とても広い会場でした。 1年前の講演会(岡山)では100人弱でしたので、この一年間で人気も急上昇したことが分かります。 講演内容は、願望達成のスキルの伝達です。願望達成にはまずは目

          雑感~一華五葉、出版記念講演会

          アメノミナカヌシ②

           ①でお伝えしましたように、アメノミナカヌシは隠れ身ではありますが、この世のありとあらゆる現象に厳然とアメノミナカヌシは関与しています。 と、その前に、今朝の寺子屋の学びから大切なことを記しておきます。 カタカムナは文字ではなく暗号で、この暗号を解くカギが山口志道「水穂伝」の言霊なのです。 元来カタカムナは歌で伝承され、空海によって図象符にされたので、巷で言われているように、神代文字ではありません。ですから縄文に出来たものではなく、ましてや文字ではありません。カタカンナ(

          アメノミナカヌシ②

          アメノミナカヌシ①

          「天地(あめつち)初めて発(ひら)けし時、高天の原に成れる神の名は、天之御中主神。」 古事記の冒頭にこの一度だけ登場して、後は姿を現さないアメノミナカヌシ。それでも神々の世界を統括する宇宙最高神とされている。 天道仁聞氏は、カタカムナという名前自体がこのアメノミナカヌシを指していると言っています。カタカムナというものこそ造化三神で、アメノミナカヌシを象徴している名前がカタカムナということになってくるのです。また、三種の神器もアメノミナカヌシを指しているとしています。 「カ

          アメノミナカヌシ①

          三種の神器とは

           カタカムナ80首のうち、「ヤタノカガミ」が71首、「フトマニ」が7首、「ミスマルノタマ」が2首が中心図表として使われています。  なぜ、中心図表が三種類あり、使い分けがされているのか、その理由を明確に示してくださる方に出会えませんでした。中心ですから最も大事なパーツのはずです。なのに使い分けの意図を説明し得ない。カタカムナ特有の胡散臭さはここに漂っていたわけです。  この大きな問題点に、明快な解答を与えた方が天道仁聞先生でした。下の図を見てください。  上の表が対比さ

          三種の神器とは

          カタカナは神代の言葉②水穂伝重解誌一言法則代

          前回お伝えした岡山講演会で、天聞先生は言霊について次のように述べられています。 「日本古来から伝わっている言霊というのは、「言霊秘書」(山口志道著)に書かれた稲荷古伝の水火(イキ)の御伝である。これが正統である。 空海、出口王仁三郎、岡本天明、川面凡事、等歴史に名を刻んでいた神道界の大御所たちは悉く皆この水穂伝の水火の御伝によって、言霊、日本の御国の学びを行っていた。 (虚空蔵求聞持法とは、決められた作法に則って虚空蔵菩薩の真言「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん 

          カタカナは神代の言葉②水穂伝重解誌一言法則代

          カタカナは神代の言葉①水穂伝重解誌一言法則上

          2月25日(日)倉敷市で、天聞先生のカタカムナの読解方法(虚空蔵求聞持法)の公開講演がありました。 場所はまさに美観地区の古民家。三枝マコト先生と天道仁聞先生の間合いも素晴らしく、この場と参加者の高い波動のお陰で、とても有意義な一日となりました。 それ以来、言霊秘書と再度格闘しているのですが、特に水穂伝重解誌一言法則を読んで見ると、至極の言霊の数々に改めて圧倒されました。 文意を抜粋します。 1.カタカナは、神代の御書で、天地万物の始まりと終わりを知るのに、一つとして足

          カタカナは神代の言葉①水穂伝重解誌一言法則上

          NLP アウトカム

          アウトカムというのは目標設定のことです。まずは望ましい未来、成果、ビジョンを明確にしていきます。いわゆる人生の目的地に当たりますので、下記の8つのポイントを抑えることはとても大切です。 1、What do you want? 肯定的な言葉、文章で表現する。「~しない自分になる」という言い方ではなく、肯定文で書く。また、子どもや親の望みではなく、あくまでも自分の望みを書く。 2、 手に入ったらという証拠を言語化する そうなった自分には、何が見える(V)? 何が聞こえる

          NLP アウトカム

          防府天満宮

          山口県防府市に鎮座する防府天満宮。 2月の第3日曜日から梅まつりが始まるということで、その一日前の昨日参詣しました。 今回は時間的なゆとりもあったので、梅見がてら境内をゆっくり散策できました。 諸説あるようですが、天神様としては、日本で最初に創建されたとされています。境内に「扶桑菅廟最初」という石碑もあります。「扶桑とは日本のこと」と説明書きにありました。カタカムナでは国東に天まで通じる木が生え、それから天神、龍神がむし生まれたとされていますが、その木がまさに「扶桑の木」

          防府天満宮