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EV車はエコじゃない?

 実はEV車は環境に負荷を与えている。先週の日経一面に載ったこの記事に驚きを覚えた方もいると思う。ただ日曜日の一面なので日経ユーザーでも見落とした方もおられるかもしれないので備忘のため記載。

 世界におけるEV車の販売比率は順調に伸び23年に15%。35年には50%を超えると言われている。距離性能も伸びてはいるが、性能はバッテリーの重さと比例する傾向がある。この重さのためタイヤに負荷がかかり、摩耗が増え従来に比べタイヤ摩耗による微小粒子が3割増えているという。

 今までEVと言えば、電池技術やレアメタルの確保が話題となっていたが、既に欧州等ではタイヤ摩耗粉塵が環境問題化しているらしい。そうしてみると、EV車はエコカーとしてはまだ発展途上なのかもしれない。

 メーカー側では、電池技術・ブレーキ技術・タイヤ性能等研究が進んでいるであろうが、我々ユーザーもこの事実を知っておく意味があるかもしれない。

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