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冬至のかぼちゃは邪気祓い

 冬至にかぼちゃは何故?

 定説では冬至が二十四節気の一番最後で死に一番近い節気であり、実際にここから先はもっと寒くなるので、その寒さを乗り越え、春まで生き延びるため、邪気を祓う意味で食べたらしい。しかしカボチャを食べる習慣自体は早くても江戸時代後期に始まったとのこと。古くからある習慣ではなさそう。

 また、冬至には邪気を祓うため、「運」=「ん」がつく食べ物を食べた方がいいという説もあり、カボチャは南瓜と書いてナンキンと読むのでそれに当てはまるとのこと。

 ちなみに「ん」がついて「運」がつくという食べ物は地方によって少しずつ違うが、にんじん、れんこん、きんかん、かんてん等があげられている。これらの言い伝えをきっちり調べたわけでもないが、恐らく江戸期ぐらいから始まった習慣らしい。

 冬至の柚子湯も厄払いのための禊としての意味が強い。

 さて冬至の日は、厄祓いしてかぼちゃで来年の運を呼び込むとするかな。

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