世阿弥『初心忘るべからず』
世阿弥に『初心忘るべからず』という言葉があります。
月刊誌『致知』2020.10月号から引用します。
世阿弥に『初心忘るべからず』という言葉があります。
世阿弥の言う『初心』とは、物事を始めた時の初々しい気持ちという意味ではなく、己の技量の未熟さであり、失敗のことを指します。つまり世阿弥は、自分の未熟の自覚を忘れてそこに安住してしまえば、もはや芸は一歩の上達しなくなると、慢心を強く戒めているのです。
自覚することを忘れていないか。
失敗を失敗のままにしてしまっていないか。
現状に満足していないか。
安住してしまっていないか。
この文章を読み、改めて自分に矢を向けることができた。
力のある言葉に出会えたことに感謝である。
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