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友人の国際遠距離カップル。

J の親友2人はそれぞれ国際遠距離恋愛をしていた。

その内、親友Aカップルは2019年にめでたく結婚。

もう一人の親友Bは私とJ が付き合い出して間もなく出会い、
国際遠距離恋愛を始めた。

私とJ は当時カナダ(日本)とベルギーの遠距離。
親友Bと彼女さんはスイスとコロンビアの遠距離。

まぁ遠距離と言っても、
お互いマイルが貯まるに、貯まる、超遠距離恋愛。

そんなことで、J の周りは親友以外にも国際カップル、遠距離恋愛がゴロゴロ。
それもあって遠距離に対して抵抗が少なかったのかも。

コロナで移動が大変になった中、親友Bカップルも私たちのように、
婚姻関係のない長期カップルの入国許可を政府からもらい、パートナーに会ったりしていた。

この夏、私がヨーロッパで過ごしていたとき、
親友Bと2回会った。
1回目は私たちのイタリア旅行の時にローマで合流、4日くらい一緒に観光した。
話や写真ではよく知っていたけど、私はその時が初めまして。
優しくて、いい感じの人だった。
2回目はパリで落ち合い、2日間くらい3人でパリをぶらぶら。
その時、親友Bから彼女の話や写真を見せてもらったりして、同じ国際遠距離カップルとして嬉しかった。

昨日J から聞いた。

「ミミはショックだと思うけど、親友Bと彼女が別れた。」

親友Bから連絡があったらしい。

詳細はわからないが、
「僕たちの関係性について、彼女が積極的にエネルギーを注いでいないため」
親友Bの方から終わらせたらしい。

何があったのかわからないけど、悲しかった。
パリで親友Bと会った時、
「来週はコロンビアに飛んで、彼女に会いに行く」
と、嬉しそうにしていたから、尚更ショックだった。

Jもそうだけど、親友Bはある有給のほぼ全てを彼女に会うために使っていたし、
国際遠距離恋愛にかかる費用も半端ない。
飛行機代だけでもそうだけど、パンデミックの影響で、
指定のコロナ保険に入る必要があったり、検査や隔離ホテルなどの費用も馬鹿にならない。

確かに、ローマやパリで親友Bと彼女の話を聞いていた時、
二人のタイムラインがなかったことがJも私も気になってはいた。

コロナで延期されているが…
Jと私は、私が卒業したら、日本で一緒に暮らし始めるというタイムラインを予め付き合う時に話し合い付き合った。そして、年間通して会えるタイミングなども調整して、定期的に会えるようにしていた。
当時私は学生で、長期の休みがあるということもラッキーだったけど、
私はカナダに行くと決めた当初は、そのまま永住するつもりの覚悟で行ったので、
Jとの未来のために日本に帰る決断をするのは正直とても悩んだし、大変だった。

親友Bカップルの場合。
親友Bは自国でキャリアが確立していて、コロンビアで簡単に転職できるような職業ではない。出来ないことはないかもしれないが、国によって規定が違う専門職のため、語学はもちろん、学校から入りなおす必要があり、あまり現実的ではない。そのため、彼女の方がスイスに来るかたちがベストだが、彼女も自身のキャリアを築きたいという大事な時期。そして彼女は最近、転職。ステップアップするかたちのいいポジションについたらしく、ますます国を離れづらい状況になったのかなと想像する。

理由なんて当人同士しかわからない。

普通のカップルだって、色々あるけど、
国際遠距離カップルはどのように距離を縮めるか、関係性を発展させていくかを決めることが大切。
選択は4つ:
①相手の国に行く。
②相手の国に行く。
③第三国に一緒に行く。
④遠距離恋愛から、遠距離結婚(別居婚)をする。
⑤別れ、それぞれの道を行く。

Jがまだ日本に来れないのは寂しいけど、
年末年始は親友Bとスイスで過ごし、一緒にスキーをするらしい!
失恋中の親友BにJが寄り添ってあげることが出来て私は嬉しい。
もしJ が日本に来ていたら、コロナ渦では出来ないことだったから。
本当は家で年末年始をゆっくり過ごしたかったらしいけど、
J の優しさに私は惚れなおした。




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