脳科学的に見た『男性脳』と『女性脳』
現代の脳科学では、男女は脳のつくりがちょっと違っていて、そのせいで考え方や行動に違いが生じるといわれている。
右脳と左脳をつないでいる『脳梁(のうりょう)』という部分が、女性は男性の20%太い。だから、その連携が男性よりも上手で、同時並行して、いろいろなことができる。
逆に男性の脳は、右脳と左脳の連携があまり上手ではないから、目の前にある1つの作業にしか集中できない。そんなふうに考えられている。
新聞を読みながら人の話が聞けない男性。
かたや、アイロンをかけながら、料理しながら、夫や子どもと会話ができる女性。
男性からすると、アイロンがけしながらおしゃべりなんて、よく焦がさないものだなぁと驚く。
複数の作業を同時並行してできる女性は、男性も同じようにできるだろうと思い込んでしまいがちだが、新聞を読んでいる男性に話しかけても返事がなかったり、受け答えがあいまいだったりする。
男性は新聞を読んでいたら新聞が主人公なので、人の話を片手間に聞くということが難しい。
<参考文献>
岩井俊憲著『男と女のアドラー心理学』【青春出版社】
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