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東ドイツ🇩🇪バッハの街 Leipzigライプツィヒ(1)

今週末は日帰りで元東ドイツにあった街、
Leipzig(ライプツィヒ)に来ました。

フランクフルトから高速鉄道ICEで3時間です。
(因みに電車のチケットは1人60€ぐらいでした)

ライプツィヒは、
ものすごくざっくり言うと、
ベルリンよりちょっと南にあり(ベルリンから電車で1時間のようです)、
Sachsen(ザクセン)州の中で一番人口の多い街です。
同じ州で有名な街に例えばドレスデンがあります。

また、ライプツィヒは、
バッハが1723-1750年に38歳でトーマス教会のカントル(合唱長)を勤め始めてから65歳で亡くなるまで過ごし、
沢山の音楽活動をした街でもあります。

バッハ博物館より

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また、森鴎外やニーチェ、ゲーテも、
ライプツィヒ大学で学んだそうです。
(帰って来てから気づきました)。

まとめ
ライプツィヒでよかったこと

❣️バッハ博物館でバッハのことを勉強することが出来た(正直、バッハの人生や仕事、どんなことをしたかということをほとんど知りませんでした…)バッハのような人がこんなに大切な時間を過ごした街で、ゆかりのある教会などを訪ねられるなんて改めてすごいと思った
❣️バッハが実際に指導したトーマス教会でコンサートを聞くことで美しい音楽に触れられた
❣️シックで素敵なバー、レストラン、カフェが多く、特にシャンパン🥂ゼクトのグラスを傾けている人たちが多く見ていて楽しかった
❣️所々に美しい建築や、素晴らしい彫刻を施した建物があって感動した

ライプツィヒでいまいちと思ったこと
💙可愛い街歩きが好きな私としては街の雰囲気自体はそんなにわぁーという感じではなかった(例えば北側で言うとアーヘンはわぁー系でした。勿論南側のエスリンゲンなどは本当にワァー系です。比べてばいけない類ですが・・また個人の趣味にもよるかと)
💙お店が結構チェーン系の大きなものが多いからかもしれない、また綺麗な建物が散財しているがモダンな建物と混ざり、全体の雰囲気を若干壊していた
💙ものすごく寒かった笑 多分日中10度ぐらいだったのですがまだ秋の気持ちでいたので多分防寒が足りていなかった…ドイツの北側は10月半ば以降は寒がりにはキツいです…みんな外でご飯を食べていてすごいなと思いました…さすがドイツ人🇩🇪

さて中央駅に電車。

まずすごいのが、ライプツィヒ駅です。
もうここが大きなショッピングモールです。
洋服、小物、スーパー、薬局、オーガニックのお店、宝飾品、レストラン、
本当に沢山のお店で溢れています。

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珍しいソーセージがあったり

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チーズ入りのパテ⁉️

そして北ドイツお決まりの❓生肉のサンドイッチ…
(みんな朝ごはんとかに食べている?私はまだ試したことないです)

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駅構内だけでもかなり楽しいです。

その後は寒さの中に繰り出し…

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ベルリン出身のアンペルマン君

・・・その前に一つご紹介したいものが

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よくこういうリアルな赤ちゃんの人形を持っている人がいるのですが、
めっちゃドキッとします


さて、
街中に繰り出すと、所々に重厚な建物に出会います。
ものすごく凝った彫刻を施したものが多く圧倒されます。

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最後の写真の建物は1905年に建てられたと書いてありました。

建築の雰囲気など、最近訪ねた街とちょっと違う感じです

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まず最初の教会、聖ニコラス教会に入ってみました。
ここはバッハが合唱団を指導していたトーマス教会に次いでバッハが主な音楽活動をした教会だそうです。

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そしてこの教会はライプツィヒで一番古い教会で、
まず1165年にロマネスク様式で建てられ、
その後16世紀に後期ゴシック、そして新古典主義様式に改築されたそうです。そんなに古いようには見えませんでした。

中に入ったら…

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…LADURÉE ラドュレ❓(マカロンの)

見た時はとってもモダンだなと思ったのですが、
調べてみたら、どうやら1784年から1797年にかけて改装されたそうです。
そんなに古いのにラドュレ感満載でびっくりしました。
一応フランス様式を模してネオクラシカル(新古典主義)様式で改装されたそうなので…
だからラドュレ❓

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天井のパステルカラーがとっても可愛いです。
入り口の右と左にそれぞれ謎の空間がありデコレーションされていて不思議でした。何のためだったんだろうか

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美術館みたいでした。

その後隣にあった小さめのパッサージュへ

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こちらはちょっとモダンなパッサージュで天井が皮張りみたいで面白いなと思いました。

外を歩いて行くとすごいカフェを発見しました。

Riquet

Schuhmachergäßchen 1
04109 Leipzig

1908-09の間に建築された建物だそうです。
何がすごいって上のモザイクが

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昼間に撮ったものがクリアでなかったので夕方リトライ

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見えますでしょうか?

日本人か中国人らしき着物を着たアジア人女性と
富士山と桜のような絵です。
ヨーロッパ建築のモザイク画で北アジアのモチーフは実は見たことがなかったように思います。

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現在のカフェは1996年開業のようですが、
おそらくその前もアジアのものを輸入していたのでしょうか?中国や日本のお茶、世界のカカオやコーヒーを輸入してであろうことが壁の文字から想像されます。

素敵な朝ごはんセットをみんなが食べていたのですが
朝ごはんにはちょっと遅かったので私たちはランチをすることにし、後で来ようと通り過ぎました。

中もとってもシックで素敵な雰囲気でした✨
下に見えるのが当該カフェです。不思議な建物の形です。

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歩いて行くと古い市庁舎(Altrathaus)の裏のコンサートホールが。
白と金で素敵です。

こちらが旧市庁舎です。時計のモザイクが美しいです。

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少し私がたくさん行った旧ソビエトの国と似てるなと思ったのが、大きな建物がドーンと立っていて、
大きな広場があって、ガラーンとしているところです。
東ドイツぽいと言って良いのかわかりませんが、
とにかくルーマニアとかベラルーシを思いました。

あと人が本当にいなくて、がらんとしていて
土曜日なのに、
そして大きな街なのに?と不思議に思いました。

その後、午後になると人が増えたので
夫によると、北ドイツの人は、
みんな朝出て来ると寒いって知ってるから、
午後にならないと出てこないんでしょうと言っていました。
むー…

さて、
だらだら書いていたらだいぶ長くなってしまったので、
(申し訳ありません…)
第二弾に名物のパッサージュや、
第三弾にバッハゆかりの地への訪問を譲ります。

長文駄文にお付き合いいただきありがとうございます😊

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