chano(矢野加奈子)

地域や食にまつわる授業やその他地域でのワークショップなど地域のあれこれをだんどりするの…

chano(矢野加奈子)

地域や食にまつわる授業やその他地域でのワークショップなど地域のあれこれをだんどりするのが得意なファシリテーターです。食や農・地域・暮らしについて、私が日々思う様々なことを適当に書きます。合同会社流域共創研究所だんどり(http://dan-dori.jp)のスタッフです。

最近の記事

地域づくりで大切にしていることの話

先日、フードスコーレの「地域の見方クラス」を受講してくれた方から地元でも講演してほしいということでワークショップを行わせていただいた。 https://foodskole.com/ 以前から親交のあった方だが、地域づくりへの姿勢についてお互いに飲んでいる席で話すばかりだったので、これはいい機会だと思いフードスコーレで話したことの概略版でよければと受けさせていただくことになった。 私が多くの地域に携わり、地域づくりをするときに大切にしていることがいくつかあるのだが、その最

    • 今週のまんまみーあ(7/13-19)

      私の記憶のために、今週から家ご飯をできるだけ記録しておこうと思う。 料理当番を決め、私が作ることもあるが、ほとんどは料理がうまい母の味だ。 つまり「まんま(母の、ご飯)みーあ(わたしの)」=「私の母のご飯」だ。Oh my God!なご飯の数々。世界一最高で、ここでしか食べられない最高の料理人の料理をご覧ください。 日々の暮らしのなにげないごはんだけど、いつか大切な記録になるでしょう。 7月13日(月)晩ご飯 マグロとサーモンの漬け丼、イワシの酢漬け、玉ねぎの味噌汁 母

      • 008街の匂いを嗅ぐという話

        匂いは深く人の記憶と結びつき、心を揺り動かす効果があるらしい。 先日、緊急事態宣言もあけ、久々に仕事で街に出た。私も含め、人々は皆マスクをつけ、言葉少なに歩いている。 マスクの種類も様々で、市販のもの、手作りのもの、生地の違うもの、色の違うもの様々だ。ただ一つ同じことは、みんな少し息苦しそうに、窮屈そうにしているということだ。 野外で、他の人と離れている場合はマスクを外しても問題ないそうなのだが、やはりみんな不安で、お守りのようにつけている。私もそうだ。 だけどたまに息

        • シエスタ007

          ある報告書の扉で書いたのですが、ボツになり別のイラストになったので供養の意味を込めて。地域から様々な想いや夢、魅力がほわほわと空に浮かんで飛んでいくイメージです。

        地域づくりで大切にしていることの話

          シエスタ006

          最近仕事中はドアにこの犬の看板を貼り、仕事中と書いておきます。 遊んでる時は猫 他意はありません。

          007料理下手な人は「きつね色」がわからない話

          突然だが、私は料理ができない。いや、全然できないわけではない、ある程度はできるけど、時々失敗するくらいにはできない。今日はなぜできないか、それをご説明します。 昔、職場でおでんを作ろうとしたことがある。みんなで食べるために具材を買い、大きめの鍋におでんだしの素と水を計って入れ、具材を入れた。あとは煮込むだけ、おでんって世界一簡単じゃん、と思い、仕事に戻った。 しばらくして、いい匂いもしてるし、もう出来上がったかな? と思って鍋の方を見ると、おでんが溢れていた。具材が鍋から飛

          007料理下手な人は「きつね色」がわからない話

          006 やまに籠るという話

          皆さんは蚕という昆虫をご存知だろうか。 蚕は完全な家畜昆虫と言われており、人が絹をとるために改良した昆虫だ。 地域を舞台に仕事をしていると、養蚕の話がよく出てくるので知識としては知っていたのだが、実際どのような作業や昆虫なのか知りたくて、友人のお手伝いに行っている養蚕農家さんにお願いし、初めてお邪魔したのは2013年の5月だったと思う。 愛知県新城市の里山の中に、その養蚕場はある。そこには、養蚕農家のじっちゃんとばっちゃんがいて、とても穏やかな時間が流れている。養蚕場に入る

          006 やまに籠るという話

          005 一日に10個感動しなさいという話

          私は大学で「造園学」という学問を勉強していた。造園学の幅は広く、庭園から都市公園、国立公園、地域計画、とあらゆる暮らしの景観を作ることを学ぶことができた。見た目だけではなく、そこに暮らす人、そこから生まれる文化、産業、自然、あらゆるレイヤーを見ることを叩き込まれた。 そんな授業の中で、心に残っている授業の一つに「発想学」というのがある。大学院の時に特別に1日だけ開催された授業で、どこで受けたかも、どんな先生かも忘れてしまった。なんとなくおじいちゃんで、すごい先生ですと紹介さ

          005 一日に10個感動しなさいという話

          シエスタ005

          最近猫のクッキーを作ることにハマっています。クッキー型があるってことをすっかり忘れてて、全部手で作ってました。

          004我が家の食料庫を確認せよという話

          先日職場のサイトに掲載するために、自宅の食料庫をチェックしてエクセルにする記事を書いた。食や農に意識高い雰囲気を醸し出していた私だが、実は料理もできないし、自炊じゃないし、食料庫もいままでろくに見たことはなかった。 日本国民がおうちにいなくちゃいけないタイミングで、万が一にも3ヶ月くらいずっと家にいなさいと言われたら大丈夫かなと急に不安になって、魔窟だと思っていた食料庫を整理することにした。 我が家は現在両親と3人で住んでいる。全員育ちざかりの中学生でもないし、大草原の小

          004我が家の食料庫を確認せよという話

          シエスタ004

          本日のシエスタ 最近よく見かけるこのオレンジ色のポピーはナガミノヒナゲシという外来種です。生態系に大きな影響を与え悪者にされがちな彼らですが、セイタカアワダチソウもナガミノヒナゲシもとても綺麗です。ただ生きているだけ。

          シエスタ004

          003皮や殻が美味しいという話

          皮や殻は捨てていいものだと思っていたし、捨てるべきものだとさえ思っていた。「美味しいところだけ食べて後は捨てればいいじゃない」と、どこかの国の貴族みたいなことを思っていた。でも違う、本当は皮とか殻が美味しいという事実を大人になってから知った。 地元に私の行きつけの天ぷら屋さん「天ぷら天悟(てんさと)」がある。大将とおかみさんは、あの超有名店、銀座天一で長年修行した、まさにプロフェッショナルで、この店では最高の天ぷらをリーズナブルに楽しむことができる。 大将は、腕はもちろん

          003皮や殻が美味しいという話

          シエスタ003

          本日のシエスタ 昨日見た海です。薄い雲が空に広がって重なってるのが好き。 たまにこういう風景に出会うと天使の梯子とかいったりしますよね。 きれいでした。海と空がつながる瞬間。

          002大事に取っておくと結局失うという話

          私には、フードロスを生み出してしまう、ひとつの悪い癖がある。 それは「大事にとっておき過ぎて、結局腐らせる癖」だ。おいしいものや、いいものを手に入れると、なんだかもったいない気がして、どうしてもとっておいてしまう。カニの缶詰なんか、これいつになったら食べるの? というくらい我が家の冷蔵庫に、いつまでもキラキラと金色の缶が鎮座している。 おいしいうちに食べた方がいいに決まっているのに、どうしても無くなることに抵抗がある。実はこれは食べ物だけではない。大好きなアニメ作品や漫画

          002大事に取っておくと結局失うという話

          シエスタ002

          本日のシエスタ 千葉県民なので毎日菜の花体操をすることにしました。結構忘れてるな・・・。練習せねば。 みなさんも挑戦してみてください。意外と難しいから。

          シエスタ001

          通常の記事ではなく、記事のために練習したイラストを、シエスタ(お昼寝)ということで、投稿したいと思います。ここで見たものは全て夢だと思ってください。 本日のシエスタイラスト ネコ:神社で寝ていたネコです。甘い声で近づいてきたのに、餌がないとわかるとめちゃくちゃ不機嫌な顔で去って行きました。そんなところも好きです。

          シエスタ001