エジプトDays7 砂漠のオアシス、デザートファミリー
またもや陽が昇る前に早朝出発🤣
カイロから車で3〜4時間ほどかかる
ハバレイアオアシスのツアーへ🚙
砂漠を進むジープの運転の激しさたるや…
これまで色んな国でギリギリドライブを
経験してきましたが
一番「激しいなオイ!!」となりました😂
しかしながら、日本車ほんとうにすごい
「Oh,Japan! No.1!」
とエジプト人から言われ続ける理由が
わかった気がします😂
温泉湧き出るオアシスでのティータイム
黒砂漠に白砂漠
「落ちたらふつうに死ぬネ!」
というような山を
自分たちの足でぐんぐん登る
生命力が湧き立つ瞬間🔥
***
宿泊は白砂漠にて。
砂漠なのに、雪のよう。
白と茶色と青と、夕陽のオレンジ。
不思議な色のハーモニー。
ツアーでご一緒した
台湾人のリー
アイスランド人のヘルタ
パキスタン人のオマール
3人とも、めっっちゃ素敵な方
一緒にいるとすごく落ち着く💐
デザートファミリー(砂漠の家族)だね、
なんて笑い合う。
満天の星の下、焚き火を囲んで
ガイドさんのつくってくれたご飯を食べる。
各々の国の歌をうたう。
それぞれがまとう
国、土地が育んできたであろう
独特なエネルギーが心地よく響く。
旅に出ると
「あぁ、前世ではこの方と
ご縁深かったんだろうな。
今世はこんな国に生まれているのか〜!
そして、今回は
こういう形で一瞬すれ違うんだなぁ。
お元気そうで嬉しいなぁ」
と感じる出逢いばかりです。
微笑み合うだけで、
肩を組み合うだけで
チャクラが全回転するような、
あたたかな幸せに満ちている💐
***
ゲルの中で寝るか
外で寝るかを選べた私たちは
迷わず、砂漠に直寝を選択。笑
こぼれる星空の真下
すこし冷たい風と砂が
肌の上を駆け抜ける。
うーん、地球って
やっぱ最高にいいなぁ…。
……砂漠の上で眠るのは3回目だなぁ。
初めて砂漠で眠った20歳?
インドでの特別な時間を思い出す。
実家の半径500m以内でも
迷子になってしまうほどの方向音痴で
しっかり度、皆無だった私。
死んでも良い覚悟でひとりで
インドへボランティア旅に出て
強烈で不思議な体験を重ねる。
パキスタン国境付近・ラジャスタン地方での
ラクダ砂漠ツアーに参加。
ガイドさんにセクハラされたりと
色々と大変ではありましたが😂
初めて異国の満点の星空の下で寝た時に
思い出したのは、幼い頃の記憶。
家から自転車で
15分ほどの場所にあった科学館。
お友達だけで行ける唯一の遠出場所。
プラネタリウムが大好きで
小学生の頃、毎月遊びに行っていた。
あの時、室内で見ていた綺麗な星空。
たった8年しか経っていないのに、
今目の前にあるのは、
本物の異国の星空。
「決めたら、もう私は
どこへでも行けるんだ。
何でも体験できるんだ」
という大きな感動に包まれながら
ゆっくり、目を瞑る。
その日、とっても不思議な夢を見た。
幼い頃の私がキラキラした宝石箱を
笑顔で開ける。
これまで出逢った
たくさんの人たち、様々な出来事が
宝石のように溢れ出し、
高速で私の周りをヒュンヒュンと流れていく。
「あぁ、これまでの全てが宝物なんだ」
あまりに凄い体感、
はっと起きて目を開けると
満点の星空が広がっている。
夢と現実の境目がない、圧倒的な時間。
ひゅんと 届いた流れ星。
ひとり 号泣したなぁ…。
***
あの時は砂漠で眠るなんて
とてつもなく特別な出来事だったけれど、
今の自分にとっては
ひとつのスタンダートになっている。
望めば、選べば その日の現実にできる。
地球はひろくて、きびしくて、やさしくて
大きな大きな、お母さん🌏
豊かさを享受できる状況を
育んでくれた先人たち。
受け入れてくださるエジプトの皆様に
心からの感謝が湧く。
ニュートラルに、自然なこととして
いまここの幸せに包まれる夜。
世界に祈りながら眠るのでした。
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