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【選挙ウォッチャー】 参院選2019・愛知県選挙区レポート。

どうやら解散総選挙があるのだとすると、東京五輪の後になりそうだというのが多くの見解のようで、ひとまず年明けの冒頭解散は避けられました。昨年の参院選のレポートすら出していないのに衆院選が行われることになったら目も当てられないところでした。さて、今日お届けするのは愛知県選挙区のレポートです。東京や大阪と並ぶ巨大都市・名古屋を有する日本経済の中心地ですが、愛知県は改選4。それに対して立候補してきたのが12人ということで、あんまり取材はできていないのですが、情報をまとめるだけでも十分にレポートになります。

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酒井 庸行  67 現 自民党
大塚 耕平  59 現 国民民主党
田島 麻衣子 42 新 立憲民主党
安江 伸夫  32 新 公明党
岬 麻紀   50 新 日本維新の会・減税日本
須山 初美  40 新 日本共産党
末永 友香梨 37 新 NHKから国民を守る党
平山 良平  71 新 社民党
石井 均   54 新 無所属
牛田 宏幸  48 新 安楽死制度を考える会
古川 均   65 新 労働の解放をめざす労働者党
橋本 勉   65 新 オリーブの木


いくつか貼られていないポスターがあるのですが、貼られていないのは無所属で立候補している石井均さんと、安楽死制度を考える会の牛田宏幸さんです。石井均さんは旧東海銀行などで約20年間にわたって銀行員をした後、大学の非常勤講師などをしていた人物だそうです。今回はポスターのある人を順番にチェックしていきたいと思います。


■ 酒井庸行候補の主張

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まずポスターがめちゃくちゃダサいんですけど、「PRESIDENT」の表紙でも飾ろうとしているのでしょうか。どこぞの社長が独自の時短術をドヤ顔で語ってくるのかと思うようなポスターですが、「未来を起点に今を考える」というキャッチコピーも、どこぞの社長っぽいです。しっかり日本会議国会議員懇談会、神道政治連盟国会議員懇談会、みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会と、「メン・タン・ピン」を揃える王道のオジサン。自民党なので余裕の当選です。


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