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マクロスとか

もうね、マクロスとか超時空要塞とか言っちゃって時空を超えたら要塞になっちゃうのか、要塞とか時空とあんま関係ないだろ、いいのかそれで、とかタイトルだけ見ただけで、これってどうよとかになる話だけど、内容だってタイトルに全然負けてないよっ‼︎なんかワケわかんないけどすごいよっ‼︎てな話をします。

わたしゃ還暦超えたジジイだから言っちゃうけど、あれ学生の頃に最初のをやってたんだよね。世間じゃヤマトとかガソダムとかが流行ってアニメとかが流行った時期で、そんじゃガソダムの次行ってみようなんて感じでやってたんだと思うよ、そっちの業界とかよく知らんけど。

で、私はガソダムは観た。高校の頃に最初のがテレビ放映されてクラスの一部でウケてたみたいだけど、その頃は特に興味もなく流してたんだけど、大学入ってから再放送を見てしまった。夏休みとかバイトもせずにヒマだったからね。ミノフスキー粒子とか、後でトミーが好きそうだったからミノフスキーとか名付けたとかホントかどうか知らない話を聞いたけど、何でまああんな大型ロボット(作中ではモビルスーツね、この物語から始まった言葉だと思うけど)が宇宙でえっちらおっちらチャンバラやんなきゃいけないかとかの理由づけもやってて、それなりに楽しんでおりましたよ、周りからは小バカにされながらも。

マクロスの話だ。マクロスはなんかいま一部で流行ってる「三体」みたいなファーストコンタクトっていうか侵略モノなんだけど、侵略者の宇宙人が文化とかわかんなくて、地球人の少女が歌う唄を聞いて感動してこんなすばらしい「文化」を持ってる生物を滅ぼすなんてなんてかわいそうとか言って侵略やめて地球人と一緒に暮らしましょ、サイズも地球人にあわせてちっちゃくなっちゃうしなんて話よ。もうこれどうしたらいいんだよってな話で、それを聞いた時点でもう見れなくなったよ、マクロス。いまだに美樹本晴彦の絵見るとある種の拒絶反応出ちゃうんじゃないかってトラとウマがよってなレベルなんだわ、悪いけど。

美樹本さんは悪くない。なんかもうそういうオチにするならせめてティム・バートンの「Mars attacks」ぐらいの話にしてくれよーってな話だけどね。

で、そのトラとウマで全然見もしなかったマクロスなんだけど、こないだなんかの加減でwiki見ちゃったんです、超時空要塞の。そしたらそのトラとウマに行くまでの設定とかは意外と(失礼)ちゃんと進めてんのね。
まあ、最初っから落としまっせとかいう態度で話を始めたら、誰だってちょっとひいたりするし、そうゆうもんだよなとか構えてみちゃうかも知らんし、いや知らんけど。

で、その設定の芸の細かさとか、5分間の宇宙船からの軌道爆撃で地球上の全生命体の99%が消滅とかいろいろぶっ飛んでる。ぶっ飛んでると言えば、かの「板野サーカス」ってのもこの超時空要塞でお目見えしたらしい。見てないから知らんかったけど。

もうね、なんかその唄を歌って聞かせたら問題解決しましたってのもある種ぶっ飛んでるからなあ。いや待てよ、マーズアタックもオチがウイルスとかじゃなくて、なんかの唄をラジオかなんかで流したら火星人の脳みそが次々に爆発して地球は侵略を免れましたって話だったよな。あれって1996年か97年公開だから、バートン先生も超時空要塞とか見て「なんじゃこりゃ〜」脱力のあまりアレ作ったんかねぇ。まあ知らんけど。

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