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🎵雨の日に聴きたい歌⑪-1 気分が上がるオシャレな雨の日ソング💚(6曲)


「雨の日に聴きたい歌」シリーズ。
最終テーマは、メロディやリズムを楽しめる曲、全体的にノリが良く、聴いているといつの間にか明るい気分になれる曲、そんなテーマのもと、洋楽も含めて厳選してみました(3回にわたってお届けします)。

ゲリラ豪雨や夕立も増えるこれからのシーズン、気分が晴れるようなお気に入りの「雨の日ソング」を見つけていただければ幸いです。

それでは、さっそくご紹介して参りましょう🎵


✅前回記事⑩はこちらから👇



①雨に濡れて二人
歌:市川由紀乃&横山剣(クレイジーケンバンド)
作詞:たかたかし
作曲:幸耕平
編曲:若草恵

2018年6月リリース。

悲しい恋の終わりを描いた「雨の日ソング」は無数にあるが、デュエット形式の歌となると、よりカジュアルで、洗練された「大人の恋の終わり」が映像になって見えてくる(ような錯覚をおぼえる)。

市川由紀乃さんの高らかな美声と、横山剣さんの渋い低音のハーモニーも、じつにおしゃれ。

とくに、市川由紀乃さんの声はネオンに煌めく雨粒のように、キラキラとした輝きをまとっている。
それでいて、聴き手の耳にも心にも、しっとりと優しい恋のムードを染み渡らせてくれる。

「オシャレな雨の日ソング」として猛プッシュしたい。




②ある雨の日の情景
作詞:伊庭啓子(補作詞:吉田拓郎)
作曲:吉田拓郎

1990年2月リリース。

この曲をはじめて聴いた時は、良い意味で衝撃を受けた。

いわゆる「追っかけコーラス」と呼ばれる、ボーカルの言葉を繰り返すタイプのコーラスが採用されているが、ところどころ、コーラスがボーカルに先行して歌詞を繰り出している。

イントロ含めてわずか2分足らずの短い歌唱作品なのに、このコーラスが採用されていることで、聴けば聴くほど新たな味が感じられる、そんな魅力ある作品に仕上がっている。

ノリのいいリズム・テンポなので、雨の日の憂鬱を解消したい時はとくにお薦め。




③今日は雨降り
歌:谷山浩子
作詞・作曲:谷山浩子
編曲:ジャン・ムージィ

1980年、シングル「夕暮れの街角で」のB面に収録。

谷山浩子さんは高校2年生の時にこんな素敵な歌を制作なさったというのだから、その才能の豊かさに改めて驚かされる。

冒頭の詞から「今日は雨降り 静かな朝に」とある通り、まさに静かな雨降りの日には、こんな静かな歌がフィットする。

谷山浩子さんの可愛らしいソプラノボイスも、私はいつも、窓ガラスを弾いて落ちていく、キラキラとした雨粒を想起する。




④どうぞこのまま
歌:丸山圭子
作詞・作曲:丸山圭子

1976年7月リリース。
ボサノヴァ調の楽曲アレンジが、都会的で洗練された印象を与える、丸山圭子さんの大ヒットシングル。

「どうぞこのまま」という歌詞を聴いていると、日々思うようにならないことや自分の中のコンプレックスに対し、「抗うのはやめよう」という気持ちになり、余計なもの(ストレス)を手放そうという気持ちになれる。

リラックスしたい雨の日、気づくとこの歌を口ずさんでいる自分がいる。




⑤哀愁のレイン・レイン
歌:チェリッシュ
作詞:林春生
作曲:馬飼野俊一

1975年リリース。

松崎悦子さんのかわいらしいクリスタルボイスも、やはり癒しの源。

雨の日の憂鬱さを一掃し、そっと元気回復させてくれる、そんな一曲。

聴くと興奮・覚醒し、一気にドーパミンが放出されそうな歌も世に溢れているが、ドーパミンによる多幸感に依存することは危険(今回は音楽系記事なのでこの問題には踏み込まないが……)。

だからこそ、疲れた心にそっと寄り添い、そこはかとなく前向きな気持ちになれる、そんな一曲との出逢いを大切にしたいものだ。




⑥Runaway
歌:デル・シャノン
作詞・作曲:デル・シャノン

1961年2月発売のシングル。
「悲しき街角」という邦題で日本でも大ヒット。

さまざまな歌手が日本語詞でカバーしているが、私がこの歌を知ったのはBEGINのアルバムだった(『ROOTS』にカバー曲として収録、彼らは英語詞で歌っている)。

マイナー(短調)の歌の始まりはせつなさ・もの悲しさを訴えてくるが、サビから一転、メジャー(長調)に切り替わり、明るいムードで締め括られる。

間奏部分のクラヴィオリン演奏も、ヒットから60年余り経過した今聴いても、とても新鮮。
なおかつ洗練さていて、とにかくカッコ良い。

まさしく、不朽の名作だ。







🐥本日の記事は以上です🍀
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