宝蓮燈

誰かにお前もそろそろnoteでも始めてみろと言われたわけでも、ヒルトンが2塁打を打った…

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誰かにお前もそろそろnoteでも始めてみろと言われたわけでも、ヒルトンが2塁打を打ったところを見たからってわけでもないけど、自分の忘備録とかのつもりでなんかはじめてみました。

記事一覧

本を読む習慣とか

子供の頃から本ばかり読んでいた。その理由はたぶん家に本がたくさんあったからだろう。ウチの父親は本人もそう言っていたが、ビンボーなウチの出で、高い本とか買ってもらえ…

宝蓮燈
5日前
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ネズミの嫁入り 賢治の幻灯機とか

ネズミの嫁入りの話って、日本の昔話だけど、アジアやラ・フェンテーヌの寓話詩にも入ってるらしい。 あらすじは、まあ子供の絵本とかで読んでるだろうから省略するけど、…

宝蓮燈
1か月前
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「フリーレン世界」の設定とか

以前の記事でフリーレンの魔族と人間との間は理解不能だとかいう設定について書いたけど、その話がSNSでちょっと話題になってたので。 最初の人の「そういう設定にするの…

宝蓮燈
2か月前
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マクロスとか

もうね、マクロスとか超時空要塞とか言っちゃって時空を超えたら要塞になっちゃうのか、要塞とか時空とあんま関係ないだろ、いいのかそれで、とかタイトルだけ見ただけで、…

宝蓮燈
2か月前

バトル漫画としてのフリーレン、パート3 おまけとして

最後に、これはもうバトルの話ではなくて、キャラというか設定の話になるんだけど、フリーレンが魔族との対話は不可能だ。殲滅するしかないって言う点について。「いいイン…

宝蓮燈
2か月前
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「バトル漫画としてのフリーレン」パート2になるのかね、これ

タイトルでバトル漫画とか言いながら、バトルの話をしなかったパート1に続くパート2だ。今度はちゃんとバトルの話をしよう。 この漫画の魔法使いが使う技は、初見殺しがほ…

宝蓮燈
2か月前
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バトル漫画としての「葬送のフリーレン」(パート1というか、本題に入る前のネタフリ)

公式のサイトでも「後日譚ファンタジー」って書いてあったと思うし、フリーレンについて語る人の多くは、そっちの冒険譚が終わったところから始まる物語ってところが面白い…

宝蓮燈
2か月前
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本を読む習慣とか

本を読む習慣とか

子供の頃から本ばかり読んでいた。その理由はたぶん家に本がたくさんあったからだろう。ウチの父親は本人もそう言っていたが、ビンボーなウチの出で、高い本とか買ってもらえなかったのだろう。父親は大人になってそこそこの給料をもらえるサラリーマンになって(昭和のリーマンってやつだ)、どこまで自覚的であったのかは知らないが、当時流行った百科事典やら日本文学全集とかを本棚とセットで購入したりした訳だ。「庭付きの家

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ネズミの嫁入り 賢治の幻灯機とか

ネズミの嫁入り 賢治の幻灯機とか

ネズミの嫁入りの話って、日本の昔話だけど、アジアやラ・フェンテーヌの寓話詩にも入ってるらしい。

あらすじは、まあ子供の絵本とかで読んでるだろうから省略するけど、なんかウチの娘は器量良しだから世界で一番強いものしかムコにしねぇぜとかどんだけ上から目線なんだ。お前ら藤原一族かってな話だけど、まあそういうすぐにチャチャ入れたくなる人って昔からいたようで、中国あたりの話では、最後のオチで一番強いのはネズ

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「フリーレン世界」の設定とか

「フリーレン世界」の設定とか

以前の記事でフリーレンの魔族と人間との間は理解不能だとかいう設定について書いたけど、その話がSNSでちょっと話題になってたので。

最初の人の「そういう設定にするのが恐ろしい」っても個人の感想だから、はあそうですかそれはそれはで終わる話だから、それをあれこれ悩む必要はないと思うし、さらにそれを「じゃあどんな設定なら許されるの」とか反応する必要も原作者でもないしね、そんなあれこれ悩む必要もないとか私

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マクロスとか

マクロスとか

もうね、マクロスとか超時空要塞とか言っちゃって時空を超えたら要塞になっちゃうのか、要塞とか時空とあんま関係ないだろ、いいのかそれで、とかタイトルだけ見ただけで、これってどうよとかになる話だけど、内容だってタイトルに全然負けてないよっ‼︎なんかワケわかんないけどすごいよっ‼︎てな話をします。

わたしゃ還暦超えたジジイだから言っちゃうけど、あれ学生の頃に最初のをやってたんだよね。世間じゃヤマトとかガ

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バトル漫画としてのフリーレン、パート3 おまけとして

バトル漫画としてのフリーレン、パート3 おまけとして

最後に、これはもうバトルの話ではなくて、キャラというか設定の話になるんだけど、フリーレンが魔族との対話は不可能だ。殲滅するしかないって言う点について。「いいインディアンは死んだインディアンだけだ」って海外でもネタにされてたらしいけど、この話を(フィクションだからむやみやたらと現実の話の比喩とかに拡大解釈するのは慎重にやった方がいいのはもちろんなんだけどさ)アニメ化されて話題になった時点でハマスの襲

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「バトル漫画としてのフリーレン」パート2になるのかね、これ

「バトル漫画としてのフリーレン」パート2になるのかね、これ

タイトルでバトル漫画とか言いながら、バトルの話をしなかったパート1に続くパート2だ。今度はちゃんとバトルの話をしよう。

この漫画の魔法使いが使う技は、初見殺しがほとんどで、相手の技が出される前に自分の技で相手を倒すって感じ。どれだけ先に必殺技を繰り出すかが問題で、さらにいうと相手がこちらの存在を察知する前にこちらが必殺技を出して倒すってのがたぶんベストな戦い方ね。だから相手の存在を察知する、自分

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バトル漫画としての「葬送のフリーレン」(パート1というか、本題に入る前のネタフリ)

バトル漫画としての「葬送のフリーレン」(パート1というか、本題に入る前のネタフリ)

公式のサイトでも「後日譚ファンタジー」って書いてあったと思うし、フリーレンについて語る人の多くは、そっちの冒険譚が終わったところから始まる物語ってところが面白いとか斬新だとか書いたりしゃべってると思うので、ここはひとつあえて逆張りっぽく「バトル漫画」としてのこの作品とかいったことを、これからだらだら書きます。

まずはバトル(といっても魔法をつかった戦闘方法がメインだけど)の話をする前に、そもそも

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