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オリジナル小説 「ハルフェン戦記 -異世界の魔人と女神の戦士たち- 」

カクヨム本篇はこちらからどうぞ。 アルファポリスはこちら。 ツイッターもフォローご自由に。 物語の概要 軌道エレベーターを築き上げ、月の植民地化まで果たした地球に生きるウィルフレッド。 『組織』によってアルマ化の異能を持つ生体兵器となった彼は旧知との戦いのさなか、剣と魔法の異世界ハルフェンへと転移してしまう。 彼は仲間と女神の巫女達とともに邪神ゾルドの復活を目論む邪神教団ゾルデと戦うことになるが…。 人物紹介 【ウィルフレッド】 『組織』によってアルマと呼ばれる生体

    • (没)GAアイデア帳&GAII IFストーリー

      タクト ミルフィーユ ・翌日の朝、ミルフィーの夢の話の台詞をコマに挟みながら(トースト、コーヒー) ・ベッド上で気恥ずかしく向かい合う(結婚式後の翌日) ・ふと天井から白き月の光が射して緊張がほぐれる二人、自分の側に来るよう誘うタクト ・色々あったと語る、エオニア反乱出会いからEDEN発現まで、ルシャーティの時の話でミルフィーちょい拗ね、タクト謝る。そしてヴァルファスクの話。 ・EDEN、ヴァルファスク政治、経済安定ともに1年かかると予想。暫くしたらこれからの未来をどうする

      • リセルヴァ没案

        「リセルヴァよ、愛しいわが娘よ。忘れるな、わが家族の誇りを。忘れるな、我々が刻まれてきた屈辱を。再び…一族に……栄光を………------。」 掠れ行く過去の声と共に、リセルヴァは目覚めた。仄暗い自室の中で。 「…あの時の夢か…。」 まだ覚めたばかりなのに、意識は意外とはっきりしていた。強い衝動と共に。 「暫く見てなかったのに、なぜ今になって…。…いや、今だからか。」 ブラマンジュ家の令嬢。実力に見合わない財力で成り上がっている拝金主義者どもの仲間。あいつに会ってから、昔の

        • (没)隠し味のレシピ

          無印の終盤、タクトとの別れを予感し、自分の気持ちを察してお礼のケーキを作る、というお話。未完。 「みんな、おまたせ~。晩御飯ようやくできたよ~。」 エルシオールの食堂で、ワゴンでいかにも美味しそうな料理を運んでくる、ミルフィーユの元気な声が聞こえた。 「いよっ、待ってました~!」「やった、久しぶりのミルフィー手作り料理だわっ!」 それを見て大喜びするフォルテと蘭花。 「あらあら、お二人さんともこんなにはしゃいで。」「仕方ないさ、最近きつい戦いの連続で、落ち着いて食事する時

        オリジナル小説 「ハルフェン戦記 -異世界の魔人と女神の戦士たち- 」

          (没)フォルテとレッドアイのお話

          本文の前半は、「誰がために銃は鳴く」というタイトルでフォルテと漫画に出てきた老兵との関係を膨らませた話。未完。 この前半でマリアを通してレッドアイとフォルテの因縁の伏線を埋め、後半のアクション映画的な話で回収する予定だったが、断念。 トランスバール皇国の中心から遠く離れた星系。夜の幕が覆いながらも、まばらな街灯しかつかない街に、今日も乾いた銃声が鳴り響く。 ここに点在する街の住民は、時折聞こえる激しい銃声を聞こえても、まるで日常の一部かのように声の方向から離れては、ひたすら

          (没)フォルテとレッドアイのお話

          (没)地獄の猟犬 -リセルヴァ-

          注意!下は下書きのままのままで未完成のアイデアノートに近いものです。それでもよろしければ。 古めかしい電球が作る頼りない光が、シーリングファンの震動とともに小刻みに揺れながら仄暗い部屋を照らしていた。悪辣な太陽が外で既に乾いた砂漠をさらに熱で苛み、部屋の中は外以上に乾いた雰囲気になっていた。 レトロな部屋とは対象的に、片隅ではレーザーガンなど大量の現代武器が置かれ、オッドアイの赤髪の男が、ただ黙々と、正確にそれらを丁寧に分解、組み立てて整備し、もう一方では、この場で似つか

          (没)地獄の猟犬 -リセルヴァ-

          感謝(かこ)と祝福(みらい)(下)

          注意!!! 本作はタクトの貴族三男の設定を取り込んでおり、オリキャラも出ています。また、やや重くシリアスも含まれますので、苦手な方は読むのを控えることをお勧めします。 自然に囲まれ、数多くの恋人達の新たな門出を見届けたリゾート地の教会は、今日もまた新たに結ばれる二人の男女を送り出すことになった。 教会の庭では、スタッフ達が披露宴の準備で忙しく行き来しており、段々と集まってくる新郎新婦の友人や知り合い達で賑やかになり、礼服を着てリハーサルを待つ新婦のミルフィーユが、その友人

          感謝(かこ)と祝福(みらい)(下)

          感謝(かこ)と祝福(みらい) 「上」ー2

          注意!!! 本作はタクトの貴族三男の設定を取り込んでおり、オリキャラありで、シリアスも含まれますので、苦手な方は読むのを控えることをお勧めします。 「おいマイヤーズ!少しは手伝え!こっちは囲まれているんだぞ!」 戦艦対戦シミュレーションのホログラフの前に、チームを組んでいるタクトと同期生であるレスター・クールダラスの姿があった。今二人は学生同士との模擬戦闘をしており、ホログラフで示された自軍を忙しく操作するレスターを横に、タクトはただ手を頬に添えてじっとホログラフを見つめ

          感謝(かこ)と祝福(みらい) 「上」ー2

          感謝(かこ)と祝福(みらい)「上」ー1

          注意!!! 本作はタクトの貴族三男の設定を取り込んでおり、オリキャラありで、シリアスも含まれますので、苦手な方は読むのを控えることをお勧めします。 「…それで、式にはリコちゃんも参加しに来るって。」 「ああ、確かミルフィーの妹さんだよね?会うのが楽しみだなあ。」 空が晴れて太陽がまぶしく見える日。高級リゾート地の教会近くにある林の散歩道を散策しながら、タクトとミルフィーユはこれから来る結婚式の話題でもちきりだった。ヴァル・ファスクとの戦いが終結し、EDENの情勢も徐々に落

          感謝(かこ)と祝福(みらい)「上」ー1

          魔法の色は恋の色

          「口紅…?」 美味しく限定品のチーズケーキを食べるミルフィーユに、ランファが熱く語りかける。 「そう!あの口紅で有名なシャネラ社の最新作が、先日発売されたばかりでね、その色合いが凄く絶品なのよ~♪」 日差しの良いとある街のカフェで、エルシオールから離れて休日を満喫しているエンジェル隊の面々。その机には、フォルテやミント、ちとせ、ヴァニラ達も座っていた。他愛ない世間話をしている間、ファッションの話でランファはふいと話題ブランドの口紅の話を熱弁し始めていた。 「確かに、シャネ

          魔法の色は恋の色

          フォルテの誕生日2017

          「おや、もうこんな時間かい。やれやれ、本当に世話焼ける子たちだねぇ…。」 その日、白き月の中でフォルテのための誕生日パーティがエンジェル隊によって開かれ、言わずもがなのドンチャン騒ぎで夜遅くになって、夜更かしそうな皆をあやしてようやく全員落ち着かせたフォルテは、誕生日プレゼントの入った袋を持って、自室に向かって歩いていた。 「にしてもミルフィー、いつもの世話の礼まではいいが、『皆のお母さん』はないだろ…。せめてお姉さんって言ってほしかったよ。」 苦笑しながらも祝ってくれ

          フォルテの誕生日2017

          GA皇家学園 どたばた学園祭(タクミル)

          カミュ「ああ、マイハニー。また君と会えるなんて、運命はなんてこうもイタズラなんだろう…!」 ミルフィーユ「いや~~~!また来た~~~!いつも通学時に待ち伏せしてないでよ~~~!」 タクト「こらっ!これ以上ミルフィーに近づくと、ゆるさないぞ!」 カミュ「おやおや…、ブサイクな男の分際で美しきミルフィーのナイト気取りかい?それに君達はただの友達のはずだよね?」 タクト「うっ…、そ、それでもあんたのようなストーカーよりはマシだ!」 ミルフィーユ「そうですよ!タクトさんはあんた

          GA皇家学園 どたばた学園祭(タクミル)