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タイパの悪い野菜は減っていくのか?

 日経記事から。ここ10年で生鮮野菜の購入額は7%減、栽培面積は11%減。品目毎に見るとサトイモ、ダイコン、ゴボウ、カボチャ等が購入額・栽培面積ともに減少している。

 サトイモは食べる前に皮をむき茹でる、ダイコンも皮むき煮ると調理の手間が必要なためタイパを求める向きには敬遠されつつあるという。

 生産面でもサトイモは葉が大きく大型機械が入りにくく手作業が要る。ダイコンは収穫の際、重さがネックになる上、洗って土を落とし葉も落とす手間もある。ということで高齢化・労働者不足の農家に敬遠されつつあるという。

 その他いくつかの野菜も調理・生産両面の事情が合致して少しずつ市場から減りつつある。このままいくとサトイモやダイコンは更に売上が減って値段が上がり、また更に減るという方向になるかもしれない。

 将来これらの野菜は調理方法が変わっていくのか?それとも生産改革が進むのか?未来の食卓はその行方次第かな。




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