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千紘プランナーによるヨーロッパのベタな観光


帰国したのも束の間、またすぐにヨーロッパに行くことになった。

今回はなんと

前半でお母さんや叔母ちゃん、妹やいとこにも合流して

ウィーンへの往復で北イタリアとパリ な

オバサマ達うっとりコース


そして後半にはスナックで知り合ったおじさん達を引率して

トルコとギリシャのリゾートと遺跡とグルメを詰め込む

おじさん達ワガママコース


プランしてガイドするという、

いつもの一人旅より全然大きな荷物を心に背負う旅にトライ。


もちろんその間や最後に自由な一人旅も挟む。

プランして皆の予約をしていく段階で、もう行きたいところや予算の感覚や泊まれるレベルとかとかそれぞれが食い違うし1人ならサクサク決められる飛行機のレベル、
荷物設定とかも擦り合わせていかないとでなかなかげんなりするんだけども

それ以上にまずは心配で、私が心配しても仕方ないところまで責任がのしかかるようで、
めちゃくちゃ怖かった!

もう考えないようにしよう!と割り切らないと、

飛行機墜落やテロに巻き込まれたときの家族や親戚のことを考えたら地獄すぎて、全員守れる気もしないし、
自分が予約した飛行機や宿のせいで何かあったら…最悪のことを考えるだけで
ゲロ吐きそう…ごめん。

一人ならどれだけ周りにそれ危なくないの?と言われても、お金もなくても、旅し続けてなんとかなるさと思っているし、実際になんとかしてきたし、 

普通の観光マニュアルでは危険だからやめろと書かれるような移動と滞在方法でいくらでも過ごしてきた。

自分なら良い。対処できると思うし、最悪覚悟もしてるし。

でも人を連れて行くって、それだけであんなに怖いのかって。

しっかり平和ボケした皆はスリとかのマニュアルにある心配事はしても、実際何も起こると思ってない。
リアルな海外なんてこんなもんでしょって感覚もない。
普段の日本と同じ感覚で行かれてもそれを保つことなんて多分できないけど、それを言葉でわかってもらっておきたいところだけど家族ってもんはそんなにちゃんと話を聞いてくれるわけでもなくて。


もう… 正直そんな気が重い中での出発だったけど、

同時に楽しい気分になるべく持っていかないと せっかく行くなら楽しいモードも演出しなきゃだなって、
そっちのストレスまでかかってきたけど始まってみると皆があまりにノーテンキにウキウキ気分で空港からすでに写真を撮ったりしていて、
それまでの怖さは少し鈍って
なんとかなる気がしてきた!🐣


日本からの飛行機はオーストリア航空の直行便でウィーンに到着。
コロナ明けから爆上がりしている航空券代が、夏休みのこの時期しか皆の予定が合わないということで更にお高く、

そのあたりで1番安い日を選んでも往復22、3万円だった! 航空券代だけで!!

ちょっと前まで、私の一人旅では7万円で航空券代込みでヨーロッパ3カ国周って帰ってきたりしてたというのに。

今でも乗り継げば、もちろんもっと安い飛行機は取れるから1人ならそうするけど、

とにかくオバサマ達が一緒なので、無駄な出費は抑えるけど
ラクにできるところにはお金をかけてもとにかく具合悪くならないように!ということで。

ウィーンには夕方頃到着してその日はただ好きに夕食でも行きつつゆっくり休みましょうな日。

宿の近くを歩いててたまたま通ったちょっと高そうなレストラン。一人の時は絶対入らないけどおばちゃま達は気に入ってた
イトコがフランスで食べたいーとか言ってた「タルタル」をウィーンの一軒目で早速発見


フィレンツェやローマとかのただでさえ物価の高いエリアもまわるのでここでは予算を抑えて
エアビーで取っておいたコンパクトなアパートに皆(4人)でステイ。

コエアコンもついてないのがマイナス点ながら、寝るだけなら十分だしキッチンと皆で一応座れるテーブルもある。それでいったらウィーンの中でもだいぶコスパの良い宿だったと思う。

ウィーンは治安の良さでも有名なので、窓をあけて寝てもなにも問題ないってことで、エアコンはないみたい。

昼間に汗だくで散策観光してきたあとだと少しツライけど、8月末のこの時期でも夜は気温もわりと下がる。
皆暑さを散々心配してたけど深夜になると少し寒くて目が覚めるくらいで、なるほどってなっていた。

スーパーで買ってきた生ハムや惣菜でおうち乾杯したりもしてフル活用しましたわ。

翌朝時差ボケでかなり早朝に起きるだろうなと予想してたけどやっぱり皆、日も登らない頃からざわざわとお喋りを始めていたので朝から観光!

それでまた夕方頃に疲れて眠れてしまえば、翌朝は四時前とかにはもうパリに出発しないといけない飛行機だったのでちょうどいい。
時差ボケがまだ抜けないことを想定したプランだった。

おばちゃんが好きなお城だったり
観光地っぽいところを巡りながら、途中たまたま発見したお店に入ったりして疲れたらいつ帰って眠ったっていいしお気楽なウィーン:)

全員ビール好きなので偶然通りかかったbreweryのテラスレストランにも勿論寄っていこうー!となりテンションあがってた🍻

ウィーンもビール美味しい☺️
オーストリア料理も嬉しそうな母and叔母
高いだけの観光用馬車って誰が乗るんだろうって思ってたけど、見かけた途端「乗ろう🤩」
ここにいたーーー!!wwww
ウィーンにもおおきくて立派なゴシック様式の大聖堂が。
シュテファン大聖堂
オーストリアといえばの、シュニッツェルを、
広場で。
おばちゃんが疲れたand全部のお土産屋さんで立ち止まってなかなか進まないので😂あとで再合流にして、図書館にも行ってきた!
シェーンブルン宮殿
庭園も広くて 暑すぎるけど木の日陰を選びながら散策

このあとパリとイタリアに行ってから日本への帰国便のためにまた帰国前日に無事ウィーンに戻ってきたときにはローマから合流した妹も一緒だったんだけど、


皆との観光の記録はサクサクいっちゃいたいので、戻ってきた後のウィーンもここにまとめることにします🕺 


まず戻ってきた時のウィーンナイトでは、さすがにもうこっち(ヨーロッパ)の時間に慣れてるだろうと思ってラストナイトにミュージカルの予約をしておいた。

オペラやコンサートは毎日どこかでやってる芸術 音楽の街。

でもその日によって演目や劇場が違う。

せっかくなら1番大きくて豪華なとこで劇場から圧巻のオペラ!みたいなのを見せたかったけど(おばちゃんたちそうゆうの好きだから)この日のミュージカルはここだけだった。
休憩中に酒を飲むことしか考えてない女
お芝居を見たけど効果音が生演奏なのが贅沢。

この日やってたお芝居はこれだけだったから仕方ないんだけど、皆オーストリアの言葉なんてわからないから出来ればセット代わりや音楽や演出で飽きない、歌で話が進んでいくtheミュージカルなら皆わかりやすかったはずなんだけど、
わりと地味なストレート芝居だった。

わからない言葉で何分も静かな会話が続いていると退屈だろうなと心配になったけど、めったに見ないヨーロッパの演劇だったし全体的には満足していたようす。

ただ、セット美術が暗いのに計算されつくした絵画みたいだったことに私は感動していて…
アートなセットと照明、めっちゃ大事!!

ウィーン中には観光合間になるべく名物も制覇したいよねってことで
ザッハトルテを検索してそのときいた場所から1番近くに出てきたところに歩いて 着いてみると、

日本にもある有名店だったようで、
なんだウィーンに来てまで日本にもあるところじゃなぁ…と思ったらむしろ大喜び!

とくに叔母ちゃんは日本でもウットリしながら行っているお店らしく予期せぬタイミングで本場のに来れたなんて!と 皆の分を奢ってくれる事態😂

DEMEL

ザッハトルテ。濃厚なチョコレートケーキは私も好き💕

こっちでは歩き疲れた時もトイレに行きたい時も頻繁にティータイム(コーヒータイム)にする。
若い子だけじゃないと疲れてそんなに歩けないしショッピングにも寄りがちなので、時間をたっぷりとって何度休憩しても良いくらいのスケジュールにするのが吉。

といっても、おばちゃんという生き物は(私も年齢的には充分おばちゃんなんだけど)
行きたいところも多くてなるべく多くの観光地を制覇したいという願望もあるから、
どちらも叶えるのは至難の業である。笑

トラムに乗ったり、呼べるとこではウーバーを呼んだりももちろん出来るけど、呼べるところまで、駅まで、のたかが10分15分の歩きであってもおばちゃんたちにとっては「遠い」の。

どうしたってそこまでは歩けないと何かに乗ることもできないし、観光自体もヨーロッパは石畳とか多いからただでさえ足腰に負担がかかるんだけど歩いて回らないと見れないところがほとんどなわけで。


小さな子供と旅行することがあるお母さんも、子供達の機嫌やお昼寝タイミング次第の子供ファーストだから、ゆとりをもって組んだスケジュールでもなかなか計画通りに進まないのがよく理解できると思う。

私は子供はいないんだけど、友達の子供達と一緒に旅行することはちょいちょいあるから思いつきで動けないことも3箇所の行き先が一箇所になったり旅先での夜ご飯なのにコンビニ飯になったりするのもわかる。

おばちゃんたちと旅行に行く皆さんに言っときます!

グルメは楽しみたいだろうからコンビニ飯になることはないとしても、
抱っこしてあげられないぶんを差し引いたら小さな子連れ旅と同じくらい不自由になることを覚悟して!!笑

結局お金をかけて全移動送迎付きのバスや車のチャーターしちゃったりしないと、見たいものとラクさの釣り合いはとれないでしょね。

もし読んでくれた人の中にいろんな世界を飛び回りたい夢がある人がいたら

「今頑張って働いて定年したら行こう」などといって後回しにすると、経済的には何十万円分も損します!

見れる景色も限られます。

はめをはずすような現地の人との濃い思い出も激減するはずです。


若い時なら歩いて、バスや電車乗り継いで、安いとこ泊まって、過ごせた同じところでも
歳取ってから行くなら同じ日数で同じポイントを回りたいとしたらいちいち送迎つけて安全で静かな宿にして何倍もお金を使うことになるわけで

若い時にいっちゃってからそのぶん後で稼ぐ方がめちゃくちゃお得。

そんなのあたりまえのことだけど、なぜか「お金がないからたくさん働いてから行こう」という人がいて、「お金がないから今行ってから働かないともっとお金を無駄にするのになぁ。どうゆう計算してるんだろう」と思いつつ…

まぁ、ということは、さして行きたくもないってことなんだと思うけど。

でもなんにせよ、行きたいことややりたいことがある人はすぐにはじめましょー🕺

日本帰国の前のウィーン泊は駅近のアパートで。
古くて、わりと生活感のある、オシャレでときめくような宿ではないものの、
とにかく部屋が多くて広い。

また長距離飛行機に乗る前に窮屈な思いせずにゆっくりそれぞれ一人でぐっすり寝て身体を休められたらいいよねってことで広さと、空港に行きやすい場所で。

長期間のヨーロッパ旅とかは絶対キッチンがついてるとこがいいよ。毎日外食とかほんとやってられんから。円、激弱😭

ここで、2泊で五万くらいで、4人で泊まって割ったから1泊1人6250円くらい。

ほんとは3人で眠れるねーみたいな部屋もいくつかあったから最大10人くらい泊まれると思う。
それだけの人数で割るんならコスパ良し!

オペラの帰りにもう夜遅くて閉まってるお店が多い中、見つけてギリギリ滑り込んだレストランがやっぱり値段はするけど全部美味しくてラストナイトも幸せな時間が持ててよかった😋

牛のスープ、絶品!って大好評


皆との旅行が終わって空港までお見送りに行って、

(このガイド旅で5回も使うことになったウィーン空港にはスーパーマーケットも入ってるから空港について最後のお土産ショッピングもそこで楽しめるよ😍)

私はそのあと数時間後の飛行機に乗って1人休息にサルデーニャ島に向かったんだけど、


次の記事はまだまだ皆といたフランスとイタリアのおばちゃまツアーの様子🏰

皆が知ってるとこばかりだと思うけど良かったら見てね🐈‍⬛

よろしければサポートお願いします! また旅に出るときちょっとでも安全な旅資金および今夜のビール代にさせていただきます。できたらドローンも買いたい! 旅先でのお仕事依頼もお気軽にコメントください🕺