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❦オペラ座のクリスマス 〜クリスティーヌの髪飾り〜 Le Bijou de Christine aimé du Fantôme

♢♢テーマイメージ♢♢
祝祭のためのオペラ上演を控室で待つ私は
支度の最後に着ける髪飾りを手に取り
眺めながらふと1人の哀れな天使を思い出す。

揺れる飾りはまるで私の心のよう。
あちらこちらを切り取って
バラバラに写しながら光り輝く。

去来する数多の想いにそっと目を伏せ、
神の愛の意味も込められるこの色に
彼の穏やかな安らぎを願い祈りを捧げる。

……あぁ、もう時間なのね。
ええ、今行くわ。

万感の想いを胸に秘め、いざ舞台へ──。

19世紀・パリ・オペラ座のクリスマスガラコンサートをイメージした、華やかなデザインのヘアカフです。ヴィクトリアンジュエリーのようなフリンジ風の飾りが豪奢な印象です。
当時は染料の安全性が問題となり、衣装にグリーンを使えなかったためアクセサリーに良く使われていたそうですよ。

鮮やかなクリスマスカラーが印象的ですが、クリスマスカラーにはそれぞれ意味合いがあるのだとか。いずれも素敵な由来です。

クリスマスカラーの象徴
赤…神の寛大さと愛、キリストの血、太陽の炎
緑…永遠の命、永遠の愛、生命力、力強さ
白…純粋な心、潔白、純潔
金…光、ベツレヘムの星、高貴、希望、大切さ

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