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お金のはなし


さて。

派遣会社でせっせと貯めた渡航資金を、どうやって海外へ持っていくか。

当時2012年。

20歳の私には、学生の頃作ったクレジットカードは

月に使える限度額が5万円(笑える)

てゆうかそもそも、めちゃくちゃ現金主義だった。(時代ってのもある)

海外送金や新しい口座開設(当時新生銀行とか確か調べてた)

とかなんかまぁ色々調べてたと思うんだけど結構忘れた。

とりあえず現金を持っていくって頭になって

でも、スーツケースに札束入れてく勇気なんてなくて

(当時数万でも財布に入ってるだけでビビってたくらい)

てかそんなやついねぇよ。(多分)


そこで、これは多少暴挙である。と思えるけど

50万円を、三井住友銀行でT/C(トラベラーズチェック)

に変えた。替えた。換えた。代えた。何が正しいのかもわからない。

とにかく、札束を魔法の紙の束に変えた。

これが、小切手というものであったことは

今ググって初めて知りました。

そんでこのサービスが既に終了して過去の産物となっていたことも

今知りました。まじかー

まぁ、だよねー。


で。

それが一体、何枚のT/Cになるかって

100ドル札(になるやつ)が 62枚

50ドル札(になるやつ)が 1枚

紙の束になりました。

しかしこれ、現金と違って、紛失した時の保証?があって。

だからまぁつまり、

ロスバケしても、盗難にあっても

とりあえず控えがあれば、現金カムバック。

なはずだった。と、思う。


そしてかかった手数料が

¥3.707

T/Cレートが¥77.85

なんか半端で返された日本円が

¥9.731

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つまり、

¥486.562⇨$6.250

になりました。(多分)


T/Cにエクスチェンジした翌日、

20歳の私は8万円をカナダドル(現金)に

換金しています。

画像2

いくらかやはり現金は必要。と思っていたんですね。

これは、正しい選択でした。

なんせ空港着いてからのプラン、まさかのノープラン

だったので。(後に詳しく書きます)


で、かかった手数料が

¥241

現金レートが

¥84.85


ドン。

¥79.759⇨$940

になりました。(多分)


今気づいたんですけどね、レートが違いすぎて

目が飛び出そうになりました。

そして、ググりました。

1日でそんなレート変わるんか!?!?!?

って思ったけどそんなわけなかったです。ふう。


そんで、今と比べてどうなのかなって思ったのでそちらも

ドン。

便利な時代ですね。

2020年7月26日23時現在ですと、あの頃の方が

T/Cに変えるには

よきレートだったようです(見方が間違ってなければ)。


てかこんなんなら現金なんて1万くらいであと有り金全部T/Cに

変えとけばよかったんじゃないかってほぼ10年越しに気づいてもおs...


で。

あと現金20万とちょっとくらい日本の口座に残して

クレカ引き落としに備えました。

(あと、帰国後のために残したかった)


あとは、パスポート取ったりスーツケース買ったり

PC買ったりアイポットタッチ買ったりで10万くらい使った。


つまるところ、私の海外旅行準備金は

100万もないくらいでした。


ま、10ヶ月で準備したので

私レベルこんなもんで御の字ですわ。


素晴らしい。よく頑張った。えらい。やればできる。

(まじでそれほどじゃない)



てゆうかみんな当時、お金問題って

一体どうしていたんだろう。

この辺もエージェントが助けてくれるのか。?

銀行に手数料4千円も払って、それって高かったんじゃないか...?


真実は知りたくありませんが

自分で調べて、自分で選んで、自分で足を運び

得たものは手数料に変えがたい。

と、それっぽいこと言って納得させます。


そうです。つまり、後悔はないです。

あの時、銀行で

「よくわかんないけど、海外のお金(とそれになるっぽい紙)を手に入れた!」

という達成感(そっからが大変だったんだけどね)は

今でも覚えています。

窓口で、計算機を見せられて

「はい。」「大丈夫です。」

と繰り返した20歳の私。

まだ日本にいたのに、何言われてるのか全然わからなくて

でも、そんな小さなことも今まだ

覚えてる。


旅も始まっていないのに、すでに冒険が始まっていたみたいです。

いつでも、未知との遭遇はおもしろい。



あ。ちょっといいこと言った気がする。


細かいこと、よく覚えてるなぁ。

とも思うし、当時の資料を記念に残しておいた自分にも

拍手を送りたい。


人生初の経験って、楽しいですよね。

貴重ですよね。


紙で残ってると、邪魔ですか?

燃やしますか?


記憶は時に、PCのデータ以外のところから

蘇ったりするのではないでしょうか。



なんて。

ミニマリストに憧れる私からは今回は以上です。


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