読書記録「葉桜の季節に君を想うということ」
皆さん、こんにちは。けいてぃです。今回は最近読んだ本の紹介をしたいと思います。それは、歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」です。
タイトルと表紙から察すると恋愛小説なのかな?と思いきや、ガチガチのミステリです笑。それもミステリ界の名だたる賞をいくつも受賞した凄いミステリです。
前々からこの作品のことが気になっていたので、春休みを気に読んでみました。
感想としてはただただ驚愕でした!。伏線やタイトルの回収が鮮やかで、終盤に待ち構える大どんでん返し!誰が読んでも必ず騙されてしまうのではないかと思えるような作品です!
この作品のあらすじや魅力を語るとネタバレに繋がりそうなので自重しますが、終盤のあるシーンで描かれる「えっ!これどういうこと!?」を端に発し、「あれとあれがこう繋がるのか!」「あれって実はこういう意味だったんだ!」という驚きが終盤に一気に畳み掛けてきました。綾辻行人さんの「十角館の殺人」を彷彿とさせるような一冊で、この作品の魅力は小説でしか味わえないと思います。
ミステリ以外にも登場人物達の交流やアクションなどが描かれており、とても楽しい時間を過ごさせてくれた一冊です。
みなさんもお時間ありましたら、ぜひ歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」を読んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?