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"ふるさとワーキングホリデー"のサイトを見続ける毎日

田舎に泊まりたい。

「田舎に泊まろう」を知っている世代はどこまでなんだろうか。調べたら2010年終了らしい。もういまの小学生からしたら「生まれる前の番組」。恐ろしいったらありゃしない。

1.千葉は都会ですよ?

千葉駅周辺で生まれ育った僕は、This is the 日本の原風景という街に過ごしたことがない。"千葉は田舎だよお"と思った生粋の都民の方々、否定はしない。否定はしないが、全ての千葉県民、いや、千葉にいる生きとし生けるもの全てに嫌われてほしい。

ケロウナというカナダの"田舎"に1年間交換留学したことで、日本の田舎も見てみたいというあっさい欲が湧いてきた。「田舎を舐めるな」的なツイートはよく見かけるし、こんな覚悟で田舎に赴いたらきっと理想と現実の溝に落ちて戻ってこられなくなる気はする。

それでも、田舎に泊まりたい。「田舎に泊まろう」世代の宿命だ。

2.ふるさとワーキングホリデーを見つけた日

検索窓になんて打ち込んだかは覚えていないが、ひょんなことから国がやっている"ふるさとワーキングホリデー"なんてサイトを見つけた。というか"検索窓"っていうほど"窓"の形してますか?あの部分。どちらかというと"検索弁当箱"という方が適切な気がする。

さておき、2週間〜1ヶ月くらい田舎に泊まりながら働けるのがふるさとワーキングホリデー。いわゆるリゾートバイトと呼ばれる旅館やホテルの仕事だけでなく、伝統工芸づくりから農業体験まで幅広い仕事があるのが魅力っぽい。

「農業かあ…力仕事向いてないしなあ」「旅館の清掃かあ…」「就活あるしなあ…」なーんて選り好みして、未だにどこにも応募できていない。「これだからゆとり世代は」になんの反論もない。ゆとり世代です。どうも。

富山県氷見市の、「住民の方へのインタビューや暮らしをブログでレポートする」という心踊る仕事を見つけたこともあったが、一瞬で募集終了になっていた。日本海に逃した魚はびっくりするくらい大きい。


いつになったら僕は応募ボタンを押すんでしょうか。

多分ここ1ヶ月で最も見ているサイトはふるさとワーキングホリデーのサイトだと思う。いや、本当に。検索窓に「ふる」まで打つと予測変換に一発で出るくらいには調べている。

もちろん古田新太の年齢を調べようとしたときも。57歳だそうです。


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