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操縦する暮らし

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#働く

フレッシュさとおこがましさは、紙一重

「絶対、誰にも負けないこと」 社内報に今年の新入社員の自己紹介が載っていて、そのお題の1つがこれでした。なんちゅうこと訊くねん。酷やわ。何と答えても不正解やないか。社会人なりたてほやほやの彼ら・彼女らに「責任感です!」「スピードです!」「粘り強さです!」と言われても、「はっはーん(`∀´)」とオツボネ的微笑みがもれてしまうし、「僕は軽々しく”絶対”なんて言いません。絶対に」なんてはすに構えたヤツには、頭グリグリしたくなるし。しまいには、入社2ヶ月たらずで「愛社精神です!」と

利き脳が、腑に落ちました

このノートのヘッダー写真は、↓のノートのヘッダーの風景の「その後」です。10日あまりで、もう、すっかり、青々と。半袖の季節も、もうすぐ。 お片づけのプロ(ライフオーガナイザー)の世界では、その人に向く片づけ方法の振り分けに、利き脳診断を使うそうです。 人間には利き腕があるように、実は脳にも、行動したり考えたりするとき、得意として優位に働く「利き脳」が存在します。この利き脳には「インプット脳」と「アウトプット脳」の両方が関わり、タイプ別に分けることができます。 右脳派?

母の制服:くるぶし丈のパンツ&スニーカー

ユニクロのアンクルパンツ(オンラインストア)が、好きです。値段のわりに、見栄えがいいし、丈夫だし、なにより、Mサイズがわたしの体型にぴったり合うので。通勤用にすでに2本愛用していて、先週末、3本目を購入しました。下着を買い替えにお店に行ったら、めちゃ好みなネイビー×ストライプが並んでいて、しかも、セールで1990円になっていたので。迷うことなく、カゴに投入。通勤はスニーカー、会社に着いたら7cmヒールのパンプスに履き替えているので、靴を問わないくるぶし丈って、すごく使いでがあ

子育てと、親の務め

あべ@beさんのトークを見て、そういえば、あべ@beさんのノートにこんなコメントをしたのを思い出しました。 「その場面でどう動くか」の感受性を育むという面では、自分が高校卒業とともに親元を離れたこともあって、「高校卒業まで」かなぁと思います。それ以降は、親が調える範囲にとどまらない(とどまってほしくない)ので(^^) 職場で、人事面談のたびに、上司から「後輩育成に期待している」的なことを言われます。いやいや、後輩いうても、もうみんな(新卒で入って)30代になってるし、わた

目の前のことに集中する、踊る阿呆になる

今週は連日残業でした。本来7時間勤務を1時間短縮する代わりにお給料2割カットの身としては、たかが1時間の残業も、気持ちは「されど」です。微々たる残業代はつくとはいえ、短時間勤務してる意味ないやんかー。それでも、知恵を文殊ったり、編み出した解を紙に落とし込んだり、相手の言葉の意味をつかまえたり、嗚呼、コミュニケーションっていいよねって場面もあったから、1時間残った甲斐はありました(と思わないと)。 積もった身体のだるおもを解消すべく、今朝は、早起きはあきらめて、6時まで爆睡。

機嫌よく、気前よく

新年度に向けて保育園に提出するシートに、「家庭での教育方針(育児だったかも)」を書く欄があって、手が止まってしまいました。そんな大志、抱いていませんもの。はてさて。べつに、これで何か試されるわけじゃないので、ささっと「やさしい心を育む」とか「自分のことは自分でする」とか書けばいいのだろうけど、何を以って「むむ、おぬし、”やさしい心”を持っておるな」と判定するのか難しいし。夫婦喧嘩でわたしがストライキしても意地でも茶碗を洗わない夫と、「今年こそ、車の運転できるようになるねん!」

笑って、堂々と、余裕ある風に、居る

昨日のわたしは、狭量でした。残業して、買い物する時間がなくて、冷蔵庫にあったキャベツと豚肉を味噌バター炒めにして晩ごはんの主菜にしたら、夫に「また豚?」と言われ、プッチーーーン。直近を振り返っても、牛→豚→牛→豚→鶏→豚で来てるのに。ついさっき「残業で買い物行かれへんかった」言うたとこやのに。仕事でジャイアンと闘って、保育園に迎えに行って、晩ごはんつくって、ひよことお風呂に入って、を休憩なしのノンストップでやってきた息切れも相まって、久々に盛大にプッチンプリンになりました。わ

センスって、はてはて

「ここになくてそこに在るもの」と 「ここに在ってそこにないもの」を紐解く根気。 「ここにもそこにもないけど、要るもの」を見つける勘。 「足りないもの」を賄うノウハウ。 わたし ひよこがお雛様を気取ろうとして、今年も壊した百均のアレ。それは、扇子。昨日、わたしが「はて」と思ったこと。それは、センス。辞書曰く、 物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。 の、センス。 お願いしていることが相手方にどうにもこうにも伝わらず、斜め上のものばかりが返ってくるので、「こうい

彼の日の、「それはおまえの問題やろ」問題

成功したければ、人から支援され、チャンスを与えてもらうことが必要で、そうされたいのであれば、ライカビリティを高めて、周囲の人に前向きな気持ちになってもらい、好かれようとすることが大切だ。 松崎久純「好きになられる能力 ライカビリティ」 わたしの勤務先は、いまは合併やらなんやらで1500人規模ですが、10年前に入社した当時は、200人そこら。そんな小さな会社だったので、リクルートされて、入社2年目の秋から4年目の夏まで、2年間、労組の執行委員をやりました。最後の9ヶ月間は、

佇まいがきれいな、友だちのこと

呼吸音や足音をコントロールできていない役者が1人いるだけで、ドタバタ劇と評される。 松尾スズキ・野田秀樹「演技でいいから友だちでいて」 10年前、夏にはベランダから淀川の花火を臨める十三の彼女の家で、宇多田ヒカルと椎名林檎が歌う「今夜はブギーバック」(たぶんこれかな)を聴きました。当時のネットはいまよりもっと無法地帯で、彼女は、いかがわしいサイトから音楽をダウンロードしまくっていて。「パソコンこわい、ネットこわい」と言って、逆に(?)ウィルス対策なんてしておらず、案の定、

構える、という態度

空に憧れて 空をかけてゆく 荒井由実「ひこうき雲」 伊丹空港を離陸して南下した飛行機が東に旋回するポイントが、西宮(尼崎?)上空にあります。週に何回か、その旋回する場面に出会えるのが、会社の行き帰りに1駅分多めに歩いている甲斐のひとつ。ぐいーんと大きく舵を切るさまは、悠々としていて、見ているこちらもどっしりした気分になれます。 旋回する飛行機を写真におさめたくて、何度もチャレンジしているけれど、なかなかうまくいきません。「あ!」と出くわしたタイミングでスマホを取り出す、

筆箱の中身を最適化

雲のようにしずかにかまえ 雷よりもすばやくうごくのだ ミスターポポ(ドラゴンボール) 色とりどりのサインペンやら、芯とりどり(?)のハイテックやら、なんやかんや筆箱に詰め込んでいた学生時代も、今は昔。ここ5年くらいは、フリクションの3色ボールペンと、スタビロの蛍光ペンと、セーラーのボールペン(黒・赤・シャーペンの一体型)が、筆箱の三種の神器です。 定規や消しゴムがなくなってもドンと構えていられるけど、フリクション・蛍光ペン・ボールペンは、どれが欠けてもそわそわ、そわそわ

高層ビルで報われる自分を、想像できなかった

ここで働いていても、昇進という形では私はもう報われない、なぜなら子供を産んだから…。そういうむなしさに襲われるという話です。 まだまだ働きたいママを悩ませる「二人目のジレンマ」 昨日は、わたしの大学時代の友だち2人を我が家に呼んでの、毎年恒例の「フグパ(フグパーティー)」でした。近所の魚屋さんで用意してもらうてっさ&てっちりが、食べきれないくらいの量で、リーズナブルで、めちゃくちゃ美味しいんです。もうお店に行けないレベルの満足度。ほくほく笑顔の大人とともに、ひよこも上々の

昨日、大阪で消耗しました

自分のものなら、もう少し丁寧に被害評価するだろうし、どこがどう悪いのか、どこはまだ使えるのか、具体的にかつ詳細に知りたいと思うだろう。当事者意識があったら、そうする。そうしないのは当事者意識がないからである。 内田樹「こんな日本でよかったね - 構造主義的日本論」 昨日、中之島で社外セミナーがあって、数年ぶりに大阪に足を踏み入れました。JR大阪駅が新しくなって以来初めて来たから、もう5年くらい、西宮より西に引っ込んでたことになります。右も左も分からない18歳の時に感じた、