かわいちひろ

私の生きる世界を、味わうわたしの記録たち。

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マガジン

  • 未来塾と、わたし

    未来塾と関わる中で感じたこと。 未来塾とわたしの関係性。

  • ギャップイヤー体験記

    大学卒業から就職までの半年間の体験を記録していきます。

  • 休学体験記

    私の休学生活(大学3年後期から1年間|2020年10月~2021年9月)を紹介しています。 自分の経験を整理して残すため、感謝を伝えるため、そしてあわよくば休学という選択肢を後押しするきっかけになることを願って。

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なぜ、わたしは旅に出るのか

ーーなぜ、わたしは旅に出るのだろうか。 今、私の海外旅第2章が始まろうとしている。 第1章は、カンボジア・タイ・ベトナムを巡る24日間の旅だった。 精神不調やら体調不良やらでかなりしんどかった。苦しかった。海外旅向いてないな、とも思った。特にボランティアとかホームステイに関しては、怖くて怖くもうやりたくなかった。 なのに私は今、再び成田空港の国際線ターミナルに向かっている。 次の行き先は主にヨーロッパ。今度は28日間の予定だ。もうやりたくないはずの住み込みボランティアも

    • 大事にしたいものの手触り

      わたしはわたしのままで変わらないし、 わたしはわたしのままで変わり続ける。 わたしのふつうが、手で触れられる位置にちゃんと存在していた。 その人たちがいれば、どこの土地でもちゃんと同質の空気が流れる。 そのままの不完全な自分をさらけ出すことは、怖いけど、癒しになる。 心の深いところを探り合える時間は、尊い。 人には願いがある。 それをたまに思い出さないと、私が心から大事にしたいものを私が信じられなくなってしまう。 大事にしたいものを大事にしながら、 大事にしたいけど大

      • 大きな山に登り始めたところ。

        ここ1ヶ月ほど、仕事が楽しくなってきた。 入社してからこれまでしばらく仕事を楽しめてなかったから、仕事が楽しく充実しているのは、本当にお祝い。拍手喝采レベル。 けど、日々順調かと言われると、そういうわけではない。 できることが増え、持ち仕事が増えるたび、残業が増えていく。 島内在住でいつでも帰れるからって、みんなより+αで仕事をする日々。 最近は毎日3時間の残業。6時~18時で会社にいる。 疲れる。 自分の時間がない。 私のやりたいことは、仕事だけじゃない。 けど、

        • 地元が大切すぎる

          会社の長期休みを利用して帰省中の私。 東京にいる4日間、ひたすらに人と会って話して過ごした。 ここには、あまりにも普通の日常が、あまりにも普通に存在していた。 自分を知っている人がいるということが、あまりにも暖かかった。 仕事で使える存在かどうかなんて何も関係ない場所で、 喜んで私と一緒に時間をすごしてくれる人がいること。 第二・第三の家が多い私だけど、 この街にはそれらと比べものにならないほどのつながりと思い出がある。 愛着がある。 新天地で居場所がないことがどれ

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        なぜ、わたしは旅に出るのか

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        • 未来塾と、わたし
          11本
        • ギャップイヤー体験記
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          7本

        記事

          2023年→2024年

          一足遅いお正月休み中。 ようやく、2023年をふりかえり、2024年の抱負を考える気になってきました。 激動の2023年大激動の2023年でした。 卒論どうにかやりきった1~2月。 遊びに遊んだ3月。 未来塾とグリーンズインターンから完全に卒業した4~5月。 家に引きこもって外に出られなくなった5月。 憧れの海外ひとり旅を気合いで乗り切った6~8月。 旅行業取扱管理者の資格を取って、 会いたい人に会いまくった9月。 竹富島で社会人し始めた10~12月。 2022年がそれま

          2023年→2024年

          元旦から涙が止まらない

          あけましておめでとうございます。 私のこれまでの人生の中で、この言葉に最も実感のわかないお正月。 今日はたまたま休みだけど、年末年始だからといって仕事が休みな訳でもない。 親の実家に帰る訳でもなく、 おせちを食べる訳でもない。 なんなら、なぜか涙が溢れてくるようなただの休日。 ああ、仕事に行きたくない。 休日は、どうしても気分が沈んでしまう。 今日みたいに何も予定を入れてない休日は特にそう。 仕事には慣れてきた。 できることが増えてきた。 職場での人間関係も悪くない

          元旦から涙が止まらない

          新生活が、はじまった

          ――新生活が、はじまった。 新しい土地と環境、 新しい仕事、 新しい人間関係、 新しい生活サイクル。 いろんなものが一新した。 少しずつ、慣れてきた。 noteを開く余裕がようやく生まれた。 今自分に起こっている変化を、まだ自覚できないし、うまく位置づけることができない。 でもとりあえず、なんらかの言葉を残してみたくなったので最近の出来事と気持ちとを少し吐き出してみる。 10月1日。 Warm up Campという名のいわゆる新入社員研修に参加すべく、磐梯山へ。

          新生活が、はじまった

          NVCという物語を生きること

          今回は、9月16~19日に参加したNVCリトリートを経て、 今の私が思う、私の生きたい物語のお話。 ※リトリートで感じたことの備忘録はこちらに↓ 今まで私にとってNVCとは、周りの近しい人や組織が大事にしてるからなんとなく関わっているもの、だった。 相性の良さは感じていたし、日常的に意識もするし、外でワークの場を開いたこともあった。でもそれは、自分の周りにある資源を最大限活用しようとした結果で、積極的にNVCを深めている感覚はほとんどなかった。 その感覚ががらっと変わ

          NVCという物語を生きること

          聴いてもらうこと

          2023年9月16~18日、伊豆で開催されたNVCリトリートに参加してきた。 信じられないくらい温かい空間だった。 そこには、誰もが本物であろうとしながら、わかりあえなさと向き合う尊さがあった。 一緒に3日間過ごす中でNVCを探求することは、想像の何倍もおもしろい体験だった。 自分の中でもいろんな感情が渦巻いていた。 本当に多くのギフトを受け取った。 心が、満ち満ちと、満ち足りていった。 そこで感じたことの備忘録を、つらつらと。 聴いてもらうこと自分にとって一番心に残っ

          聴いてもらうこと

          日常の波に飲まれたとき

          本当にこの仕事でいいの? 本当にこの暮らしでいいの? そんな小さな声と向き合う余裕がない。 でも本当は、ひとつひとつの自分の声と丁寧に向き合いたい。 自分の人生と正面から向き合いたい。 できることなら、地域や自然や社会との関わり方をもっと真剣に探求したい。 そんなとき私は、環境系学生未来塾に参加したくなる。 未来塾とは、 自然の中で、 地域で生きる大人の話を聴き、 対話を通して自分と向き合う5日間の合宿。 「自分はこれまでどんな人生を歩んできたのか」 「どんな価値

          日常の波に飲まれたとき

          旅のおわりに

          2023年8月14日午前8時40分。 イスタンブールのカフェで朝ごはんを待っている。 私の海外ひとり旅も、もう終わりを迎える。 まだ綺麗にまとめて言語化することはできないけど、確実に何かが私の中に積み重なっている。 いまのことばをどこかに残しておきたいなと思ったので、まとまらないまま、言葉を降り積もらせてみようと思う。 と思ったら猫に襲われたりパスポート忘れてダッシュで引き返したりとどたばたで、今はもう空の上。 さあ気を取り直して。 夢が叶った今1番感じているのが

          旅のおわりに

          ギャップイヤー体験記vol.5 〜ハノイ・ダナン🇻🇳編〜

          大学卒業から就職までの半年間(2023年4~9月)のギャップイヤー体験記。 今回は、6月18日~26日のベトナム編。 6/18 ベトナム上陸カンボジアのシェムリアップから、ベトナムのハノイに到着した。 カンボジアではずっと平野にいたから、空港から見えたベトナムの山々になんとなく安心感を覚えた。 市街地までのバスに乗れるかがチャレンジだったけど、なぜかVietJetのバスに乗って無事ホステルに到着。 ハノイは、都会だった。 というか、シェムリアップって田舎町だったのか。

          ギャップイヤー体験記vol.5 〜ハノイ・ダナン🇻🇳編〜

          そこにはただ、空っぽな私がいた

          空っぽなわたしこれは、今年のはじめに考えていた、このギャップイヤーのすごし方。 インターンを辞めた。 ボランティアを辞めた。 大学も卒業した。 ほぼ全ての所属から離れてみた。 就職してからやりたいことも一旦脇に置いた。 空っぽになってみた。 身軽になってみた。 独りになった。 そしたらそこには、何もなかった。 今まで”べき”とかメリットデメリットで押さえ込んでいた何かが湧いてくるのかなと思ってた。 非生産的で、純粋な、心から湧き上がるやりたいことが。 確かに、 環境

          そこにはただ、空っぽな私がいた

          ギャップイヤー体験記vol.4~カンボジア編~

          大学卒業から就職までの半年間(2023年4~9月)のギャップイヤー体験記。 ついに海外旅編! 今回は、2023年6月10日~18日に滞在したカンボジアについて。 当初の予定では、NICEのワークキャンプを通して6月12日~23日でカンボジアの子どもに英語を教えるボランティアをするはずだった。 それを途中で辞退したのが一番の大きな出来事。 順を追って振り返ってみようと思う。 ここからは、だいぶ赤裸々な挫折物語です。 気になる方だけのぞいてみてくださいな。 6/10 カ

          ギャップイヤー体験記vol.4~カンボジア編~

          できないことが増えていく

          今日は、2023年7月1日。 現在地はベトナムのホーチミン。 日本を出たのが6月10日だから、もう3週間ぐらい東南アジアにいるのかな。 なんとなくずっと憧れていた海外。 海外の何に惹かれていたのか、 海外に何を求めているのか、 海外で何をしたいのか。 それは今もわからないまま。 来て良かったとは思う。 けど何が収穫だったかもまだわからない。 この3週間の間に何があったかは後日書くとして、今回のnoteは旅の最中の今、自分の中にあるものを残しておくために書こうと思う。 日

          できないことが増えていく

          ギャップイヤー体験記vol.3~旅の準備編~

          大学卒業から就職までの半年間(2023年4~9月)のギャップイヤー体験記。 今回は5/25~6/8の分の記録。 5/25~26 旅の準備① 気分を上げるために自分を吉祥寺に連れ出した25日。 カフェでnoteを書き、井の頭公園で日光浴をし、お気に入りのパン屋でパンを買い込む。自分を連れ出して圧倒的正解だった日。 図書館でガイドブックも借りてわくわく摂取。 今までガイドブック参考にしたこと一度もなかったけど、 初めて行く国のことを知るにはガイドブックは素晴らしい手段だとい

          ギャップイヤー体験記vol.3~旅の準備編~