麦野あさ

言葉を綴ることが好きなので、外へ発信してみることにしました。子どもと関わる仕事をしてい…

麦野あさ

言葉を綴ることが好きなので、外へ発信してみることにしました。子どもと関わる仕事をしています。毎週金曜日に更新  食べる/読む/書く/アジアの国を旅する/ チーズケーキ/キャロットケーキ/焼き芋/星野源/松浦弥太郎/ちいかわ

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  • 大切なnote

    何度も読みたいnoteです。

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「今がいちばん幸せ」

「今がいちばん幸せ。」 最近、大好きな2人から同じ言葉を聞いた。 一人目は、お世話になっている校長先生。 ご退職されたので勤め先の校長先生ではないのだが、ずっと「校長先生」と呼んでいる。 今も二、三ヶ月に一度は必ず会って、近況報告をしている。 仕事のことだけでなく、プライベートのこと、家族にも言えないようなことまで、心の内を洗いざらい話したくなってしまう方。 私の人生の羅針盤。 退職される時に、職場の先生方の多くが涙した。人格者とはまさに、この方。 校長先生は、奥さん

    • スパイスカレーの学び

      「にんじんはこのくらいの幅で良いですか?」 「火はもう少し強めた方がいいですか?」 ご縁があって、料理教室へ参加することになった。 しかも、大好きなスパイスカレー作り。 お気に入りのエプロンとノートを持って、ルンルン気分で参加した。 季節の食材やスパイスの性格、使い方についてじっくりと教えてくれる教室だった。先生が作っているところを見たり、たくさんのスパイスを味見したり。 普段、“教えること”を仕事にしているので、“誰かに教えてもらい、指示に沿って物事を進めていくこと

      • ことばの賞味期限

        ふと思い出した、中学2年生の合唱祭。 祭とは言っても、上手かったクラスは賞がもらえるので、れっきとした勝負事である。一生懸命がゆえに、揉めごと(青春!)もきっとあったと思うけれどほとんど覚えていない。 歌うことが好きだったので、1番楽しかったイベントだという印象と、ある一つのことだけが心に残っている。 合唱祭への熱量が高まってきた頃、先生たちからの応援メッセージが載った学年通信が配られた。 「練習の成果を舞台で出し切ってね!」「めざせ、金賞!君たちならできる!」というような

        • おにぎりとたまご焼き

          久しぶりの投稿。今日は日記です。 家から徒歩5分の公園でお花見をした。 お花見といっても、夫と家から持って行ったおにぎりとたまご焼きをベンチに座って食べただけ。 それでもぽかぽか陽気に包まれて、座っているだけでしあわせな気持ちになった。 お弁当とも言えないラインナップだったけど、外で食べるご飯ってなんでこんなに美味しいんだろうね。 遊んでいる親子、犬の散歩をしている人、桜の写真を撮っている人、お弁当を食べている人、一服している人、本を読んでいる人。 のんびりとした時間が流

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          4本

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          就活オセロゲーム

          「就活」と聞くと、今でも少し後ろめたい気持ちになる。 自己分析をして、エントリーシートを書いて、黒いスーツに身を包む。 ライバルたちに挟まれて、全身全霊で臨んでも、想い届かずお祈りメール。 「私のどこが悪かったんだろう」「社会から必要とされていないのかな」と、打ちひしがれる。 そんな苦労を経験してから社会に出た人に比べて、私は試験を一つ受けただけ。 もちろん、試験に向けて努力した。 でも、苦労して就活をしたのかと聞かれたら、ちょっと違う気がする。 社会に踏み出す「はじめの

          就活オセロゲーム

          ちょうどいい、っていいね

          「クラス替え嫌だなあ」 「先生、◯◯ちゃんと同じクラスにしてね」 休み時間、クラスの子たちのおしゃべりに混ざっていた。 最近の子どもたちの関心ごとは、もっぱら新年度のこと。 「新しいクラスが発表されるときってさ、心臓がキューってなるんだよね」 分かる、分かる。私もそうだったよ。 仲の良い子とクラスが離れると、この一年間ずっと一人ぼっちかもしれない……と不安になっていたもんな。 同じ学年だし、隣の教室に行けばすぐに会えるのに、クラスが離れたというだけで、絶望的な気分になった

          ちょうどいい、っていいね

          心がほぐれる夜を過ごした【むき身クラブ】

          30代だから、そろそろ先のことも考えないといけない。 飽きっぽい性格だから、新しいことを始めても続けられない。 この仕事しかしてこなかったから、今さら他の仕事なんてできない。 「自分を定義するもの」で、無意識に自分の行動にNGを出してしまうこと。 本当は私はどうしたいの? 心の奥底に聞いてみると、「本当はやってみたい。でも……。」と言っている。 ここ3年くらい、心がけていることは「なるべく自分のほんとうの声を聞くこと」 心がけるようにしてから、見えてきたことがたくさん

          心がほぐれる夜を過ごした【むき身クラブ】

          こころをたっぷりと働かせて

          「人生の節目に手紙を交換する」ことに、なぜかずっと憧れがあった私。 昨年の夏のこと。 「入籍する日にお互いに手紙を書き合おうよ!」と夫に提案した。 「手紙なんてあんまり書いたことがないからなあ。」と不安そうにしていたが、「せっかくの記念なんだから!」という私の圧に押されて、手紙は夫の「宿題」となった。提出期限は1ヶ月後。 言い出しっぺの私はすぐに取り掛かった。 時間はかかったが、満足のいく仕上がりに。これは喜んでくれるだろうな〜。 早く夫に渡したい。 「完成した?私はも

          こころをたっぷりと働かせて

          マルイチベーグルへの愛が強すぎて、昨日の記事に写真を追加しました🥯 今朝、ベーグルのストックがあと1個になってしまった。また早くいきたいなあ。

          マルイチベーグルへの愛が強すぎて、昨日の記事に写真を追加しました🥯 今朝、ベーグルのストックがあと1個になってしまった。また早くいきたいなあ。

          しあわせのマルイチベーグル

          「アップルシナモンクリームチーズを入れるなら、シナモンレーズンベーグルにはさんで、『追いシナモン』にしてもおいしいですよ」と店員さん。 「それがいいです!!お願いします!!!」 ついに、ついにやってきた!マルイチベーグル。 マルイチベーグルとは、都営三田線の白金高輪駅で降り、路地を進んでいった先にひっそりと佇むベーグル屋さんのこと。本でその存在を知ってから、ずっと行きたかったお店。 ほわあああん。 お店の扉を開けると、焼きたてベーグルの美味しい匂いに包まれる。いっき

          しあわせのマルイチベーグル

          「また」は生きること

          先日、大好きなハンバートハンバートのライブに行ってきた。 音楽にゆらゆら揺られながら、思ったことを少し。 「ハンバートハンバートでした!ありがとう〜」 最後の曲が始まる。 ああ、この楽しかった時間が終わってしまうのだ、と寂しくなる。 この時間がずっと続いてほしい…… ……そういえば!!! 春のライブのチケットもゲットすることができたんだった! ライブの余韻に浸りつつ、次もまたハンバートの二人に会えることにわくわく。 「また」があるって、うれしいな。 もちろん、同じ

          「また」は生きること

          noteを始めて、今日で一年が経ちました。書く回数は少なめですが、読むこともとても楽しくて続けられています。私にとって、大切な場所です。いつも温かいコメントやスキをありがとうございます。今は週に1回更新することが目標です。これからもよろしくお願いします☺️

          noteを始めて、今日で一年が経ちました。書く回数は少なめですが、読むこともとても楽しくて続けられています。私にとって、大切な場所です。いつも温かいコメントやスキをありがとうございます。今は週に1回更新することが目標です。これからもよろしくお願いします☺️

          あったかおまもりの話

          朝ごはんの焼き芋を頬張りながらニュースゼロを見ていると、安住アナが「カイロの貼り方」についての特集をしていた。 肩甲骨の間に貼ると、背中がほぐれて、息が吸いやすくなり、全身が温まるらしい。いつもはお腹に貼っていたけど、早速今日は背中に貼ってみよう。 背中にうまく貼れないので、近くにいた夫に「この辺、あ、もうちょっと上!」と貼ってもらった。 効果はばつぐん。 寒い寒い教室や廊下でも、体がと〜ってもあったかい。 背中にカイロの温もりを感じると、夫に貼ってもらったことを思い

          あったかおまもりの話

          気づきたいこと

          「漢字ドリルが終わった人から、黒板を見ながら自分で勉強を進めてね。」 他のクラスの授業を見にいくことがある。 子どもが一人で進められる課題を出しておいて、 ちゃんとやれているか、揉めたり困ったりしていないか、たまに様子を見に行く。 先日のこと。 子どもに気づかれないように、そーっと後ろの扉から見に行った。 どの子も静かに、黙々と課題に取り組んでいる。 その姿が、私の心にじんわり沁みた。 つい、声もかけずに後ろから子どもたちのことを、ぼーっと見てしまった。 私が見に(

          気づきたいこと

          一生のおつきあいをしたい本の話

          本をぎゅっと抱きしめたことはありますか。 2023年の秋に、この先もずっと大切にしたい本に出会った。 まさにこれ。出会ってしまった。 この本に出会うために、これまで気になった本を手当たり次第に読んできたのかもしれない。心がじんわりとして、読んでいる最中に、思わず本を抱きしめた。 エッセイストになるための本、ではなく エッセイストとしての生き方を示してくれる本。 書くことで、心が落ち着いた。 書くことで、自分を好きになった。 書くことで、今ある幸せに気付いた。 書くこと

          一生のおつきあいをしたい本の話

          自分へのご褒美に買った、じぶんジカンさんの「年末ノート」 2023年を改めて振り返って、言葉にすることで、過ごしてきた時間を価値付けることができる。私、結構がんばってたんだな。 大好物の固めプリンとともに、豊かな時間を過ごしました☺︎

          自分へのご褒美に買った、じぶんジカンさんの「年末ノート」 2023年を改めて振り返って、言葉にすることで、過ごしてきた時間を価値付けることができる。私、結構がんばってたんだな。 大好物の固めプリンとともに、豊かな時間を過ごしました☺︎