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主婦こそタイムマネジメントが必要

 私は世の中で一番、主婦が忙しいと思っている。
 特に、子どもがいればなおさらで、さらに言えば4歳未満のお子さんがいる場合、忙しさは倍以上になると感じている。

 働いている人はもちろんタイムマネジメントを意識するだろうが、本当は主婦の皆さんこそ、楽に毎日を過ごすためにタイムマネジメントが必要だと考えている。

 そんなタイムマネジメントに繋がる秘訣の1つとして、習慣化の効果について今日はご紹介したい。

習慣化には3週間

 タイムマネジメントとは言うものの、一番重要なことは、「自分にとって必要な習慣を身につけること」にあると感じている。

 例えば、毎日お風呂に入る、歯磨きをする等はまさに習慣の代表で、多くの人が毎日これらをしなければ落ち着かない気持ちになるのではないだろうか。

 食事を食べるなども同義で、お腹が空くから食べるというのが大前提ではあるが、概ね同じ時間に食べようとするといった行為は、毎日の習慣から形成されるものだと考える。

 つまり、「〇時になったらコレをやらなくちゃ……」と思えるくらい、日々に必要なことを習慣化してしまうと、日々の生活が少し楽になる。
 実際、最近の傾向として「マインドではなく習慣化」がカギと謳う書籍も多い。

 じゃあ、その習慣化ってどうすれば良いの? という疑問が湧く。
 これについて、私が思うことは

・何かと紐付けてタスクにする
・リマインダーをセットする
・取り組みやすいようにセッティングする
・とにかく3週間続けられるよう自分に言い聞かせる

 最後のはマインドに頼る部分ではあるが、一般的には「同じ目標を持つ人と共有する」などもオススメとされている。
 例えば、SNSで「私は今日も○○できた」と共有するなどを指す。
 人に見られていると思えば、今日もやらなくてはという意識も芽生えやすい。

 そのほか、自分が手を伸ばしやすいところに設置することも重要である。
 例えば、手帳を毎日書くことを習慣化したい場合、自分が手を出しやすいところに手帳を置きっぱなしにする。

 間違ってもカバンの中や引き出しの中にしまってはいけない。
 1アクション増えるごとに、やる気は大きく損なわれてしまう。
 それでは意味がない。

 とにかく手の取りやすい場所、目につく場所、自分が忘れずに取り組める場所に必要なモノを置く必要がある。

 これを続けて3週間。
 すると、概ね習慣化する。
 寝る前になって、何か忘れているな……あっ! という日が来れば、バッチリである。

○○したら××する

 前述の、何かと紐付けてタスクにするは重要だと考えている。
 小さな例を挙げると、「使い捨て布巾を捨てる前に、必ず床を拭き掃除する」などである。
 ○○をするときには、××もする。
 この鉄則が、習慣化しやすい要素の1つである。

 洗面台のタオルを交換したら、トイレのタオルも一緒に交換するでもいいし、歯磨きを始める前にスクワット10回でもいい。
 とにかく、このタイミングで一緒にコレをやるのは苦痛ではないという組み合わせをオリジナルに作っていく。

 最初は忘れることもあるかもしれない。
 そんなときはリマインダーで、毎日確認させるように自分のサポーターとしてスマホに助けてもらうのもいい。

 家族にお願いして、毎日やれたか聞いて欲しいと頼むのも良いかもしれない。
 自分の事は忘れがちになるが、他人の目標は意外と覚えていたりする。

 お風呂に入る前に体重計に乗る……なんて目標を立てた日には、しつこく体重を聞いてくるかもしれない(笑)
 そのくらい、人のやろうとすることならば他人は協力してくれるものである。

 また、自分自身も公言したからには……という思いが強くなる。
 ぜひ他人の力も借りて、まずは3週間の達成を試みて欲しい。

私の習慣にしていること

 残念ながら私は、そんなにできた人間ではない。
 無職になった当初、時間がたくさんあれば掃除なんて楽勝、家事なんて余裕と高をくくっていたが、全く何もできないまま1日が過ぎたこともあった。

 コレではまずいと思い、仕事をしていた時よりも「時間の管理」を意識するようになった。
 何の制約もない方が大変だということを、時間の管理を意識しだしてから初めて知った。

 誰に何を言われるわけではない。
 だからこそ、自分で自分をマネジメントしないことには、時間が損なわれてしまうのだ。
 膨大な時間があれば、人生はどうにかなるというものではない。
 何もしなければ、より多くの時間を無駄に捨てることになるだけだ。

 そこで私は、自分の時間管理のために習慣にしていることがいくつかある。

1.午前中に予定を詰め込む
2.前日夜に翌日のタスクを決める
3.何時に何をやるのか決めておく

 私は手帳を書くことを習慣としているが、まず始めに年間目標を立てている。
 1年後にどうなっていたいのかを考え、その上で1年後に繋がるステップの大枠を決める。

 続けて、月間の予定を決めていく。
 これは家事だけではなく、仕事のことなども決めている。

 家事だったら、いつ、どこの掃除をするかなどになる。
 決めたらリマインダーに登録して、忘れてしまうようにしている。
 覚えておく必要のないものは、何かにメモをして記憶から捨てる方がいい。

 そして、毎月初までに月間のタスクを書き出す。
 今月やらなければならないことを書き出して、月間内に完了できるように書き出していく。

 もちろんできないこともある。
 そのときは翌月に繰り越せば良い。
 とにかく、自分がやろうと思っていることを、自分に意識させ続けておくことが重要だと考えている。

 最後に日々のタスクについて、毎晩手帳に書き出している。
 私はGoogleカレンダーに自分の予定を書き出しているので、いつに何をするかをGoogleカレンダーに書き入れながら、手帳にタスクも書いていく。

 いつ何をするのかを書き出していくと、自然と自分の自由時間がどのくらいあり、どの程度のタスクなら処理できるのかが分かる。

 私はコレをやらないと、翌日のパフォーマンスが極端に下がる。
 特に日曜日の晩は、1週間全体を見渡し、いつ何をやるか決めるようにしている。

 買い物や病院などに行きたいと考えているならば、いつなら時間が取れるのか。
 その時間を確保した分、その時間にできなかったことを、いつなら補填できるのか。
 一週間の中で調整していくことで、突然思いたって行動することにならないように調整している。

 基本的に思いつきで何かに時間を使うと、予定がガタガタに崩れてしまう。
 予定を崩すと、したかったことができなくなる。
 これが一番惜しい。

 何もかもフリーに過ごしていれば、自分の人生は自由と感じるかと思われがちだがそうではない。
 自分の時間を管理しておく方が、圧倒的に自分の自由時間を確保できる。

 今の私は、リユース毛糸ショップの他に、業務委託で請負っている業務を自分で時間を確保しながらこなしている。
 「よくそんなにできますね」と聞かれるが、3つもあることで強制的に管理せざるを得なくなるから、逆に時間の設計がしやすい側面もある。

 習慣化になるまでは少し大変かもしれないが、ぜひとも皆さんに、習慣化の素晴らしさを知ってもらいたい。

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