小田晃生

音楽家、小田晃生(おだこうせい)です。ソロのほか、COINN、ロバート・バーローに所属…

小田晃生

音楽家、小田晃生(おだこうせい)です。ソロのほか、COINN、ロバート・バーローに所属。 趣味は創作ハヤクチコトバ。 https://linktr.ee/kohsey

マガジン

  • 映画ひとりごと(仮)

    映画が好きでして。マンガや本も好きでして。「なのだ、である」調だと、なぜか書きやすくなるので、なるべく勢いまかせに書いてみる記。週1更新、という最大の嘘。

  • アルバム作品解説まとめ

    小田晃生のアルバム作品の制作の経緯、裏話、解説、あとがき...などなどの記事をあつめたマガジンです。

  • 歌詞 + ギターコード譜

    手前味噌ですが、リクエストをもらったものを中心に、自分の曲の歌詞+ギターコードをアップしています。デジタルリリース作品の歌詞カード代わりにも。

  • 「ほうれんそう」歌詞集

    2020年12月26日、配信リリースのアルバム「ほうれんそう」の歌詞集です。 Apple Music、Spotify...など、各種配信サイトにて。 https://linktr.ee/kohsey

  • はみだしTORCH TIMES

    毎週更新のpodcast「TORCH TIMES」での話題からのはみだしコラム。あるような無いような、微妙な相互関係ですけど併せてぜひぜひ。 podcastへのご感想なども、各記事コメントで気軽にお寄せ下さい。

最近の記事

  • 固定された記事

こんにちは、小田晃生です

※このページは随時更新しています 小田晃生(おだこうせい)と申します。音楽家をやっています。 普段のアーティストプロフィールにするには長過ぎる部分を含む自己紹介ページです。TwitterやYouTubeなど、フォローや登録をもらえると嬉しい色々、こちらにまとめてあります。 https://note.com/chicchaitanbo/n/n742e169938d7 演奏や制作のご依頼もお待ちしております。 【プロフィール】 小田晃生(おだこうせい / Kohsey O

    • 説明台詞が好き

      以前、三宅隆太さんがタマフルの特集の中で“説明台詞”についてお話をされていて、それがとても興味深く、以降、映画を観るとき、このポイントがかなり気になるようになった。 小説と違って、映画の中ではモノローグが不自然になりがちである。登場人物が急に感じていることをひとりで喋り出すと、そりゃおかしなことになってしまう。だから、会話相手が必要になったり、演技と映像で語らずに語る技術がある。また、ストーリー上で、これから何が起こるとマズいのか、何を解決しようとしているのかなど、現状の問

      • 「Q to Fan」 / ファンの皆さまへの質問票

        2024年7月より、僕のファンの皆さんに無記名アンケートの協力を呼びかけています。小田晃生の音楽に関しての質問もありますが、そのほかに音楽の聴き方、ライヴ企画のこと、SNSのことなど、音楽活動してると気になる人も結構いるんじゃないかなというような諸々の質問事項を盛り込みました。 この“小田晃生”というお店の運営に関わってくる様々な判断を、いつもはひとりでしているわけで、現状届いてる回答だけでもすでに興味深い結果になっています。 あまり奥ゆかしい表現だと回答してもらえないよう

        • エンドロールが好き派

          皆さんは、エンドロールは観る派でしょうか、観ない派でしょうか。 映画館で、本編が終わったらすぐに席を立ってしまう人と明るくなるまで座っている人がいる。それはどちらでも良いと思うのだけれど、僕はエンドロール観る派。なので、明るくなるまで座ってる派。そして、エンドロールというものが好き派だ。 子どもの頃からエンドロールが好きだった。黒バックに中央寄せで配置された白い文字がズラズラと上に流れていくのをゲーム的に眺めていた。マリオ(昔のバージョン)っぽいキャラクターが、文字を足場に

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        こんにちは、小田晃生です

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        記事

          ボウヤ

          『まんが日本昔ばなし』がすごい。やっぱりすごい。 みんな知ってるだろうか。かつてこんなものすごいアニメシリーズがTV放送されていたことを。 自分が子どもの頃、毎週土曜の19時からの放送が楽しみだった。妹たちの観たい裏番組の『美少女戦士セーラームーン』とチャンネルを争っていたせいで、この放送スケジュールがはっきり心に残っている。そのせいか、セーラームーンをひどく憎んでいた。あんなに心狭い人間であったことが残念でならないが、ともかく僕は『まんが日本昔ばなし』が、最高に好きだった

          なしたね

          もう10年以上前。TSUTAYAでアルバイトをしていた頃のことである。ある日、レジカウンターで入荷してきたDVDのパッケージを見て、僕は「やー、ケイト・ベッキンセイル、キレイなひとっすね」と、つぶやいた。 すると、隣にいた男性社員のMさんがこう言った。 「なしたね」 「え?」 僕は聞き返す。なんとおっしゃった? 「成した」 「え?」 「神は成した」 「え?」 「神の御業としか思えないレベルの美しさだね...ってさ」 「なるほど!そういう意味だったんすね!」 神は成した!.

          アナトール

          お試し程度の気持ちで作ったThreads(スレッズ)、宣伝ばっかりになっちゃう他のSNSとは差別化して、完全に趣味の場にしてみよかと、今年のはじめからぼちぼちと映画やオーディブルで聴いた本の感想を書き込んでいた。文字数制限がゆるめで、画像も要らないのは、なかなか気軽で助かる。(...映画だと、よく作中シーンを切り抜いて使っているのを見受けるのだけど、権利的にやっていいことなのかわからず、僕はビビってしまって出来ない) しかし、半年も経たずにモチベーションが途絶えた。僕はわり

          アナトール

          「よるのおつとめ」週1ペースになります

          2021年から始めた弾き語り練習配信「よるのおつとめ」ですが、今年の春からは週1回(火〜木曜日のどこか)夜21:30頃から、というペースに変更しました。配信先もインスタライヴのみにします。 もう、全部で何回やったのでしょう。結構な数になるはずだけど数えてません。始めた当初に書いた上の記事を読むと、実は途中から基本のスタート時間設定を遅らせたり、Twitterスペースは音が悪くてやめたり、YouTubeライヴの同時配信を始めたり、と、途中アレコレと調整はしてきてるんだなと思う

          「よるのおつとめ」週1ペースになります

          作っちゃう、使っちゃう

          最近、“面白い”という言葉は残酷だな、と思うことがある。 僕の好みはサスペンスやホラーに偏っている。物語の中では、しょっちゅう大変なことが起こり、人が死んだりもする。ある作品に“面白い”と感じたとして、だけどもしかしたら似たような形で現実に恐ろしい思いをしたり、悩んでいたり、家族や大事な人を亡くした経験のある人もいる可能性があって、そういう方々にとっては、たとえそれがフィクションだとしても、もはや当事者と言ってしまえるような場合もあるんじゃなかろうか。 そんなふうに考え始めて

          作っちゃう、使っちゃう

          アトロク

          TBSラジオ、『アフター6ジャンクション2』のメール抽選で、なんとNetflix版『三体』のトートバッグとクリアファイルが当選!ありがとうございます...ウレシー!恐怖の視界ジャックカウントダウンクリアファイルは、中2息子にせがまれてプレゼント。 新学期はこれで教室をギョッとさせたれ! 2018年の番組スタートからずっと聞き続けているアトロクには山ほど恩恵を授かっています。自分から出る話題のほとんどが元を辿るとアトロク由来になってしまいそうで、ちょっとどうかと思うくらいです

          犬と歩けば

          昨年秋から、我が家は犬を飼い始めた。名前はアロ。日々のルーティンの中に、かの有名な「犬の散歩」を加える運びとなった。たいてい、妻か僕のどちらか都合が良いほうが散歩に出る。 犬と行動を伴にしていると、普段通らない場所に足を踏み入れることがぐんと増える。茂みや、草むら、細い山道、裏道。知らなかったスポットや、いつもと違う角度の風景の新鮮さに出会える。そして、僕はつくづく思う。 「犬との散歩中に遺体の第一発見者になるの、めちゃくちゃ説得力があるなあ」と。 物騒なことを書き始めて

          犬と歩けば

          出所不明の記憶

          皆さんは、子どもの頃の記憶がどのくらいあるだろうか。ただし、ここで思い浮かべてほしいのは、家族と旅行に行ったとか、友達とケンカをしたとか、そういったエピソードが伴うようなものじゃなく、なぜ覚えてるのか解らないような、ふとした光景や、誰かの些細な言葉。あやふやで、本当の出来事かどうかも判然としない、出所不明の記憶について。 僕にもそんな記憶は無数にあるのだけれど、常にそのことを覚えているというよりも、普段の生活の中で、ふっと脳裏に蘇っては消えていく短い動画や写真のようなもので、

          出所不明の記憶

          映画仕草

          英語圏の映画やドラマで、会話中、両手の人差し指と中指を立て、クイクイと曲げるのをよく目にしていた。一体どういうタイミングでやってるのかな、と気になっていたのだが、なんとあれは、“引用符”の「“ ”」を指で表現しているのだと知り、「へー!」と「なるほど!」の嵐が巻き起こった。なんだか遊び心があってオシャレじゃあないか。ボディランゲイジを基本に持たない日本人には無い発想なのかもしれない。 オーディブル版『グレイラットの殺人』(“ワシントン・ポー捜査官”シリーズ4作目。昨年、この

          2024年 〜年頭書感〜​

          本年もよろしくお願いします。 ………………………… 『解』 ほどく、わかる、とく、ほぐれる...とかとか。考えてみると「ときほぐす」は「解き解す」って書くのかな。 自分自身に対してのシバリや思い込みを少し疑ってみようか、というイメージで選びました。別に今年のっていうより、そんなふうにありたいぜっていつも思ってはいるんだけど、なんかもっと自分の中の野放図さが形に出来たらいいなーなんて思ってます。 小田晃生 -------------------------- 「層」 今

          2024年 〜年頭書感〜​

          〈2023年〉 みたみたきいたリスト

          リスト化が好きだ。 そんなわけで、今年もコツコツまとめてます。 今年は、Amazonオーディブルとの出会いが大きく、別項目として増設。オーディブルは1作品が12時間とかあるのも珍しくないので、そのぶん映画を観る時間はかなり減ってしまったと思う。しかし体験として、映画ともまた違った濃密な感慨が生まれるメディアで、それがものすごく面白く、ハマってしまった。魅力と問題点についても色々と思うことがあって、ここから進歩もありそうな気がするので、それも楽しみ。 【家で観た映画】 バーバ

          〈2023年〉 みたみたきいたリスト

          フー・ファイターズ

          Netflixの配信スケジュールの中で、僕がすっごくすごく楽しみにしていた映画があった。それは、『STUDIO 666』というアメリカのホラー映画である。アルバム制作のために曰く付きの一軒家を借り切ってレコーディングを始めたバンドマン達がギャー!…という、別段、意外性の無〜い感じがするホラー。しかし、この『STUDIO 666』の他の追随を許さぬ意外ポイント、それは主演が本物のフー・ファイターズの面々なのだ! 2年くらい前から、バンドのSNSで制作中の映像が出てて、はじめは、

          フー・ファイターズ