千葉祐也

思ったことを投稿する人。北海道札幌市の27歳男性。高校3年生の時に釧路の高校で主将とし…

千葉祐也

思ったことを投稿する人。北海道札幌市の27歳男性。高校3年生の時に釧路の高校で主将として甲子園出場。高卒消防士7年勤続しその経験を元に保険業へ転職。

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  • 消防士時代の話

    高校卒業後7年間消防に勤め、そこでみた景色や思ったことを書いてます。これを読んで少しでも役に立てたり同じような被害が減ってくれればなと思います。

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【聞こえないフリをした過去】消防士時代の話

「僕これからどう生きていけばいいですか。」 中学2年生の男の子の口から出た言葉。 それに対して20歳の千葉は何も言えなかった。 20歳の初夏。 小児の心停止現場を経験し、落ち込んでいようが 日々の出動は待ってくれない。 初夏の心地よい暖かさ 訓練をしているとじんわりと 汗ばんでくる季節。 13時から15時までの定期訓練を終え 「だいぶ汗かく季節になってきたな!」 なんて先輩と話しながらTシャツを替えていた。 その日は午前中も出動があり、昼からは訓練。 自席について

    • 出動する側からされる側へ(今日初めて救急車に運ばれました🚑)

      救急車で出動したことは何度もあった だけど今日 初めて救急車で運ばれた 朝6時 目覚ましは6時20分にセットしていたが その前に尋常じゃない吐き気で目が覚めた 目覚ましより早く起きた時にはいつも まだ眠れるかなと2度寝したり 携帯で時間を見たりするのだが今日は違う 黙っていられないほどの吐き気 一目散にトイレに駆け込んだ 何も食べていないから胃液しか出ない お茶をコップ1杯飲んでソファーで横になる 1時間くらい吐き気と戦ってるうちに 「胃が弱ってるのかな

      • 願望はある

        「千葉は絶対結婚出来ないwww」 これ100万回言われてます 言葉選んで反論するけど ファッ◯ォフ!!!! 勝手に決めつけんな!! だまれ!ぶっ◯ばすそ!!! このち◯かす野郎!!! する気が無いわけでもない 大体この手の話題を振られた時には 適当に返してる 「え〜めんどくせぇ」 「人と一緒に暮らせない」 こんなことしか言わないから誰も 深掘りをしてこない 深掘りをされても答えないけど 全員に本心を言う必要性がないからね じゃあどんな人となら結婚したいか

        • 大人おとなオトナ

          期待することよりも 諦めることが増える 「もうちょっと」より 「もういいや」が増える 怒ることが減り 呆れることが増える 未来に夢見るより 過去を振り返る 自分がしたいことより 相手のしたいことを気にする 「これ食べたい」より 「何食べたい?」が増える 今やりたいが減り 今度やろうが増える 「今日遊ぼ!」が減り 「今度遊ぼ!」が増える 爆笑が減り 愛想笑いが増える 笑って腹筋が疲れることが減り 頬が疲れることが増える 楽しいが減り つまらないが増える 憧

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        【聞こえないフリをした過去】消防士時代の話

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        • 消防士時代の話
          8本

        記事

          【命と保身の天秤】消防士時代の話

          「セクハラって言われたら困るからなぁ… AEDは使えないなぁ…」 ある日救命講習で心肺蘇生法を教えていると 1人の男性がそう言った 人の命は天秤にかけて良いものではない だがその人は命を天秤にかけ 保身を選んだ その考えもわからなくはないが そんなの関係なく救命活動は するべきなのでは?と思う なぜなら人は 心停止から5分経過 呼吸停止から10分経過 で死亡率が100%になってしまうから 数秒の判断の遅れが救える命を 見捨てることになる 目の前で人が倒れた時に行

          【命と保身の天秤】消防士時代の話

          騙されないでな????

          なんか最近「投資投資」って 騒がしいと思わない? 新NISA制度のスタート 日経平均株価の過去最高値更新 世間では景気の良いニュースと共に 「投資ブーム」 にでもなっているのではないか 最近インスタグラムなどの各種SNSを開くと 「投資」に関する広告がよく表示される 仕事柄その広告に目を通すと 「1年で資産を10倍に!!」とか 「投資の仕組みを教えます!!」とか は???って感じ どう見たって詐欺まがいな広告だし 投資の仕組み説明できるやつが1年で 資産を10倍に

          騙されないでな????

          【最期の晩餐はカップ麺】消防士時代の話

          天気の良い平日の昼下がり 目の前には首を吊った独居の老人 散乱したテーブルの上には1枚の遺書 それと食べかけのカップ麺 今の日本を必死に作り上げて来たであろう 功労者最期がこれで良いものなのか 最期の晩餐がカップ麺でいいものなのか 実はご老人の自殺が多い 消防時代色々な出動をしてきた もちろんその中で自ら命を経ってしまう方にも 多く遭遇した その割合としてご老人の多さに千葉は驚いた 人生も残すところあと僅かという方が なぜ自ら命を経ってしまうのかとても不思議

          【最期の晩餐はカップ麺】消防士時代の話

          千葉も歩けば、、、

          "犬も歩けば棒に当たる" 本来はフラフラ進んでると良くないことに 出くわしてしまうというものだが あながち良くないことばかりではないと思う 千葉はフラフラっと色んなところに顔を出す そうすると何かしら人の役に立てる案件に 出会うことがある 大事なのは2つ ◯常に何か役に立てないかアンテナを張る ◯人に会い続ける この2つを特に意識していると最近は相手に 喜んでもらえることが多くなってきた 自分の性格特性も含めメモがてら書いておく 営業職の方にとってちょっとし

          千葉も歩けば、、、

          【焼肉が嫌い】消防士時代の話

          秋の夕暮れ 段々と赤くなる空に対抗して 目の前では家が真っ赤に燃え上がっている 消防を退職する決意をし 次の企業に合格をした次の日 あと数日しかない勤務だなぁ、、、 いつ職場には辞めること言おうかな、、、 なんてことを思いながら心ここに在らずで いつも通りの業務を行なっていた 雪が積もる前に市内の消火栓が正常に 作動されるかどうかの点検を実施する その日は1日中その点検だった 大きい消防車を運転しながら次から次へと 消火栓を回っていく のんびりと退職のタイミン

          【焼肉が嫌い】消防士時代の話

          バカと天才は紙一重【高校1年生秋からキャプテン】

          「お前今日からキャプテンやらないか?」 高校1年生9月の大会前に突然監督に言われた YES or はい この2択しか選んではいけない教育の元過ごしていたがさすがに悩むような状況と質問ではあったはず しかし監督からの呼びかけに0.1秒で千葉は 「はい!やります!!」 良く言えば気合いの入った1年生 バカと天才は紙一重 バカだったのか 天才だったのか その答え合わせは2年後の夏だった 釧路武修館を選んだ理由 少年野球は4年生の終わりに始めた 周りからすると遅い方だ

          バカと天才は紙一重【高校1年生秋からキャプテン】

          記憶の引き出し

          晩御飯の匂い 空が夕日に照らされ真っ赤に染まる時間 何気なく住宅街を歩いているとする匂い 不思議なことにどこの地域にいても 同じ匂い あれはなぜなのか 日本特有の出汁を使っているからなのか はたまた味噌の匂いなのか 魚を焼いている匂いなのか どれなのかは知らないが晩御飯の匂いだ 雨の匂い これから雨が降る もしくは降りそうなときは決まって雨の匂いがする これは千葉だけが感じているものなのか はたまたみんなも感じているものなのか 他にも 春の匂い 冬の匂い 匂い

          記憶の引き出し

          【災害は待ってくれない】消防士時代の話

          突然鳴り響く警報音 1人。また1人と連動していく音 日曜日の夕方 家族団らんの時を止める音 緊急地震速報だ 幸いにも住んでいる地区は震度が弱く 大事には至らなかった 数年振りに聞くその音で 2つの嫌な記憶が蘇る ①2018年9月6日3時7分 9月4日から5日にかけて 北海道に上陸することはあまりない 台風が上陸していた 数メートル先から先輩が出す声も 強風にかき消されるほどの雨風 三連休初日の夜 9月4日20時に携帯が鳴る 「千葉。休みのところすまない。

          【災害は待ってくれない】消防士時代の話

          質問が上手な人

          「結婚ってどう思いますか?」 ほぼ初対面の女性と数分話していくうちに こんな質問が飛んできた。 上司がコンビニでなにか買ってくると言い それを2人で待っている間 他愛もない自己紹介を終えたところに この質問だった。 正直びっくりして頭が真っ白になった。 何気ない質問にびっくりした理由は2つあったので それについて書いていく。 相手に考えさせる【拡大質問】 1つ目はそもそも【結婚】について深く 考えたことがなかったところに 拡大質問が飛んできたからだ。 お酒でも

          質問が上手な人

          【親心と現実】消防士時代の話

          消防4年目の夏。 通常の消防士ではなく 『救助隊』に任命され日々訓練に励んでいた。 その年に職場から大型自動車免許を 公費にて取得させてもらった。 免許を取得して大きな消防車を運転するのは 実に面白い。(ガリレオやめれ) 初めて出動で自分が運転していくときは 緊張のあまりギアが上手に入らず、 隊長から「へたっぴだなお前www」 なんて言われながら運転していた。 消防を退職するころには職場で上位に なるほど車の運転は上手でしたけど。 緊張って怖いものですね… そんな

          【親心と現実】消防士時代の話

          【恋は盲目の本当の欠点】

          "恋は盲目" 誰もが聞いたことのある言葉だと思う。 皆さんはこの言葉の意味をどのように捉えているだろう。 おそらくほとんどの人は 「その人しか見えていない」 「周りが見えなくなる」 などのような捉え方だと思う。 人によっていろんな解釈があっても良いという前提で千葉はどう捉えているのか書いていく。 この諺で何が一番の問題点か 結論から言うと本来の自分や自然体で 居られなくなることが大問題である。 本来の自分の姿ではないのだから 思うように物事も進むことはない。

          【恋は盲目の本当の欠点】

          【夢を追え】

          夢を追うことに早いも遅いもない。 野球をやっているならばプロ野球選手もしくは メジャーリーガーに誰もが憧れる。 そこを "目指さなければいけない" わけではないが "目指しても良い" とは常々思っている。 これは野球に限らずどんな分野においても思う。 夢を目指せる環境や思考を子供たちへ と思い今年の1月から中学生に野球を教え始めたが、そう思った経緯の話です。 自分が夢を諦めたのはいつか 高校1年生の秋から主将を務め、高校3年生の夏に 甲子園初出場を果たした。 けれ

          【夢を追え】