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【旅の記憶】2019年11月 九州の思い出(第2日:熊本・三角・天草を行く)

2年前の九州旅行の記録を綴っています。第2日は、熊本市内から三角・天草を目指して進みます。

(前日の旅行の模様はこちら)

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朝の熊本市内。路面電車の走る熊本市中心部のオフィス街です。後ろに熊本城の天守閣と、復旧工事のクレーンが見えます。

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石垣が崩れている箇所が多数残っています。完全な復旧はまだまだ先である感じがしました。

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ハンドボールの世界大会が地元で開催されるのを宣伝する大型くまモンです。

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激しく崩壊した状態のままの元太鼓櫓の石垣。

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天守閣の工事現場が見られる場所に行きました。石垣の上の建物を仮受けして、石垣を積みなおして再建する工事が進んでいました。

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熊本城のすぐ隣にある、加藤神社。清正公ゆかりの神社です。加藤さんにとっての聖地なので、ワクワクしながら訪れました(笑)。

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熊本駅の端部にあるホームから、三角線の列車に乗ります。

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昔ながらのボックスシートに、海が見える車窓が印象的でした。雨が降ってきました。車窓の海の奥に、島原半島が見えているはずですが、雨のせいかかすんでいました。

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三角駅に到着。観光特急が走る駅だけあって、きれいにリニューアルされていました。

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三角駅舎。素敵なレトロ調の駅舎です。

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路線バスで、世界遺産である、三角西港へ。明治時代には九州中部の海の玄関口として栄えた近代港湾の先駆け的な存在です。

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港の周りの水路なども、石造りの風格がある施設となっています。昔ながらの石工の技術で作られた港湾施設の一部です。

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これは、旧三角簡易裁判所。当時はここが玄関口のような港であったため、裁判所もできるほど栄えたということです。今は裁判所の資料館になっています。

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裁判官の席から検察・弁護側を見下ろします。なかなかこういう場所を知らないので、勉強になりました(笑)。

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高田回漕店。いわゆる海運会社の建物です。

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港湾の一部は、今も現役で使われています。世界遺産に停泊する船たちです。

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三角西港からバスで天草へ。天草五橋を渡ります。雨で視界が悪いのがちょっと残念。

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本渡の町で、祗園橋という石橋を見に行きました。江戸時代に作られた、多脚式の石橋です。歩いて渡れたのですが、安全確保のために通行止めになっていました。

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本渡瀬戸可動橋。船の航行のために真ん中が昇降する可動橋ですが、この時は補修のため通行止めになっていました。

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車を走らせて、天草の南のほうへ移動。大江天主堂に来ました。昭和初期に建てられた立派な教会です。

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次に、世界遺産・崎津の集落へ。隠れキリシタンが信仰心を隠して代々受け継いでいった町。静かな入江で漁業と密接に関わる町でもあります。

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鳥居の右側に昔の教会があったとか。大きな教会は、昭和になってからできたものだといいます。

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崎津教会。いまは立派な教会が建ちました。

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お宿は下田温泉。海の幸を美味しくいただきました。

【終わりに】
旅の2日目は、熊本城の被災状況と復興に向けた工事の状況を眺めたのと、三角西港・崎津集落という、2つの世界遺産(産業遺産と潜伏キリシタンという、異なるカテゴリー)をめぐる旅程になりました。それ以外にも、石でできた祗園橋など、素晴らしい構造物などを見ることができ、収穫も多かったです。温泉と海の幸も最高でした。

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