【ライブレポ】愛と感謝の藤井風スタジアムライブ <10/16 セトリ>
10/15(土)〜10/16(日)の2日間。
大阪・パナスタで行われた藤井風初の有観客野外ライブ
LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE
通称「風の秋まつり」のレポを書いていくよー!🤍🧡🤍
グッズ&フード編はこちら
記憶を頼りに書いていくけど、完璧に覚えているわけじゃないから細かい部分の間違いはご愛嬌ってことで許して🙏
まずは、セトリから。
ライブのタイトル「LOVE ALL SERVE ALL」の通り、2ndアルバム内の曲は全部入ってた!新曲「grace」も歌ってくれて、風民はもちろん、「藤井風のライブは初めて」って人も大満足のセトリでした。
記念すべき1曲目は、
1曲目:何なんw
白い僧衣のような衣装を着て、このKVと同じような坐禅ポーズをしながら登場。藤井風登場で、一気に盛り上がる会場!
デビュー曲はいつ聴いても、何度聴いてもやっぱり特別。デビュー2年目とは思えないパフォーマンスで会場を魅了していく藤井風。
声出し解禁されてないから「何なんw」のコールアンドレスポンスはできなかったけど、拍手と手振りで精一杯盛り上がったよ。
曲のラスト。花道を走って、中央ステージに置いてあるピアノの方へ駆け出す藤井風。そして、ピアノに勢いよく飛びついて、そのまま演奏。
「待ってました!」と言わんばかりに盛り上がる会場。毎度お馴染みのあの演出、大好き。超絶技巧のピアノの音色が美しいし、藤井風があまりに楽しそうに弾くから、こっちまで自然と笑顔になっちゃうんだよね。
2曲目:damn
「何なんw」の盛り上がりのまま、「damn」へ突入。damnの印象的なイントロが流れると、会場の温度も一気に上がっていく。
MVの雰囲気そのまま、ワイルド風の魅力が全開でした!
カメラマンさんがアップで映してくれるんだけど、圧倒的なビジュアルの良さに、「まさかこんなに惚れてまうとは」状態。
今夜も最高にカッコいいよ!
3曲目:へでもねーよ LASA edit
尺八演奏家・長谷川将山さんの迫力ある尺八で始まった「へでもねーよ」。
「へでもねーよ LASA edit」はこのアルバム用にアレンジしたもので、アレンジについてはLASAのリリパでこう語っている。
「damn」からワイルドつながりで、「へでもねーよ」もひたすらクールに、色気たっぷりにパフォーマンス。
バックの炎の演出もかっこよかったな。「へでもねーよ」は怒りから生まれた楽曲だけど、怒りすら受け止めて一緒に生きてるような表現だった。
〜MC〜
ここで藤井風のMC。
「Welcome to the LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE!」
って挨拶の後、「暑い中ありがとう」とか、「無理せず自分のことケアして」って、ずっと観客のこと気遣ってくれてた。
相変わらず気遣いが天使な藤井風。
「This is our world, this is our garden.」って言ってから、4曲目「ガーデン」へ突入。
4曲目:ガーデン
あたしの推しソング。
「ガーデン」の考察はこちら。
この時になんと
ガーデンのMV風の映像が流れるサプライズ!💐
内容は、庭園で藤井風がカメラに向かって微笑んだり、花と戯れたり、ブランコに乗ったりしてる神MVでした。
映像と優しい歌声が相まって、胸がいっぱいになっちゃった😢
あれは全風民が見るべき。
どっかで公開してくれないかな。
庭園のようなステージセットの中、まるで隣にいる誰かに語りかけるような歌い方をしていて、藤井風の表現力の幅広さを改めて実感した。
5曲目:やば。
「何なんw」「もうええわ」に続く、藤井風の口ぐせタイトルシリーズの一つ。
「やば。」も大好きだから、生で聴けて嬉しかった!
「やば。」は解釈が難しい曲の一つ。
そういえば、「やば。」を初めて聴いた時に「何度も何度も墓まで行って」を「何度も何度も吐くまで言って」だと思い込んでて、めちゃくちゃ情熱的な歌じゃん!って勘違いしてたわ。
ぽつんと置かれたベンチに座りながら藤井風が歌うっていう感じだったんだけど、ラストにダンサーさんが機械仕掛けのような動きをしていて、オルゴールみたいなアレンジと演出が印象的だった。
まるでもう二度と戻らない幸せだった頃を一人で思い出しているかのような寂しさを感じた。
6曲目:優しさ
HELP EVER HURT NEVER収録曲であり、藤井風の主成分の一つである「優しさ」。聞き馴染みのある「優しさ」だけど、今回は新たなアレンジで披露してくれた。
ジャズっぽい、今までの「優しさ」とはガラッと印象が変わるようなアレンジがおしゃれで秀逸だった。「優しさ」という曲の新たな魅力に気づかされた。
7曲目:grace
「この曲は特別」と言って、サプライズで、
graceだけは「撮影OK」という神対応に!
「自由に撮影してください」って藤井風に言われた瞬間、みんながスマホ取り出すスピードやばかった😂
藤井風がいつも掲げている「自由さ」が発揮された瞬間だった。
元々撮影OKならわかるけど、今回はそもそも撮影がNGのライブ。それが、突然の撮影OKに誰もが心躍ったよね。
graceのメロディーに合わせて、インドの国旗を模した「LOVE ALL SERVE ALL」の旗を掲げたパフォーマーが行進しながら登場。
藤井風王国、爆誕の瞬間だった。
新曲「grace」をこんなに早くライブで聴けたの本当に幸せ。あと、改めて聴くとめっちゃ良い曲。
印象的だったのは「grace」が終わった後、そのままライブを撮り続けることなく、みんなちゃんとスマホを閉まったんだよね。
風民のこういうこと、ほんと好き。
風さんの優しさや心遣いを汲み取って、常識内で自由に楽しむ。
藤井風も最高だけど、風民も最高なのよ。
〜バンドメンバー紹介〜 🎸
真船さん、佐治さん、Yaffleさん、TAIKINGさんという安心、安定のバンドメンバー。
もうね、信頼感がハンパない!!!そして、愛しかない!!!
最高のパフォーマンスをありがとうございました🙏
この写真、大好き🤍🤍🤍
8曲目:帰ろう
「帰ろう」は、普段と全く違ったアレンジでとっても新鮮だった!
レゲエ風っていうのかな。
ほがらかで、可愛くて、同じ曲なのにアレンジでこんなにも印象が違うんだって感心しちゃった。
原曲バージョンは壮大で悟りを開き切った感じがあるけど、今回のバージョンだと隣に寄り添って「一緒に生きていこうね」って手を繋いでるような印象だった。
「帰ろう」という曲の新たな側面を見れて大満足。
9曲目:さよならべいべ
藤井風に「さよならがあんたに捧ぐ愛の言葉」って歌われて手を振られると切なくなるの、あたしだけ?😂
上京ソングでもあるこの曲。
デビュー当時から知ってる風民としては、「藤井風、今こんなに立派になってがんばってるよ」って俯瞰で見て泣きたくなっちゃうんだよね。
ほんと誰目線だよって感じなんだけど、「大好き」の代わりに手を振りまくったわ。
10曲目:ロンリーラプソディ
サビ前のイントロのところで、メロディーに合わせながら「キレイなもんだけ吸って〜」「ネガティブなもん吐き出して〜」って歌う藤井風。
「藤井風のライブはセラピーみたい」と誰かが言ってたけど、まさにそんな感じ。心がふっと軽くなる。
「みんな一人」って、一見すると突き放しているような歌詞だけど、その後の「みんな一つ」で、ちゃんと繋がってるんだよね。
孤独なんて幻想よね。
影絵のような枯れ木をバックに、どこかもの悲しさが漂う雰囲気の中で歌う藤井風。ステージセットはロンリーラプソディっていう曲に合わせて、「孤独」というテーマに沿ったものだった。
11曲目:それでは、
ピアノの美しい旋律と共に、ひたすら優しい歌声で披露した「それでは、」。
讃美歌のように会場内に響き渡って、何か一つの物語が終わったかのような印象を受けた。
この曲はLASAアルバム内でも「一旦アルバムを締めくくるようなエンディングテーマのようなもの」って言ってたから、ここで一幕終了、という意味を込めて「それでは、」をここに入れたのかな。
12曲目:"青春病"
青春病のセットになった途端、先ほどまでの枯れ木が、青々と葉が生い茂る立派な木へと変わった。
ここの演出が「ガーデン」で歌われているように、この世の理を表しているようで秀逸だった。
木々が枯れても、また再生して新たな葉を茂らすように、何かを失ったとしても、何かを手に入れることができる。
出会いと別れ。
失ったものと、得たもの。
死と再生。
青春病で歌われている青春の儚さと相まって、ここのメッセージがより強く伝わってきた。
「それでは、」で一旦終わった世界が、また動き出した気がした。
13曲目:死ぬのがいいわ
冒頭のサックス。
サックス吹いてる時の藤井風、最高にカッコいいんだよ。
いや、いつもカッコいいんだけどさ、色気が10倍ぐらいになって、全然違う人みたいに見えるの。
スクリーンの中央に白黒の映像に映された、白い衣装を着たもう一人の藤井風と共に歌うっていう演出。あの映像に映っていたのは、ハイヤーセルフかな。
藤井風の表現力に脱帽。
あと、顔面がキレイすぎ。
色気ありすぎ。
とにかく、最高すぎ。
真っ赤な衣装があれほど似合うの、藤井風しかいないし、藤井風に「わたしの最後はあなたがいい」って歌われて惚れない人いない。
14曲目:燃えよ
ショルダーキーボード弾きながら歌う藤井風。
サックスに続き、めちゃくちゃカッコよかった!!
ノールックで弾く姿にみんな釘付けになってた。
歌詞は、ちょっと青臭いぐらいまっすぐでストレートな言葉で、一人ひとりの中の光を照らして、心を燃やしてくれる応援歌。
炎が上がる演出も、野外ならでは。
「明日なんか来ると思わずに燃えた」瞬間だった。
15曲目:きらり
この曲で藤井風を知った人も多いよね。
CMソングに起用されたこともあって、藤井風の代表曲の一つ。
友達から「藤井風のライブ行ったの?きらり歌った?」って聞かれたんだけど、まぶしいぐらいの
キラッキラの笑顔で歌ってたよ。
新曲「grace」を聴いた後にこの「きらり」を聴くと心境の変化が見えて、また違った楽しみ方があるからおすすめ。
16曲目:まつり
みんなで踊れてめっちゃ楽しかった!
お祭りなんてここ数年行けてなかったんだけど、最高のまつりに参加できて感動。
映像で花火が上がる演出があったんだけど、なんと途中で
本物の花火が上がるサプライズが!
まさに「風の秋まつり」にぴったりの演出に、感動しっぱなし😭
実は前に「LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVEで、花火打ち上げてくれないかな。一緒に花火見たい」って書いたんだけど、図らずもそれが叶っちゃいました!ありがとう。愛しか感じんかった。
〜ダンサーさん紹介〜
ここで、ダンサーさんを紹介。素晴らしいダンサーさんばかりで、パフォーマンスに圧倒されました!ありがとうございます🙏
これみんなに手書きでメッセージ書いてるんだけど、こんなことしてるアーティスト他にいる!?
本当に藤井風って、愛の人なんだよ😭😭😭
こんなことされたら、みんな大好きになっちゃうよね。
あと、自分の時は「拍手して」なんて言わないのに、ダンサーさん紹介の最後に「拍手〜」って促すのが最高に藤井風っぽくてキュンとした。
〜ラストMC〜
ここの「愛し合っていきたい」に、
あたしの中の乙女心が爆発しました🔥
日本語の「愛してる」の破壊力ってすごいよね。
そして、どんなに有名になっても、「一緒に」って寄り添ってくれる藤井風の底なしの優しさよ。
たくさんの愛に包まれながら、「旅路」へ。
17曲目:旅路
いよいよラストの曲。
悲しいことも、辛いことも、すべて洗い流して。
せめて今夜だけはすべて忘れて、ネガティブなことを手放して、幸せな気持ちのままでいようって思えた。
「僕らはまだ長い長い旅の途中」って歌詞は、「人生の旅の途中」って意味なんだけど、自然と藤井風の旅路に重ねてた。この曲が終わったらさよならしなくちゃって思いつつ、夢のような時間の中で「藤井風の旅路を一緒に歩める」っていう喜びをただ噛み締めてたな。
ラストのダブルピース、素の藤井風が出ててほっこり。
旅路が終わると、ステージの端から端まで走って、丁寧に頭を下げる藤井風。世界一優しい顔で何度も何度も手を振って、胸がいっぱいになった。
ここにも、藤井風という人間の本質が表れていた。
そして最後に、
藤井風に抱きしめられました 🧡
そう、名物の「エアハグ」ですw
エアハグとは、自分で自分を抱きしめる仕草をすること。
まいったな。
心、ぜんぶ持ってかれちゃった。
ひたすら幸せな雰囲気のまま、ライブは無事終了。
約2時間があっという間に過ぎ、拍手がずっと鳴り止まなかった。
***
藤井風初の有観客野外ライブということもあり、演出やコンセプトも今までのライブとは全く違った見せ方で、最高に楽しいお祭りでした!!!
藤井風のライブは初めてじゃないし、曲だって何度も聴いてる。それなのに、生でパフォーマンスを見るたびに毎回同じことを思う。
藤井風って、最高だ。
歌声も、演奏も、パフォーマンスも、存在も、すべてが唯一無二。
藤井風の代わりは、誰もいない。
この先、別のアーティストを好きになって、その人のライブに行って、
「ああ、生きててよかった」って思う瞬間はたくさんあると思う。
それでも、
この先どんなアーティストに会ったとしても
どんな素晴らしいライブに行ったとしても、
藤井風スタジアムライブのことは、きっと一生忘れない。
あの日の歌声もパフォーマンスも温度も空気も景色もぜんぶ、この先きっと何度も思い出す。
そして、その度に「やっぱり藤井風が好きだ」って思うんだろうな。
藤井風の初めての試みである「風の秋まつり」。
大成功に終わって本当によかった。
最高のライブを、ありがとうございました。
見守ってくれてたみんなもありがとう。
フォローしてくれるみんなもありがとう。
藤井風スタジアムライブに関わったすべての人へ、愛と感謝を込めて。
LOVE ALL SERVE ALL。