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▲群馬・栃木への旅▲①旅の途中の乗換という道草

4月2日と3日の週末に、群馬県と栃木県を旅してきました。実のところは、群馬県を満喫しようと思い立って出かけた旅。行きたいと思った場所が、栃木県内だったので、気が付いたら両県を巡る旅になっていました(笑)。その旅の記録を書いてみたいと思います。旅のスタート地点は・・・、

旅のスタートは、宇都宮線の久喜駅(埼玉県)です。

JR宇都宮線の久喜駅です。あ、勿論地元である多摩ニュータウンからここまで来るのに、旅はすでに始まっているのですが、宇都宮線で久喜駅まで行くのは、まだ辛うじて仕事などで使ったことがあるので、久喜駅から先が旅の空間の実質的な始まりかな、と思いました(笑)。ここは、埼玉県です。。

乗換時間少々ですが、久喜駅前を少しだけ物色(笑)。
久喜市は、大正~昭和に活躍した作家、中島敦さんのゆかりの地だとか。
久喜市のマンホール。今の市章があしらわれています。
こちらは、旧・久喜市章のマンホールだとか。

乗換時間わずかですが、久喜駅前を散策。普段見慣れない光景を見学するのも、とても楽しい旅のひと時です。

久喜駅から東武スカイツリーラインに乗り換えて、群馬・栃木へ。

久喜駅を旅のスタートに選んだのは、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)が群馬・栃木をまっすぐ結ぶ路線だからです。最初の目的地に向かう最短ルートなのですが、特急に乗らずに各駅停車に乗ると、とてもローカルな路線です(笑)。

昔の客車列車時代から嵩上げされた?久喜駅のホーム

久喜駅のJR線のホームを眺めていますが、昔の客車時代のホームから嵩上げしたような跡が見られました。

乗換駅、館林駅は群馬県にあります。石積みのホームが印象的。

館林駅でさらに伊勢崎方面の電車に乗り換え。だんだんローカルムード満点の沿線になってきました。

こういう田園地帯の車窓、大好きです。
対向列車が到着。

東武線の各駅停車は、各駅ごとにだんだん味わい深い風景を運んでくれます。とうとうこんな青空が広がる素敵な光景になりました。

到着したのは、足利市駅。気が付くと埼玉→群馬→栃木を走っていました。

足利市駅に到着。ここから少し歩いて、JRに乗り換えです。こういう徒歩連絡が伴う乗り換えが、今回の旅の楽しみでもあります(笑)。

ちょうど浅草行きの特急が到着。
足利市の特産品などを展示してあるブース。
つかの間の観光。こういうの、大好きです(笑)。
足利市駅。高架化されていますが、何となくローカルムード漂う駅です。
駅前の観光案内。足利といえば、足利学校。
今度はまたゆっくり再訪したいところです。

足利といえば、室町幕府を築いた足利氏のおひざ元。足利学校があり、とても魅力的な街であることは知っているのですが、ここは乗換のために立ち寄っただけであり、早朝なので観光施設は開いていません。また改めてゆっくり訪れたい場所です。

足利市駅のすぐそばを流れるのが、渡良瀬川。

足利市駅と乗り換え先のJR足利駅との間には、渡良瀬川が横たわっているので、そこを橋で渡ります。

渡良瀬川を渡る、中橋。
昭和11年竣功の橋名板。
狭い道路の両脇に歩道を有する古い鋼橋。
昭和10年製造の銘板。右から書いてある字体に歴史を感じます。

渡良瀬川を渡る、中橋。かの森高千里さんの名曲、「渡良瀬橋」に歌われた橋のすぐ下流に架かる、戦前にできた名橋です。

利根川まで35kmとは、まだまだ長い旅です、
渡良瀬川。遠くに小さく見える橋が、森高千里の名曲にもなった、「渡良瀬橋」です。

森高千里さんの「渡良瀬橋」。実はリアルタイムではあまり知りませんでしたが、ご当地ソングとしてはとても素敵な歌だと思います。電車に揺られてこの川のある風景を眺めながらこの歌を聴くのは最高だと思いました。

中橋の親柱と橋名板。格式高い感じがします。
橋を渡ると、すぐにJR両毛線に差し掛かります。
宝来社街道と言う名前の踏切。歴史を感じます。
足利市のマンホール。「足」のマークが何だかかわいらしい(笑)。
こちらの踏切は「裏町一号踏切」。なかなか味わい深いお名前。

宝来社街道踏切に、裏町一号踏切。なかなか時代を感じるような名前の踏切がいくつか見られました。

昭和レトロ感が漂う街中を歩きます。
但し、本人は両毛線の乗換時間が気になるだけです(笑)。
駅前に展示された、EF60型機関車。これだけで楽しめますが(笑)、
乗換駅だけあった、ちょっぴり我慢。。

わずか20分強の乗換でしたが、何だかいろんな体験ができた面白い街でした。今度は足利学校を見に、もう一度再訪したいと思います。

JR足利駅。なかなか素敵な駅でした。
足利の水インフラと、昔の大名とを示す看板。
足利駅の駅名板。
両毛線の旅を楽しみます!

両毛線に乗って、向かう先は・・・、

再び群馬県に入った、桐生駅。

桐生駅に着きました。ここから、第1目的地である、わたらせ渓谷鉄道に乗ります。

桐生市は、生糸産業から派生した工業が栄えた町。
桐生駅前。ローカルムード漂う高架駅。
桐生市のマンホール。絹織物と歯車がモチーフのデザインです。
真ん中にあるのが、桐生市の市章

桐生市は、絹織物と関連産業としての機械産業で栄えた昔ながらの工業都市のようです。

【終わりに】
今回の旅の目的の一つである、わたらせ渓谷鐡道に行くまでに、久喜市、足利市を通って旅しました。どちらの街も楽しくなるくらいに美しい街でした。次回以降で、旅の本題である、わたらせ渓谷鉄道や、碓氷峠などの名所も出てきますので、どうぞお楽しみに(笑)。
(こちらに続く)


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