見出し画像

ギャップイヤー体験記vol.3~旅の準備編~

大学卒業から就職までの半年間(2023年4~9月)のギャップイヤー体験記。

今回は5/25~6/8の分の記録。

5/25~26 旅の準備①

気分を上げるために自分を吉祥寺に連れ出した25日。
カフェでnoteを書き、井の頭公園で日光浴をし、お気に入りのパン屋でパンを買い込む。自分を連れ出して圧倒的正解だった日。
図書館でガイドブックも借りてわくわく摂取。
今までガイドブック参考にしたこと一度もなかったけど、
初めて行く国のことを知るにはガイドブックは素晴らしい手段だということを知った。

ワクチン接種のため都心に出かけた26日。
旅用の靴も探したけど、結局地元で購入。

5/27~28 未来塾同窓会

狭山で1泊2日の未来塾同窓会を開催。
ノリで決めた開催だったけど、大正解◎

明け方まで自分が大学の研究で学んだことについてディスカッションしたのがばか楽しかった。ほんと、大学でこういう話をしたかった。自分の今までの興味とこれからやりたいことととが線で繋がりそうな気配がした。

私=グリーンズ、私=未来塾、がどれだけ自分の中で大きかったかを再自覚した。私のやりたいことはグリーンズ・未来塾のやりたいことで、グリーンズ・未来塾のやりたいことや目指している世界は私のやりたいことそのものだった。そこに所属しているときはそれがとても幸せだったし、それと同時になんとなく感じていた自分の上辺感も、組織と自分をイコールで結びつけていたゆえだったのかもな、と思った。

そしてこの未来塾同窓会で一番嬉しかったのが、
通称モモワークをみんなとやってみたとき。
なんだかかなり良い時間になった。
未来塾の空気醸せてたとも言ってもらえた。
嬉しいなあ。

5/29~6/3 旅の準備②

勉強のボリュームを落として、旅の準備に対するギアを上げた。

6/4~6/8 旅の準備③

え、準備間に合ってなくない!?と焦り始める。
もう一段階ギアを上げた。

朝から晩まで、必要な物の購入とか、宿泊・交通の手配、安全管理、とか諸々の情報収集に勤しんだ。

6/4にはサークル仲間とバスケもした。
自分が何もできなくても、何も持ってなくても大丈夫でいられる世界に安心した。

前みたいに、自分何もしてないなあ、みたいな不安とか思考をする暇もなく時間が過ぎていく日々。ずっと交感神経が優位な感じ。

出発前日の今日、ようやく一息つけている。

自己表現

未来塾同窓会で、”自己表現”って何だろうって話をしていた。
そこから数日寝かせて浮かんだきた私のイメージは、
”わたし”を滲ませること。
私の価値観や、私から世界がどんな風に見えているのかを、醸すこと。

インクが紙の上で滲んでいくような、
水に垂らした絵具がじわりと溶けていくような、
水の波紋が変形しながらも広がっていくような、
そんな感覚。

私から出た瞬間それは私ではないし形も保てないのだけど、
私と世界が交じり合うことでできる何かになって、
私とは異なる形で誰かの中に入っていく。

それは、言葉でも、写真でも、生き方でも。
意図的でも、非意図的でも。

ああ、生きることって、表現することだなあ。

文化人類学

文化人類学。
もともと興味はあったんだけど、
最近私の中でホットです。

友達と話したり、文化人類学の講義聞いてみたり、本を読んでみたり。

もともとなんとなく興味はあったけど、
なんで惹かれるのかのポイントが少しわかってきた。

私は、物事を多角的に、俯瞰して見ようとすることが好き。
それは、地域生態システム学科を志望した一番の理由でもあったような気がする。
生態系を学ぼうと思うと、人と自然の関係性について考えようとすると、必然的にそういった視点が必要になってくるから。

で、その視点は文化人類学の本質に近いのでは?と思い始めた今日この頃。
大して勉強してないので違ったらごめんなさい。

そして、私にとっての旅もきっと、文化人類学に近い。

私たちが生まれ育ったなじみ深い場所からいったん飛び出してみるならば、慣れ親しんだやり方や考え方であるとさえ思っていなかったあたりまえを、見つめなおしてみることにつながります。・・・そうした経験を、自分や人間、文化、世界を考えるための拠りどころにする学問なのです。言い換えれば、文化人類学は、すでに知られていることではなく、まだ知らぬ外側に出て行って、そこから物事を考える知の運動だと言ってもよいでしょう。

奥野克己「これからの時代を生き抜くための文化人類学入門」より引用

今朝読み終わった本にあった文なのだけど、
これを読んで、まさに私が思う旅のことだなあ、と。

だから私は、世界を観るメガネをもっと手に入れるべく、旅に出る。

旅への不安

と、旅で得られるものはきっと大きいし、
勇気を出して海外に行ってみることは私の中の確定事項だった。

でもさ、実際に行くとなると、
とてつもなく怖い。

まず、無事に帰ってこれるのだろうかという不安。
病気になるかもしれない。しかもひどいと死に至る可能性もある。
犯罪に巻き込まれるかもしれない。
万一スマホもお金も盗まれたら帰ってこれるのだろうか。

次に、精神的なストレスへの不安。
同じ日本語同士でも共同生活はストレスが大きい。
なのにそれを海外の人と。
英語も自信ないのに、その英語も通じなかったりする。
コミュ力不足で胃がきりきりしてる様子が目に浮かぶ。
自分を癒すための方法も、限られる。
何か盗まれたり騙されたりしないようにって思うと、常に気も張ってなくちゃいけない。

今までの国内旅とはわけが違う。
土地勘もないし、文化も知らないし、リスクもある。
信じられないくらい情報収集に時間がかかった。
正直、先に勉強しときたいこと・準備したいことがまだ残ってる。

けどもう時間なので、明日にはもう出発しなければならない。
まあでもそんなもんよな。
不安も期待もバックパックにでも詰め込んで一緒に持っていこう。

今後の予定

最後に今後の予定を。

6月10日 出発
6月10~12日 シェムリアップに滞在
6月12~23日 カンボジアでワークキャンプに参加
6月24~26日 シェムリアップに滞在
6月26~29日 タイで友達と旅行
6月30日~7月5日 ベトナムひとり旅。もし疲れてたら早めに切り上げて帰ってくる。
7月5日頃 帰宅

7月下旬~8月中旬 ヨーロッパ旅。イタリアのagriturismoやってるとこでWorkaway / WWOOFやりたい。
8月15日~18日 インドで高校同期の結婚式
8月19日 帰国

9月 旅行資格のための勉強と、新生活の準備

10月 入社

さあ、いってきます。
自分にやさしく、気負わずに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?