Chieco_nurse

地域医療連携室長  接遇講師  看護師のための「カタリバ語り場」運営  「チエコロジックサロン」主宰 キーワード;退院支援、ACP,患者の意思決定支援、就労支援、中堅看護師教育、高信頼性組織、症例検討。

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地域医療連携室長  接遇講師  看護師のための「カタリバ語り場」運営  「チエコロジックサロン」主宰 キーワード;退院支援、ACP,患者の意思決定支援、就労支援、中堅看護師教育、高信頼性組織、症例検討。

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    • ちえ庫〜実はこれでも看護師です〜

      「対話」と「気付き」から始める、「その人らしさを支える」と言うこと。 看護師でケアマネ、医療安全管理者で、接遇講師です。 つながる、繋げるためには、「私は誰?私は何?」から始めよう。

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    病院の役割と「暮らし直し」と看護師の「働きがい」。

    わたしと、所属先病院の総師長がコアメンバーとして、 お手伝いさせていただいている、伊丹市看護職交流会で、 ある事例を通して、早期退院のために必要なフィジカルアセスメントと、 家族の理解、情報提供の大切さを発表してくださいました。 当院では、脳神経疾患のため、認知機能や身体機能に問題が生じて、 「暮らしなおし」が必要な方が多数いらっしゃいます。 後遺症がなくても、血圧管理やその他、今後再発をしないための生活の見直しも必須。 そんな中、高齢者の入院がせん妄を引き起こすことは、他

      • 2023年3月11日 修了式でした。

        週末は待ちに待った大学院の修了式でした。 同期の皆さんに囲まれ、 先生方の優しいお声かけにとても感激していたところ 狩俣ゼミ生の先輩が駆けつけてくださいました 涙が出るほど嬉しかったです そしてお昼からみんなで打ち上げ。 お天気にも恵まれ、 本当に清々しい気持ちで、お酒を久々にたくさんいただきました。 出会ってくださった皆さん、 ご指導いただいた先生方、 たくさん応援してくださった皆さん、 研究に協力いただいた皆様 心よりお礼を申し上げます これからも研究生として学

        • お待たせしました!リアル受講が再開します! ヘルスケア人材向け「白熱道場」募集のお知らせです!

          チエコロジックサロン主宰、 JRIHDO(ジェイリード)部長の塚本知恵子です。 さてさてみなさん、やっとリアルの研修ができます。 次回、22期、白熱道場の受講生を募集中。4月22日スタートです。 白熱道場は、考える力、分析する力、デザインする力、知る力、伝える力、対応する力、導く力、実現する力、という8つの現場力をギュッと濃縮して、ベーシックなところから応用に向けて体得し、最後にはワークショップでみんなで考える総合ワークを行います。 医療や介護の業界で働く人は、ある特定

          • 教えられ上手になろう〜若い人たちへ〜

            3月です。 これから人事異動や、転職などで、新天地で仕事をする人も多くなります。 教えられ上手な方っていますよね。 反対に、関係ないところで見ていて、ちょっと教える側が大変だな、と思うケースをご紹介しておきたいと思います。 Aという部署でいた方が、Bという部署に移られた。全く関係ない部門ではなく、関係のある部門ではあるが、違う部署になったとします。 Bという部門には、そこが初めての方もいます。全くの新人から働いています。 その人は、何も知らないので教えてほしいという姿

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            卒業式の主役は<親のたしなみ>

            わたしは、主に医療や介護の現場の接遇講師をしていますが、マナーについてアドバイスを求められることも多いです。たまには、そのような「たしなみ」についての記事をかいてみようとおもいます。 マナー警察みたいなのはいやですが、やはり、そこには、「きもち」を置いておきたいですね。 最近、車通勤していると、街で、 華やかな和服を着ておられる女性の集団をお見掛けしました。 茶道の集いなどがあるのかなあ~と思ってみていたら、 そのあとにぞろぞろと中学生たちが歩いていきます。 卒業式のよ

            たった数時間だけでも。「看取りの退院調整」

            こんにちは。Chiecoです。 先日、とても穏やかな看取りの現場を守れた(といえる)退院調整ができたので共有したいと思います。(とても長文です) 患者さんは、高齢の男性。脳疾患と思われての入院が、専門機関での精査で難病であることがわかりました。奥様も別の難病で、ご本人はそのお世話をされていました。妻は天真爛漫で、ご主人を「Sちゃん」と呼んでおられ、車椅子で病院に来られることが多かったです。 本人の難病は、思いの外進行が早く、専門機関から帰られてから、どんどん悪くなっていま

            受験生を持つ親の気持ち

            2014年の記事です。以前のブログに書いていた記事。 先生からとても大切なことを教えていただいたので、載せておこうと思います。 ⇩⇩⇩⇩⇩⇩ 着付けの先生のところに通っています。 自分できることはできるのですが、やはり満足のいかない仕上がりですし、 着せてほしいとたのまれることもあって、人に着せられることができたらいいなとおもったからです。 着付けの先生はお孫さんもおられるかたで、 毎回、おけいこのたびに、いろいろとおしえてくださいます。 先生の生徒さんで、お子さんをお

            謙虚さは、オーバーなアクションではない。

            本日2本目です。 人生全て学び、と「本気で」思っている私は、 謙虚さ、とは、何も遜った「態度」で誤魔化されるものではないことを知っています。 人の指摘を、ちゃんと受け止め、今、何を言っているのかな?ということに素直に向き合えるかどうか、という点が大切です。 意外に、「ご都合主義」の人ほど、他者の愛ある提案が、攻撃と捉えてしまい、 それに、、、弱い。 そして、相手を「こっそり」、攻撃する。 面倒臭いことが嫌いなんだろうなと思っています。 そういう人の感謝の言葉は、「道具」だ

            公聴会が終わりました。

            先日、公聴会が終わりました。同級生(とはいえっても社会人の大学院なので、年齢もバラバラです)の発表に感動したり考えさせられたりしました。 私の発表については、またどこかで話せたらいいなと思うのですが、質的研究の伝え方の難しさを実感しました。一つの言葉を説明するためにたくさんの言葉を紡いで、たくさんの言葉から、理解し直していくこと。 それは再定義することですが、本当に、「ご都合主義」で、「この言葉使えるやん!」というノリでは絶対ダメなのは、当たり前ですが(笑)、 論理的に説明で

            時間についての捉え方

            今回は、「時間」についての捉え方をしました。 2期のメンバー、3期のメンバー共に、切り口の違う言葉がたくさんありました。 サロンの内容はクローズドなので記録は差し控えます。 日頃から時間に関して考えるときに、何を大切にしているのかが、実は 私は考えさせられました。 人生はたった4000週間であるということにまずびっくりさせられた書籍から みなさんは時間をどう捉えているのかな、ということを話し合ってみたくなりました。 時間、といえば、いかに効率よく生産性を上げるかというこ

            ものを書くことが好き

            ものを書くことが好きです。 ときどき専門誌の執筆依頼をいただきます。 研修事業でのレポートを会社でSNSで上げるのも、情景がよく浮かぶように意識して書いています。 大切なのは、読み手に伝わる臨場感。 読み手が腑落ちする説明力。 専門誌では確かな文献やデータを大切にします。 どれも今、であり、 絵空事ではなく、自身が感じて考えて伝えます。 これからは、誰かがヒントにしてくれるようなものや、 誰かの思いを引き出して世の中に発信できる文章を 書いていこうと思っています。

            時間、という捉え方

            この動画、数年前に見られた方も多いかと思います。 あなたは、世界で最も過酷な仕事はなんだと思いますか? 時間について、1月18日は、チエコロジックで話し合いました。 時間といえば、、、、チエコロジックサロンで話し合ったこととは、少し違うのですが、ふと、この最も過酷な仕事を思い出しました。 自分の時間を、いかに価値のあるものにするのか。 それは報酬や必要時間数だけではないのでしょうね。

            地道な努力

            先日、修士論文の要旨提出日に大学院の自習室に同級生が自然と集まりました。 それぞれが、指導教官のOKをもらったとの知らせを聞いて自分のことのように喜び合うみんなです。 これから修論本編が最終的に大詰めになっていきます。 ところで、facebookの過去記事で、2014年の今日(1月16日)にこのような画像をアップしていました。 一般的に、ひとは、大きな壁に当たったり、周りの人が活躍していると、 自分には力がない、とか、 圧倒的に知性が足りないとか、 あの人は、有名大学

            アイドル推し<会社推し。

            今日は新しいミッションの放送が始まる日。 はい、私の推している会社 BMSGのオーディションです。 これを聞いて、え?BE :FIRST推しじゃないの? 単なるボーイズグループ推しだったんじゃないの? と思われた人は、もう一度、白熱道場を受けたほうがいいですよ?(笑) 白熱道場プラス、で櫃石先生の回でもリーダーシップの話はとても勉強になりました。 これでぴーんときた、方は、きっとリーダーシップ理論やマネジメントが好きな、ヘルスエヴァンジェリストですね。 SKY-H

            看護師の1.17

            あの頃、皆さんは何をされていましたか。 まだ生まれていなかった、でしょうか。 1995.1.17。 私たち関西に住むこの世代は、「震災」といえば、阪神淡路大震災をイメージします。今は、「震災」といえば、東日本大震災をイメージするかもしれません。 当時私は淀川キリスト教医病院の脳外科病棟で副主任をしていたと思います。 当日の朝は、大阪市内のマンションで、なぜか天窓から見える景色が赤く燃え上がり、気になって早く目が覚めました。 そしてその時。 下から、ドンっと突き上げるような

            チームで働くということ〜何に対して怒っているのか、何を大切に思っているのか〜

            医療の世界で、多職種で連携していると、周りの人の感情の「地雷」を見つけることがあります。 何に対して怒っているのか、というのは、その人が何を大切にしているか、が よくみえるものです。 多職種では、それぞれがそれぞれの役割を果たしています。 その上で情報共有を行います。 その点で、自分の領域の仕事に注意が払われていない言動が度々あると、 モチベーションは下がりこともありますよね。 でも、、、あなたは今何について怒っているのでしょうか。 例えばあなた以外の職種が、 あなたの