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千葉祐也
2023年10月30日 16:57
秋の夕暮れ段々と赤くなる空に対抗して目の前では家が真っ赤に燃え上がっている消防を退職する決意をし次の企業に合格をした次の日あと数日しかない勤務だなぁ、、、いつ職場には辞めること言おうかな、、、なんてことを思いながら心ここに在らずでいつも通りの業務を行なっていた雪が積もる前に市内の消火栓が正常に作動されるかどうかの点検を実施するその日は1日中その点検だった大き
2023年5月18日 16:08
楽しくBBQしてたであろう椅子やクーラーボックスその景色に合わない消防の集団本当なら救助服姿でなんて海に行きたくないなぜいるのか…それは若者が海に流され行方不明になったからあれは北海道の5月末にしては季節外れの猛暑の日かんかん照りの空でBBQ日和な日だった。「水難救助鳴らないと良いですね…」なんて先輩と話していた矢先神経を逆なでするような指令音が鳴り響いた。"水難救
2023年5月19日 15:19
消防士2年目の6月。時々救急車に乗るようにもなった。僕が救急車に乗るときは基本的に心停止が予測される事案のみ。いわゆる心臓マッサージ係だ。何件も出動し、何人も心臓マッサージをしていたが、ほとんどが高齢者だった。免許取得の時に心肺蘇生法は習うかと思うが、「おおむね5㎝沈むほど強く圧迫しましょう。」と教えられたと思う。そう簡単ではないのだこれが。思ってるより強く押さないと
2023年5月23日 12:05
「僕これからどう生きていけばいいですか。」中学2年生の男の子の口から出た言葉。それに対して20歳の千葉は何も言えなかった。20歳の初夏。小児の心停止現場を経験し、落ち込んでいようが日々の出動は待ってくれない。初夏の心地よい暖かさ訓練をしているとじんわりと汗ばんでくる季節。13時から15時までの定期訓練を終え「だいぶ汗かく季節になってきたな!」なんて先輩と話しながらT