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「また」は生きること

先日、大好きなハンバートハンバートのライブに行ってきた。
音楽にゆらゆら揺られながら、思ったことを少し。

「ハンバートハンバートでした!ありがとう〜」
最後の曲が始まる。
ああ、この楽しかった時間が終わってしまうのだ、と寂しくなる。

この時間がずっと続いてほしい……

……そういえば!!!
春のライブのチケットもゲットすることができたんだった!

ライブの余韻に浸りつつ、次もまたハンバートの二人に会えることにわくわく。

「また」があるって、うれしいな。


もちろん、同じ時間は二度とないのだけど、「続き」があることがうれしい。
「一度きり」も特別でいいけど、「また」があるのはやっぱりうれしい。

また、ライブで音楽を聴ける。
また、旅行に行ける。
また、美味しいケーキを食べに行ける。
また、会いに行ける。

終わってしまっても、次もある。
それを待つ、わくわくした時間も好きだ。

「一度きりを大切に」も分かるけど、「また」を待てる、信じられる幸せについて考えた。

人だからこそ、もてる喜び。

先を見てしまうから、不安や恐怖もあるけれど、
「また」を楽しみにできる性質も、悪くないなと思ったのです。
「また」があるから、頑張れる日々があることも知っているから。

もちろん、必ず「また」がくる保証なんて、どこにもないのだけど。

「また」が一瞬にして、二度と来なくなることがある。

「また」を待てるうちは、信じられるうちは、楽しみにできるうちは、一生懸命生きるんだ。


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