肛門嚢破裂?! ① 我が家の三男坊コタ、食欲旺盛、元気いっぱい、よく寝る。 と、いつもと変わらぬ様子と思っていたのだが 何の気なしに眺めてて、いつもと違う事に気づいた。 身だしなみで、体は舐めるけど それにしても頻繁。 かといって、きっちり尿も出ていて 膀胱炎の兆候も無し。 ひどい便秘って訳でも無いし、どうして? と、不思議に思い 抱っこしてしっぽを持ち上げて 尻の穴を見てみたら・・・ 「お尻、なんか赤くなってる?!」 コタが嫌がって動くので、しっかり見られなかった
そして、今・・・ コタが我が家にやって来て、7年の月日が 経った。 7年の間に、人間も猫達も平等に歳を重ね 猫達は世に言う「シニア」な年齢になった。 「ちび」は15歳。立派なお婆にゃん。 持病を抱えているけど、まだまだ現役で 弟分達に、大きな顔をさせるつもりはないらしい。 「むぎ」も11歳。 びびりな性格は変わらぬまま 時折コタが遊びに誘うのを、 ちょっと迷惑げに、すたこら走って逃げたりしてる。 でも、気付くと一緒に寝てたりするから 年月を経て 「多少の事には目をつむる
新人加入、それから 先住猫2匹の様子も見つつ、慣れるまで コタにはしばらくケージで生活してもらうつもりだった。 けど、当初から布が被ってるとはいえ、 ケージの中に見知らぬ猫。 それも大きい猫がいる事を 先住猫達が察知するのに、そう時間はかからなかった。 引き戸一枚隔てた隣の部屋、そこにいるケージの猫。 びびりながらも、確認せずにはいられないらしく 怖がって近寄れない弟分の「むぎ」を尻目に 年長の女王様「ちび」は、勇敢だった。 慎重にケージに近づく「ちび」 自ら頭で被せ
ようこそ我が家へ あれよあれよという間に、コタが我が家へ来る日となった。 保護主さんが、遠路はるばる届けに来て下さる。 実は前日どころか、数日前から私はソワソワして 「トイレはこれでいいかな?」 「ベッド気に入ってくれるといいなぁ」 とか、何度も買い忘れの物がないか、チェックしたり 落ち着きない事この上なかった。 前日の夜は、遠足行く前の子供みたいに 眠れぬ夜を過ごしていて、ふと思う 「モカの看病の時は、心配で眠れなかったけど こうやって楽しみで眠れないって幸せだなぁ」
猫が人を選ぶ? さて、、運命の子との対面を想像して 鼻息荒く、保護猫達の元へ来たものの お目当てだった子が、微動だにせず怯えているのを目の当たりにして 「どうしよう。・・・想像とだいぶ違う。 ぶっちゃけ自信ない」 と、脳内は完全に弱気。 「そうそうマンガみたいに、運命の出会いなんて無いよね。 でも、この場に来ちゃったし、断っても大丈夫なのかな」 と、すっかり怖気づき、早くも言い訳じみた事を考え始める私。 「でも、ここに来たのも、きっと何かの縁。 他の子達もちゃんと見て、そ
保護っ子それぞれ みんなケージの中いるかと思いきや、 ボラさんと私の足元で自由にしている、 シャム柄の大柄な猫が一匹。 「この子はみんなのリーダーで、 お父さんかもしれません」 なんでも、一番人馴れしていて懐っこいオス。推定6歳というから 「多頭飼い最初の一匹」なのかもしれない。 きっとゴミ屋敷にいた元飼い主だって、 最初は私達と同じように 可愛がっていたのではなかろうか? 何かが色々変わってしまい、食い違っていって、どうしようもなくなった。 ・・・とか想像すると、ちょっ
赤い糸を探して 個人ボラさんとメールのやりとりで、 アンケートに答えたり 我が家の環境などもお教えして いよいよ保護猫さん達と、ご対面の日取りが決定! 数人が交代でお世話している、とあるマンション。 県外の今まで縁もゆかりも無い場所で かつての私なら、尻込みするところなのに ペットロスの反転エネルギーたるや、すごいもの せっせとルートを調べ、場所と所要時間を確認。 こちらが知りたい事を、忘れぬよう箇条書きにしてみたり。 無気力だった日々が嘘のよう。 「あぁ、あの子が私の
保護猫って? あちこちの里親募集のページを見ていたものの 今一つピンとくるものを感じらぬまま、月日は過ぎて モカの四十九日が過ぎた頃、 私の気持ちも少し落ち着きを取り戻していました。 ですが相変わらず、猫を求める日々。 夜な夜なネット徘徊する私を見て、ダンナに 「どうしても3匹じゃなきゃいけないの? 2匹じゃだめなの?」と問われるも それでもやはり「猫が足りない」気持ちは揺るがない。 そんな中、とある里親募集のページに目が止まり、気になって仕方ない。 それまでも、モカに
猫が足りない症候群 今から7年ほど前、当時5歳だった ♂猫モカが、突然の病になり それが脳腫瘍と判明したものの、 私にはその現実を受け入れる事が なかなかできず あれよあれよという間に、モカは虹の橋へ 旅立ってしまったのです。 我が家には先輩の「ちび♀」と 後輩の「むぎ♂」のモカ以外に2匹の猫がいたけれど 突然、歳若くしてモカが亡くなり、私は世間で言うアレです 完全に「ペットロス」というやつになってしまったのです。 涙しながらモカに似た猫の姿を求め、 ペットの里親募集の