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センスって、はてはて

「ここになくてそこに在るもの」と
「ここに在ってそこにないもの」を紐解く根気。
「ここにもそこにもないけど、要るもの」を見つける勘。
「足りないもの」を賄うノウハウ。

わたし

ひよこがお雛様を気取ろうとして、今年も壊した百均のアレ。それは、扇子。昨日、わたしが「はて」と思ったこと。それは、センス。辞書曰く、

物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。

の、センス。

お願いしていることが相手方にどうにもこうにも伝わらず、斜め上のものばかりが返ってくるので、「こういうのを出してほしいねん」と、ざっと試作をつくって渡したら、チームメンバーに「やさしくしすぎです!」「大森さんはセンスがあるから、すぐ作れるんですよぉ」と言われて。他意はなかったと思うし、そんなふうに評されて嬉しい気持ちもあったけれど、なんかちょっと小骨が喉に刺さったのでした。

1つ目のコメントに対しては、わたしが「やさしく」するのは、それが、時間を持たざる者ゆえの、ライフハックだから。残業できないから、アホな応酬をする時間も、牛歩に付き合ってる時間も、ないのです。会社はなんだかんだ言って「裁量労働制」という名の「社員工数はタダ」の風潮がつよく、ほとほと、織り込まれ済みの長時間労働にドロップキックしたい…!

2つ目のコメントは、「ここをこうこうこう」と少なからず試行錯誤したものを、「センス」の一言で片づけられたのが、腑に落ちなかったんです。感覚だけでやってるんちゃうんよ、積み重ねてきた下地のうえで創意工夫してるんよ、って。「ここを変えてみたら、どうなる?」の目のつけどころとか、変え方とか。

そのまで含めての、ってことかもしれないけど、いかんせん、サ行がもたらす語感の軽さよ。「仙豆」だったら得られたはずの奥行きがなくなっていて、残念です。(なんのこっちゃ)

明日は、女子会の話か、外食店の話か、期末面談の話を書くつもりです。

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