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公務はボランティアがいい?

 保護司をしている方が職務中に殺されたらしいことがニュースになり、その中で保護士が特別職の国家公務員で無償であることが話題となった。

 実はこの特別職や非常勤の公務で無償のものは結構ある。民生委員、児童委員等、防災・教育・環境・防犯等あらゆる分野にわたる。有償のものでも消防団等危険度に比べて低廉なものもある。災害時等も自主的なボランティアにかなり依存している。

 一方で少子化が進みボランティアの担い手は減っているし、コスパを重視する方々はボランティアなんて見向きもしない。

 公務の一部を無償奉仕に頼るのは、予算の無さが1番の理由という。ただでさえ税金泥棒と言われてしまう公務員。予算を増やそうにも増やせないし、無償・ボランティアに頼ることである程度批判の矛先を緩めているのではと邪推してしまう。

 とは言え、そろそろ見直す頃にきているかもしれない。だがもし無償をやめるとするとその分税金の負担が増える。それを理由とする増税には大きな抵抗がありそう。増税が嫌なら自分達でやらないとならない。やっぱりボランティアに頼るしかないのか?



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