見出し画像

構える、という態度

空に憧れて 空をかけてゆく

荒井由実「ひこうき雲」

伊丹空港を離陸して南下した飛行機が東に旋回するポイントが、西宮(尼崎?)上空にあります。週に何回か、その旋回する場面に出会えるのが、会社の行き帰りに1駅分多めに歩いている甲斐のひとつ。ぐいーんと大きく舵を切るさまは、悠々としていて、見ているこちらもどっしりした気分になれます。

旋回する飛行機を写真におさめたくて、何度もチャレンジしているけれど、なかなかうまくいきません。「あ!」と出くわしたタイミングでスマホを取り出す、という行き当たりばったりの後手後手のやり方に敗因があるのでしょう。

「そのとき」を見越して、焦点を定めて。こんなところでも、やっぱり「構え」ってやつがモノをいうのだと思い至ります。チャンスの神様は、はげちゃびん。

明日は、トロイの木馬の話か、ライカビリティの話か、センスの話を書くつもりです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?