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おうちで中華 - 醤爆鶏丁(キュウリと鶏肉の甘辛味噌炒め)

炒めたキュウリの美味しさはもっと知れ渡っていいはずだ。常々そう思っているので、今日は北京料理の醤爆鶏丁(キュウリと鶏肉の甘辛味噌炒め)を紹介する。

賽の目切りにしたキュウリと鶏肉を甜麺醤ベースのタレで炒める料理で、我が家の夏のド定番でもある。

実のところ、醤爆鶏丁を直訳すると「賽の目切りにした鶏肉の味噌炒め」という意味になる。料理名にキュウリを示す言葉はどこにもないのだが、キュウリを入れることがこの料理のお約束になっている。

醤爆鶏丁 酱爆鸡丁
jiàng bào jī dīng  

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醤爆鶏丁(キュウリと鶏肉の甘辛味噌炒め)

いざ食べれば、キュウリを入れる理由が舌で理解できる。それどころか、この料理の真の主役はキュウリだという気すらしてくる。炒めることで水気が飛びポクポクした食感に変わったキュウリとプリンとした鶏肉の相性抜群で、そこに甘じょっぱいタレがからみ、異様に旨いのである。

キュウリを炒めて本当に美味しくなるの!?そう思う方もいることだろう。僕だって北京で初めて見たときは驚いたものだが、「先に知ってしまった者」としてその疑問に答えるなら、「論より証拠。百聞は一食に如かず」。

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材料も調味料も入手しやすいものばかりなので、是非一度お試しあれ。あなたも「炒めたキュウリ」の虜になるはずだ。

あ、因みに、北京以外の地域だとキュウリを入れないこともあるようだが、僕の中でそれは醤爆鶏丁ではない(笑)。

レシピは1本300円ですが、マガジン「夏から秋の中華料理20選+1」なら21本で980円。1本47円となり大変お得ですので、マガジンをオススメします。

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