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いつだって傍らには猫⑧

そして、今・・・

コタが我が家にやって来て、7年の月日が
経った。
7年の間に、人間も猫達も平等に歳を重ね
猫達は世に言う「シニア」な年齢になった。

「ちび」は15歳。立派なお婆にゃん。
持病を抱えているけど、まだまだ現役で
弟分達に、大きな顔をさせるつもりはないらしい。

ちびは世話焼き姉御肌、嫌がっててもお構いなし

「むぎ」も11歳。
びびりな性格は変わらぬまま
時折コタが遊びに誘うのを、
ちょっと迷惑げに、すたこら走って逃げたりしてる。
でも、気付くと一緒に寝てたりするから
年月を経て
「多少の事には目をつむる」という
スキルを得たらしい。

くっつきたいコタ、渋々許可するむぎ

そしてペットロスでよろよろしてた私は
7年経った今「猫が足りない」などと
嘆く事はなくなった。
モカを忘れるなんて事はないけれど
コタのおかげで救われたのだと思う。

お膝は私よりダンナがいいらしい
腕利き職人コタ現る!


ぼろぼろに傷ついたハートを、せっせと修理


この穴、どうやって埋めようか?


穴が埋まるどころか、コタで溢れてるのです

コタは、というと
多頭飼育崩壊現場の、血縁猫達との生活より
我が家での生活の年月が上回り
彼も推定10歳になった。
当然ながら、コタは昔の事を
語ったりしないので
過去をどう思ってるかは分からない。
ただ、今の様子を見ていると
まんざらでもないよう。
いや、そうであって欲しい。

今を楽しく生きるのだ!!

こうやって「保護猫」だったコタが
「うちの子」になって
みんな一緒に過ごす、なんてことない日々の幸せ。
この穏やかな時が、できるだけゆっくり刻まれますように。

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