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それはまるで恋のような。



考えるだけでドキドキして

目の前に来ると緊張する

だけど会話をできたときは嬉しくて

会えない日は少し気分が塞ぐ。


私はこの感覚を、既に知っている。



パソコンに向かう。
運命の出会いを求めて、今日も私は書いている。


「今日はここまで」と一旦離れても

ああしようかな
こうしようかな

あらゆる試行錯誤の波がきて
頭と心から彼らが離れてくれることはない。



それはまるで、恋のようだ。


心臓が、鳴り止まない。


書くことに、恋している。

文字に。言葉に。物語に。



もしも今の恋が終わっても

私はまたすぐに、新しい恋をするのだろう。

追いかけても追いかけても振り向いてくれないときもあるけれど


たまに振り向いてくれる存在

気まぐれに優しくしてくれる存在

そして、ある時突然急に私の中に入ってくる存在

(なんてダメンズ‼︎)



だけども決して抗えない相手に


今日も私は脳を抱かれる。


そこらへんのどんな悪い男よりもタチの悪い相手に


私は今日も、恋をしている。




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