ポップコーン食べていい映画?『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
今週金曜公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
アメコミに別段興味がない人でも耳にしたこと、(あのコウモリマークを)目にしたことはあるレベルで有名な作品。
本国ではコミック、アニメ他、既に映画も出ている。
今回は『TENET』でも有名なクリストファー・ノーラン監督が新たな解釈で撮影したものらしく、ファンでなくても「バットマンとは!」から知れるいい機会のようだ。
※乙女心を忘れない子たち向けに言うと、10年前くらいに流行ったヴァンパイア映画『トワイライト』シリーズでエドワード・カレン役を演じたロバート・パディンソンがバットマン役で出てます。色気マシマシ。
ところでさ、ポップコーンは食べていいの?
これが一番気になる。
自分は映画を見るときにはポップコーンを食べていたい(マーケティングの刷り込みである)のだが、中にはポップコーンが似合わない映画もある。
映画が始まってから、しまったしっとり系の映画だ、音立てられない!と思うこともしばしば。
名優アンソニーホプキンス主演で話題になった認知症支店の映画『ファーザー』
1961年公開の第一作から続くシニアファンが多かった(誰もポップコーン食べてなかった)『ウエスト・サイド・ストーリー』
官能的なシーンが多く雰囲気を壊せなかった『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
アメコミだしポップコーンいいでしょ!と思ってたけど、バットマン意外と暗そうな映画なんだよな。『ダークナイト』(なぜか女子受けが悪い鉄板作品:下記に詳細あり)なら食べてもよかったんだろうけど、そこどうなんだろう?
驚異の上映時間:2時間 55分
「おしっこ漏れそう」
まずい。これはポップコーンラバーにはつらい。
ポップコーンラバーが併せてドリンクも買うのには2つ理由がある。
ポップコーンの塩っけでのどが渇くから
ポップコーンのかすでむせたときの回復に必要だから
(正直セット料金に惹かれてそっち選んじゃうってのもある)
そんなわけで、ポップコーンを食べるにはドリンクが必要。
サクサクゴクゴク!サクゴクサクサク!
そんな中2時間55分も座っているのはなかなか難しいのではないか。
以前鑑賞した『DUNE/デューン 砂の惑星』が2時間35分で膀胱パンパンだったから、相当シビアな戦いになる。
(デューンは静かな映画なのでポップコーンが響いて恥ずかしかった)
でもバットマン観たいしポップコーン食べたい
だけどバットマン観たいし、ポップコーンも食べたい。
仕方がないので以下の通り作戦を実行することにした。
プレミアムシートを取ることで万一ポップコーンが似合わない映画だったとしても周囲への影響を最小限に抑える
出口に近い側の席を取り、離席しても誰の邪魔にもならないようにする
飲み食いのスピードを下げ、ピークを2時間過ぎくらいにもっていく
これで自他共にウィンウィンになればいいんだけど。
おまけ:アメコミ映画観客にありがちなこと
アメコミ映画観終わった後、退席していく人波を見ていつも思うこと。
一部例外を除いて、ほぼこの3パターンで構成されてる。
アメコミ大好き彼氏×アメコミ大好き彼女
アメコミ大好き彼氏×アメコミなんて知らん彼女
アメコミ大好き男子×アメコミ大好き男子
『スパイダーマンノーウェイホーム』の時は2の彼女が冷ややかだった(最速上映かつ過去作前提の映画だったからかも)
『シャン・チー』は意外とほのぼのしてたな。単作でも見れたからかな。
3はいつでも幸せそうで、見てるこっちも幸せになる。
あと『ダークナイト』、女子受け悪すぎて面白いレベル。ある意味「アメコミに理解がある人かどうか?」ていうリトマス試験紙になってる感ある。
何が怖いって、大体の人がこの男と全く同じセリフとともに紹介するんだよな…
それ位アメコミ物は人を虜にするんですね。私もそうだけども。
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