ねこまた

猫が好き。現在ダンナと3匹の猫と暮らしてます。 職業・通りすがりの整体師。 時々イ…

ねこまた

猫が好き。現在ダンナと3匹の猫と暮らしてます。 職業・通りすがりの整体師。 時々イラストとかマンガとか。

最近の記事

いつだって傍らには猫⑨

肛門嚢破裂?! ① 我が家の三男坊コタ、食欲旺盛、元気いっぱい、よく寝る。 と、いつもと変わらぬ様子と思っていたのだが 何の気なしに眺めてて、いつもと違う事に気づいた。 身だしなみで、体は舐めるけど それにしても頻繁。 かといって、きっちり尿も出ていて 膀胱炎の兆候も無し。 ひどい便秘って訳でも無いし、どうして? と、不思議に思い 抱っこしてしっぽを持ち上げて 尻の穴を見てみたら・・・ 「お尻、なんか赤くなってる?!」 コタが嫌がって動くので、しっかり見られなかった

    • いつだって傍らには猫⑧

      そして、今・・・ コタが我が家にやって来て、7年の月日が 経った。 7年の間に、人間も猫達も平等に歳を重ね 猫達は世に言う「シニア」な年齢になった。 「ちび」は15歳。立派なお婆にゃん。 持病を抱えているけど、まだまだ現役で 弟分達に、大きな顔をさせるつもりはないらしい。 「むぎ」も11歳。 びびりな性格は変わらぬまま 時折コタが遊びに誘うのを、 ちょっと迷惑げに、すたこら走って逃げたりしてる。 でも、気付くと一緒に寝てたりするから 年月を経て 「多少の事には目をつむる

      • いつだって傍らには猫⑦

        新人加入、それから 先住猫2匹の様子も見つつ、慣れるまで コタにはしばらくケージで生活してもらうつもりだった。 けど、当初から布が被ってるとはいえ、 ケージの中に見知らぬ猫。 それも大きい猫がいる事を 先住猫達が察知するのに、そう時間はかからなかった。 引き戸一枚隔てた隣の部屋、そこにいるケージの猫。 びびりながらも、確認せずにはいられないらしく 怖がって近寄れない弟分の「むぎ」を尻目に 年長の女王様「ちび」は、勇敢だった。 慎重にケージに近づく「ちび」 自ら頭で被せ

        • いつだって傍らには猫⑥

          ようこそ我が家へ あれよあれよという間に、コタが我が家へ来る日となった。 保護主さんが、遠路はるばる届けに来て下さる。 実は前日どころか、数日前から私はソワソワして 「トイレはこれでいいかな?」 「ベッド気に入ってくれるといいなぁ」 とか、何度も買い忘れの物がないか、チェックしたり 落ち着きない事この上なかった。 前日の夜は、遠足行く前の子供みたいに 眠れぬ夜を過ごしていて、ふと思う 「モカの看病の時は、心配で眠れなかったけど こうやって楽しみで眠れないって幸せだなぁ」

        いつだって傍らには猫⑨

          いつだって傍には猫⑤

          猫が人を選ぶ? さて、、運命の子との対面を想像して 鼻息荒く、保護猫達の元へ来たものの お目当てだった子が、微動だにせず怯えているのを目の当たりにして 「どうしよう。・・・想像とだいぶ違う。 ぶっちゃけ自信ない」 と、脳内は完全に弱気。 「そうそうマンガみたいに、運命の出会いなんて無いよね。 でも、この場に来ちゃったし、断っても大丈夫なのかな」 と、すっかり怖気づき、早くも言い訳じみた事を考え始める私。 「でも、ここに来たのも、きっと何かの縁。 他の子達もちゃんと見て、そ

          いつだって傍には猫⑤

          いつだって傍には猫④

          保護っ子それぞれ みんなケージの中いるかと思いきや、 ボラさんと私の足元で自由にしている、 シャム柄の大柄な猫が一匹。 「この子はみんなのリーダーで、 お父さんかもしれません」 なんでも、一番人馴れしていて懐っこいオス。推定6歳というから 「多頭飼い最初の一匹」なのかもしれない。 きっとゴミ屋敷にいた元飼い主だって、 最初は私達と同じように 可愛がっていたのではなかろうか? 何かが色々変わってしまい、食い違っていって、どうしようもなくなった。 ・・・とか想像すると、ちょっ

          いつだって傍には猫④

          いつだって傍には猫③

          赤い糸を探して 個人ボラさんとメールのやりとりで、 アンケートに答えたり 我が家の環境などもお教えして いよいよ保護猫さん達と、ご対面の日取りが決定! 数人が交代でお世話している、とあるマンション。 県外の今まで縁もゆかりも無い場所で かつての私なら、尻込みするところなのに ペットロスの反転エネルギーたるや、すごいもの せっせとルートを調べ、場所と所要時間を確認。 こちらが知りたい事を、忘れぬよう箇条書きにしてみたり。 無気力だった日々が嘘のよう。 「あぁ、あの子が私の

          いつだって傍には猫③

          いつだって傍には猫②

          保護猫って? あちこちの里親募集のページを見ていたものの 今一つピンとくるものを感じらぬまま、月日は過ぎて モカの四十九日が過ぎた頃、 私の気持ちも少し落ち着きを取り戻していました。 ですが相変わらず、猫を求める日々。 夜な夜なネット徘徊する私を見て、ダンナに 「どうしても3匹じゃなきゃいけないの? 2匹じゃだめなの?」と問われるも それでもやはり「猫が足りない」気持ちは揺るがない。 そんな中、とある里親募集のページに目が止まり、気になって仕方ない。 それまでも、モカに

          いつだって傍には猫②

          いつだって傍には猫①

          猫が足りない症候群 今から7年ほど前、当時5歳だった ♂猫モカが、突然の病になり それが脳腫瘍と判明したものの、 私にはその現実を受け入れる事が なかなかできず あれよあれよという間に、モカは虹の橋へ 旅立ってしまったのです。 我が家には先輩の「ちび♀」と 後輩の「むぎ♂」のモカ以外に2匹の猫がいたけれど 突然、歳若くしてモカが亡くなり、私は世間で言うアレです 完全に「ペットロス」というやつになってしまったのです。 涙しながらモカに似た猫の姿を求め、 ペットの里親募集の

          いつだって傍には猫①