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妹が教えにきてくれたこと

先日、久しぶりに妹が遊びに来た。
半年ぶりに、妹とリアルに顔を合わせた。

遊びに来たというよりかは、
餃子パーティーをしたいという妹のリクエスト。
餃子を作って食べておしゃべりするという姉妹密会。

妹は私を否定しない。
「いいんじゃない?」っていつも言ってくれる。
「お姉ちゃんは優しすぎるからね」って。

でも、正直、今回は話してよいかどうか迷った。
そんな話題を話をしたのに、この日も妹は私を否定しなかった。

ありがとう。
私は一人じゃないね。
お仕事は忙しいし、かなりサバサバして、プライベートでは面倒くさがりな妹。
返信はなかなか返ってこないし、誘っても会えなかったけど。
そんなことは大した問題じゃない。
妹はそういう部分もあってこそ妹だと思っているから。

でもね、
「本当は私のことどう思っているのかな」って気になってもいた。
そんな私に、質問をしていないのに妹は答えをくれた。
「お姉ちゃんに会ってるときはいつもテンション高くて楽しそうだよねっているも配信仲間に言われるんだ〜」
その日も急に妹の仲間の配信を聞きながら話していたんだけど
第三者から見ると、私といる時の妹は楽しそうらしい。
声だけで、はっきりとわかるらしい。

それを聞いたら、
私ってそれだけで生きている意味あるって
まるで虹がかかったように悦びに変わったの。

餃子づくり自体も
「私がやりたいだけだから、気が向いたら包んでくれればいいよ」
「お姉ちゃんと話したいし、食べたいの (笑)」
って妹は私に何かさせようとも、してほしいとも言わなかった。
ここに、ただ一緒に同じ時間を過ごすだけ。

私がこんなシンプルなことを「あり得るはずがない」って
受け止められてこれなかっただけなのかもしれない。

だって。
昔から、妹は親から私と比べられてばかりだった。
本当は私の方が出来損ないだしサボり魔だし、妹の方がよっぽど努力家なのに…そう思っていたの。
「きっと妹は私のこと、ひどく嫌っているんじゃないだろうか。」
そう、どこかで思っていたの。
でも、それは私の勝手だったのかもしれない。

思えば、
私と一緒に出かける時もいるもちゃんとおめかしして、楽しそうでそんな妹にたくさん元気をもらっていた。

私も、妹がいてくれるだけで嬉しい。

強くて優しくて、私をお姉ちゃんと慕ってくれる妹が大好きだよ。
ありがとう。

今回も大事なことを教えに来てくれて、ありがとう。

そして。
私たちを姉妹としてくれたこの世界に、
悩み葛藤してきてくれている両親に心から感謝。

ありがとう。

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