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子育てと、親の務め

あべ@beさんのトークを見て、そういえば、あべ@beさんのノートにこんなコメントをしたのを思い出しました。

「その場面でどう動くか」の感受性を育むという面では、自分が高校卒業とともに親元を離れたこともあって、「高校卒業まで」かなぁと思います。それ以降は、親が調える範囲にとどまらない(とどまってほしくない)ので(^^)

職場で、人事面談のたびに、上司から「後輩育成に期待している」的なことを言われます。いやいや、後輩いうても、もうみんな(新卒で入って)30代になってるし、わたしが産休・育休や短時間勤務(評価みそっかす)してるあいだに、等級的にはわたしと同じか上やし!と腑に落ちないのですが、毎回毎回言われるので、「くすぶらず、堂々と、背中見せたれ」ということなんかな、と最近は解釈しています。(こういうときに、「どういう意味ですか?」と直球で聞けない、A型長女)

学生時代の部活の先輩が、学校を卒業してもずっと「先輩」で在り続けるように、仕事のピラミッドの上下にあった関係が左右の位置に移っても、「背中を見られてる」感を持ち続けるのが、かつて上にいた者の務めなんでしょうね。わたしも見てますもん、あの先輩の、この先輩の、いまの動き方。

子育ても同じく、「育てる/育てられる」の上下関係はいつか卒業して、でも、そのあとも「背中を見る/見られる」関係は一生続く。見せ続けるのが、親の務めだと思います。

ひよこには、機嫌と気前のいい人になってほしいです。なので、念頭に置いているのは、「(機嫌よく居るためには)その場面でどう動くか」の感受性を育むこと。「一人前」基準は、機嫌や気前は測れないから、えいやっと時限性にして、高校卒業までが勝負かなぁ。

そだ・てる【育てる】
1 手間をかけて養い成長させる。養育する。
2 能力などが伸びるように教え導く。手を掛けてやったり、教え鍛えたりして、一人前として通用するまでにする。
3㋐小さな規模で出発した組織・団体などを発展させる。㋑ある考え方・気持ちなどが伸びていくように力を尽くす。
4 手なずける。おだてる。そそのかす。

大辞泉

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