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どれが当てはまる?文章読解が苦手な理由6つと対策法【国語の勉強方法】

文章読解が苦手と言っても、苦手な理由な人それぞれ。たいていの場合、理由は1つではなく、複数の原因が組み合わさっています。

今回は、つまずきの元になりやすい、文章読解が苦手な理由を6つと、それぞれの勉強方法をお伝えします。取り組みやすいものから、ぜひお試しください。


1.長い文章を読むのが苦手

長い文章を読むのが苦手なため、問題文を最後まで読むことができなかったり、途中で疲れてしまうお子様がいます。この場合は、毎日文章を読む習慣をつくり、文章を読む練習をしましょう。

始めは教科書で使われる文章よりもずっと短くて、簡単な文章でかまいません。絵本や子ども向けの新聞など、興味の持てるものや、学校からのお知らせのプリントのような身の回りにあるものを読ませてみましょう。

正しく音読できるか確認したら、書かれている内容について、いくつか質問してみると良いでしょう。

2.言葉や漢字が苦手

語彙が少ない子や漢字が苦手な子は、知らない言葉が出てくると混乱してしまったり、知らない漢字を適当に読みかえたりしてしまいます。すると、文章を正しく理解することができず、文章読解も間違えてしまいます。

まずは、学校で習う言葉や漢字の読み方と意味、書き方をきちんと覚えることが大切です。

新しい語彙を増やすには、知らない言葉に触れるチャンスを増やし、意味を辞書で調べる習慣をつくりましょう。

3.指示語や接続語が苦手

指示語(これ、その、ここ等)や接続語(それで、でも、また等)は、テストでよく出る重要な言葉です。なぜかというと、これらの言葉が正しく分かれば文章の構造が明らかになるので、筆者の主張や物語の主旨がよく理解できるようになるからです。

指示語や接続語が苦手なお子様は、指示語がどこを指しているのかや、接続語による意味のつながりが理解できていません。

この場合は、文章に線や印をつけながら読むと良いでしょう。視覚的にわかりやすくなり、理解が進みます。

4.想像するのが苦手

文字を正しく読むことができても、内容を理解しないまま読んでしまうのが、このタイプです。

マンガや映画でも良いので、内容について「〇〇はどうなったの?」と尋ねたり、内容を絵に描いたりすることで、ストーリーを把握する力を養いましょう。

「あなたはどう思った?」と感想を聞くことも、鑑賞の目が育まれ、表現力が磨かれるのでおすすめです。

5.論理的思考が苦手

思考力を伸ばすには、のびのびと自分で考えることが大切です。

お子様の答えが間違っていても、まずは「なぜ、そう考えたの?」と聞いてみましょう。その上で、どこで間違えていたのか一緒にたどると良いですね。

普段の暮らしの中でも、お互いの考えや感想を話し合う時間を作るようにしていきましょう。

6.考えたことを書くことが苦手

頭の中に答えがぼんやりとあっても、それを文章にすることが苦手で、答えを書き出すところまでたどりつかないお子様がいます。そのような場合は、文章を書く練習をしましょう。

作文や日記、問題集では筆が進まないなら、次のような文章を作るのはいかがですか?

  • 祖父母への手紙やメール

  • 学習や習い事のふりかえりノート

  • 読んだ本の感想文や紹介文

  • 子ども新聞のニュースの要約

  • 俳句や短歌、詩、物語などの創作

  • SNSやブログ

賞を目指してコンテストに出してみるのも良いでしょう。学校を通さずに応募できる小学生向けの賞がありますし、新聞や雑誌には子どもの作品を募集しているコーナーがあります。探してみてくださいね。

毎日の習慣づくりに、アプリを使ってみませんか?

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  1. がんばることを決める

  2. お子様が、がんばったことをスタンプで報告

  3. 保護者がスタンプでほめる

この簡単3ステップで、お子様の習慣化を応援します。

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